【2022年最新】YouTubeとYouTube shorts の収益化の条件を徹底解説

YouTubeを運用する目的は様々で、単純に趣味で投稿した人もいれば、企業や団体のPR活動をしたい人、サービスや商品を紹介したい人もいると思います。

その中でも多くの人が収益化をしてYouTubeから収益を得たいと考えているのではないでしょうか?

しかしYouTubeから収益を得るのには収益化の条件を達成する必要があります。

今回は収益化の条件と、YouTubeから直接収益を得る方法をお伝えします。

収益化の条件

登録者1000人

まず収益化の条件として最も最初の壁になるのはチャンネル登録者数1000人を達成する事となります。

1000人と聞くと普段YouTubeを視聴している側としては大した事がない数字に見えますが、実はチャンネル登録者1000人を達成しているのはYouTube全体で約15%程度と言われており、達成までに1年以上掛かる人も少なくありません。

もちろんチャンネル開設から数日で1000人に到達した人もいますし、投稿を開始して数本で1000人の条件に到達した人もいますが、かなり稀なケースで、もともと別のSNSで知名度があったり、有名チャンネルの切り抜きのようなかたちでスタートダッシュを切る人が多いようです。

他にも1年以上チャンネル登録者が100人程度のチャンネルが、ある事をきっかけに1週間で1000人をはるかに越える登録者数に達する事もあります。

チャンネル登録者を伸ばす方法はいろいろなテクニックがありますが、まず新米YouTuberの人は登録者1000人の条件を目標に試行錯誤して行きましょう。

少しでも早く収益化をしたいとは思いますが、1つ誰にでも当てはまるアドバイスを送るのなら、自分のペースで登録者1000人という目標を目指す過程を楽しむ事が、なにより大切な事だと私は考えています。

総再生時間4000時間(直近12か月)

2つ目の条件は動画の総再生時間が直近の12か月で4000時間以上必要という事です。

総再生時間とは再生数とは違い、視聴者がその動画にどれくらい滞在してくれたのかという数字の合計で、1分で離れた場合は1分、30分間視聴してくれた場合は30分追加されていく数字です。

この条件については普通にYouTubeの運営を行って、チャンネル登録者1000人以上の条件を達成している場合、既に満たしている事の方が多い印象です。

むしろ早々に総再生時間を4000時間以上の条件をクリアしているが、チャンネル登録者数1000人の条件で足踏みしている人の方が多いと思います。

仮に登録者数と総再生数の条件を同時に達成したとして、1本につき5分間滞在されたとすると再生回数が8000回という事になるので、8人に1人登録している計算になります。

これはチャンネル登録者が増えるペースとしてはかなり早い計算になります。

総再生時間が足りない人の特徴としては、そもそも投稿しているコンテンツの時間が短いか、視聴維持率が低いかの2つのパターンがあります。

実際のケースだと有名なYouTuberのチャンネルに出ていた人がチャンネルを開設したため、初期から登録者数が一気に増えたが、視聴維持率が低く達成出来ていないなどの特殊なケースがあるので、普通にチャンネル運営をしている人は気にする必要はない項目だと思います。

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YouTubeのコミュニティガイドライン、著作権ルール、収益化ポリシーを遵守している。

YouTubeには様々な規約があります。

ガイドラインについてはYouTubeのヘルプに細かく記載されているのでチェックしておきましょう。

チャンネルの審査時にチェックされる主な内容は以下のようなものがあります。

・主なテーマ

・再生回数の多い動画

・最新の動画

・総再生時間の多くを占める部分

・動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明など)

これらは審査の例ですが、他の部分も参照される事があるようなので注意が必要でしょう。

13歳~18歳の場合は親または保護者が利用規約に同意する事

年齢が13歳〜18歳の場合は保護者が利用規約に同意し、AdSenseアカウントを設定する必要があります。

クリエイターの所在地

クリエイターが対象国に居住している必要があります。

日本在住の場合は特に問題はなく条件を満たしているので、気にする必要はありません。

YouTubeから収益を得る方法

1.広告収入

広告収入と言えば、何の事かほとんどの人がすぐに分かると思いますが、YouTubeでは動画を見る前や見ている途中に広告が表示されます。

これらの広告費の一部がクリエイターに還元される仕組みです。

広告の収益については1広告あたり0.1円~0.8円と言われています。

また広告はある程度どの時間に流すかを設定する事ができ、自身の動画を再生する中でどのくらい広告が表示されたかによって収益が変わってきます。

逆に言えばどれだけ再生数を稼いだとしても、広告が1度も表示されなければ広告収益は0円という事になります。

広告収益に関していえば、時期によって広告が表示される数が変わってきたり、ジャンルなどによって単価が変わってくるので、再生回数以外にも様々な要因で収益が変化します。

注意点として通常動画の場合、自身の動画の中で表示された広告分が収益になります。

2.SuperThanks

視聴者からクリエイターに投げ銭を投げる事が出来るシステムです。

強いファンなどを獲得していく事でクリエイターを直接的に支援してもらえ、割合は収益の70%から税金やApp Storeの手数料を差し引いた額が反映されます。

YouTubeショートの収益化について

新しいYouTubeショート収益化の条件

これまでの収益化の条件は前述しましたが、これからはYouTubeショートのみで通常の動画の投稿が一切なくても収益化が出来るようになります、条件としてはかなり厳しい条件になっていますが、ショートのみを投稿する予定がない人にもチャンスが広がる事になりますのでYouTubeショートのみで投稿する人は以下の条件を参考に目標を設定してみては如何でしょうか?

1.登録者1000人

通常の条件と同じく、チャンネル登録者が1000人以上が条件になります。

2.ショート動画の視聴回数1000万回(直近90日間)

条件が通常の動画で達成する条件と違うのは、ショートの視聴回数が直近90日間で1000万回再生される条件があります。

こちらは毎日1本投稿した場合1本あたり11万1111回再生される必要があり、条件としてはかなりハードルが高く設定されています、YouTubeで収益化を目標とするだけの場合は素直に通常の動画4000時間再生を目標にする方がいいと思われますが、YouTubeはショートに力を入れており、今後ハードルが下げられる可能性もあるので、ショートのみを投稿しようと考えている人は注目しておく必要があります。

3.既に通常動画の条件で収益化を達成している。

前述している通常の動画による収益化の条件を満たしており、収益化を達成している人も条件に含まれます、分かりやすく言うと通常動画で4000時間再生されているか、ショートで直近90日間で1000万回再生されているか条件が2つあるという事です。

YouTubeショートの収益を得る方法

これまでYouTubeショートは収益を得る事が出来ませんでしたが2022年4月よりYouTubeショートファンドから収益を得る事が出来るようになりました。

収益としては少ないものでしたが、新たに動きがありYouTubeショートでも広告収益やsuperThanksが得られるようになるようです。

1.広告収益

YouTubeショートの場合の広告収益は少し違うので計算方法などをお伝えします。

まず、広告の収益の分配の比率についてですが広告収益の45%がクリエイターの収益となると言われています。

そのため通常の動画より、広告に対する割合はやや低くなる事になります。

そして一番大きな違いは、自身の動画内で表示された広告の収益ではなく、日本国内で再生された回数や再生時間で収益が決定します。

極端な言い方をすれば自身の動画内で広告が1回も表示されなかったとしても、たくさん再生されていれば多くの収益を得られるという事なのです。

ただしYouTubeショートファンドの収益もかなり少ない金額だったので、今の段階でどのくらいの収益が得られるかは分かりませんが、ショートだけで多くの収益を得るのは難しいのではないかと思います。

2.SuperThanks

視聴者が直接クリエイターを支援する事ができます。

ショートの場合の割合は公表されていませんが、70%程度が収益になるのではないかと言われています。

まとめ

今回はYouTubeの収益化の条件と主な収益についてお伝えしました、ここに記載した内容以外にも、自社製品を販売したりなどYouTube以外からの収益をアップする手段としても優秀なコンテンツであり、YouTubeショートの登場や収益化など、今後に向けてますます市場が拡大していく事が考えられます。

無料で発信できるコンテンツとして使い方次第で破格の性能を発揮する武器として、是非とも使いこなしていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。