みなさんは、SNSマーケティングとは何か、ご存知ですか?
現代のビジネスにおいて、SNSマーケティングは欠かせない要素となっています。
SNSは、企業が顧客と直接コミュニケーションをとり、その拡散力をもってブランドの認知度を高めて売上を向上させるための強力なツールです。
今回のコラムでは、企業から注目されているSNSマーケティングの基礎知識から、具体的な戦略、そして気になるリスクも解説します。
ぜひ最後までご覧になってください。
目次
SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングとは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を活用して、ブランドのプロモーションや顧客とのコミュニケーションを図るマーケティング活動です。
既存の顧客との繋がりをより強いものにする他、新規顧客からの認知度アップやファン化に繋がる活動として、企業からも注目を集めています。
そして、SNSマーケティングが注目されるのには理由があります。
1.SNSの利用者数と利用率の上昇
日本国内のSNS利用者数は2022年の1億200万人から、2027年には1億1300万人に増加すると予測されています。
また、若い世代を中心に利用されていると思われてきたSNS全体の利用率も、10〜20代では約90%、30〜40代は80%半ば、50〜60代も約70%へと上がっていて、幅広い世代に定着していることがわかります。
2.SNSで情報収集
近年、情報収集をSNSでおこなうユーザーが増えています。
ファッションやお出掛け・グルメ・お得な情報など、幅広い話題が数多く投稿されているSNSは、それらの情報を探すツールとして認知されています。
特に10〜20代の若い世代は、検索エンジンよりもSNSで情報収集することが多くなっており、その80%以上がInstagramを利用するというデータもあります。
24時間365日、広い世代の多くのユーザーの目に触れるチャンスのあるSNS。スピード感を持って、企業やサービスの認知拡大を狙うことができるこの場を、うまく活用したいものです。
ポイントは特性とニーズの理解!
SNSプラットフォームは、Facebook、X(元Twitter)、Instagram、TikTok、YouTubeなど多岐にわたり、それぞれが特性を持っています。
SNSマーケティングの成功には、まず各SNSプラットフォームの特性を理解し、ターゲット層に合わせた戦略を展開することが不可欠でしょう。
例えば、Instagramはビジュアル重視のプラットフォームであり、視覚的に魅力的なコンテンツが効果的です。
Xはリアルタイムでの情報発信が得意で、迅速なコミュニケーションが求められます。
そしてTikTokはショート動画専門のプラットフォームで、印象的なコピーや動画で端的に情報を伝えることが大切です。
また「SNSは一般のユーザーがオリジナルの画像や動画を投稿するコンテンツ」という認識がある中で、テレビや紙媒体で使われる様な広告感の強い投稿は、ユーザーに受け入れられにくい傾向があります。
SNSは他の媒体とはユーザーのニーズが異なる独特な世界であることを理解することも大切です。
各SNSの特性とユーザーのニーズを理解した上で、SNSマーケティングの戦略を展開していきましょう。
SNSマーケティング戦略をたててみよう
SNSマーケティングを成功させるための基本的なステップは以下の通りです。
1.目標設定
まず、具体的な目標を設定します。これは、ブランドの認知度向上、フォロワーの増加、売上の増加など多岐にわたります。
2.ターゲットオーディエンスの特定
どのような人々にアプローチしたいのかを明確にし、そのターゲット層に合ったコンテンツを作成します。
3.コンテンツ戦略の策定
各プラットフォームに最適なコンテンツ形式を選びます。例えば、Instagramでは見栄えする写真やショート動画、TikTokではキャッチーなコピーとショート動画、YouTubeでは長編動画が有効です。
4.投稿スケジュールの作成
一貫性のある投稿スケジュールを維持することで、フォロワーのエンゲージメントを高めることが期待できます。
5.エンゲージメントの促進
コメントやメッセージへの返信などでフォロワーとのコミュニケーションを深めて、エンゲージメントを高めます。
SNS広告の活用と効果測定
SNSマーケティングの一環として、SNS広告を活用することも効果的です。
SNS広告はターゲットとする視聴者に対して非常に精密なターゲティングが可能で、効率的に見込み客にアプローチできます。
例えば、Facebook広告では年齢、性別、興味関心、居住地などの詳細な情報を元にターゲティングが可能です。
そしてSNS広告の成果を測定し、戦略を改善していくことも重要です。
各SNSプラットフォームには、インサイト機能や分析機能が備わっており、これを利用して投稿のパフォーマンスを評価します。
例えば、どの投稿が最も視聴者のエンゲージメントを得たか、フォロワーの増減などを確認し、今後のSNSマーケティング戦略に反映させます。
企業の中で、SNS広告を企画作成し効果測定まで実施していくことはなかなか難しい点があるかもしれません。その様な際には、SNS運用代行会社にSNSマーケティングについて相談することも効果的でしょう。
SNS広告の運用に関してはこちらの企業のサイトをご覧ください。
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インフルエンサーとのコラボレーション
最近のSNSマーケティングでは、インフルエンサーとのコラボレーションが重要な要素として注目されています。
インフルエンサーは、多くのフォロワーに支持されており、その影響力を利用して商品やサービスのプロモーションを行います。
インフルエンサーとのコラボにより、企業は短期間で広範囲のターゲットにリーチすることが可能です。
例えば、ファッションブランドが人気のインスタグラマーと提携し、新作コレクションを紹介することで、そのフォロワー層に強い影響を与え、購入意欲を刺激することができます。
インフルエンサーを選定する際は、単にフォロワー数の多さだけでなく、そのフォロワーの属性やエンゲージメント率、過去のコラボレーション実績などを総合的に評価することが重要です。
また、インフルエンサーとのコラボは一過性のものだけでなく、長期的なパートナーシップとして継続的な関係を築くことも考慮すべきです。
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Cast Me!は「売れるインフルエンサーが一目でわかる」インフルエンサープラットフォームです。さらに、インフルエンサーの投稿を無料で二次利用でき、広告や商品ページなどに活用が可能です。話題化から広告成果最大化まで、投資効率の良いSNSプロモーションを実現します。
SNSマーケティングにリスクはある?
SNSマーケティングは、24時間365日いつでもリアルタイムで発信ができるというスピード感と拡散力、そして無料でも始められる費用対効果の高さから、非常に注目を集めているマーケティング活動です。
ポジティブな口コミなどにより、好意的な反応が短時間で拡散しバズることも期待できる一方で、その拡散力でネガティブなイメージも一気に広がってしまうリスクもある、ということを心に留めておかなければいけません。
企業が伝えた情報が、全てのユーザーに好意的に受け入れられるとは限りません。いちど噴き出た批判の声は沈静化までに時間もストレスもかかり、初期対応を誤ると更に長期化し炎上する恐れもあります。
リスクとベネフィットは隣り合わせであることに留意し、SNSマーケティングを活用していきましょう。
まとめ
今回のコラムでは、SNSマーケティングの基礎知識から戦略やリスクについて解説しました。
みなさま、理解は深まりましたでしょうか?
SNSマーケティングは現代のビジネスにおいて欠かせない要素です。適切なプラットフォームを選び、ターゲット層に合ったコンテンツを提供することで、ブランドの認知度向上や売上の増加を実現することができます。
また、効果的なエンゲージメントの促進や広告の活用、定期的な効果測定と改善を通じて、持続的な成功を収めることが可能です。
一方でSNSはバズるだけでなく、炎上というリスクも常に隣り合わせということもまた現実です。
これからのビジネス戦略において、SNSマーケティングによるあらゆる影響を十分に理解した上で、効果的に活用していきましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。