
みなさんはGoogle検索を使うとき、ショート動画を活用していますか?
10年ほど前のGoogle検索といえば、ブログ記事や企業のHPなど、テキストがメインのページばかりでした。しかしここ数年で画像や動画を検索できるようになり、現在はSNSにアップされたショート動画も検索することができるようになりました。
これにより、Google検索結果ですぐに最新の情報や人気商品の情報をゲットすることができます。
今回はそんなショート動画をGoogle検索するときの検索方法や、Google検索結果の上位に表示されやすいショート動画についてを解説し、企業がSNSでショート動画を発信するメリットをご紹介します。
目次
ショート動画をどうやってGoogle検索するの?

Google検索の検索結果にショート動画を表示させる方法を解説します。今すぐ簡単に検索できるので、調べ物をするときに活用してみてください。
1.Googleを開き、検索
スマートフォンでGoogleを開き、調べたいワードを入力して検索します。
2.「ショート動画」を選択
検索直後に表示されるページはカテゴリを問わないすべての検索結果になっています。検索したワードの下にある「すべて」「画像」「ニュース」「動画」…と並んでいる箇所をスワイプし、「ショート動画」をタップします。
3.ショート動画の検索結果が表示される
YouTube、Instagram、TikTok、企業HPなど、インターネット上に投稿された縦型のショート動画が検索結果に表示されます。SNSアプリをインストールしていなくても、Google検索結果のまま視聴することができます。
Google検索とショート動画

Google検索はテキストだけでなく、画像や動画を含む多様なコンテンツを検索結果として表示します。特に、ショート動画は視覚的なインパクトがあり、短時間で情報を伝えられるため、多くのユーザーに支持されています。Google検索において、ショート動画が表示されるケースは増えています。
たとえば「大根 レシピ」や「鶏肉 レシピ」などを検索した際に、料理の手順を解説したショート動画が検索結果に表示されます。30秒から1分ほどで材料の切り方から調味料を入れるタイミング、火を通す時間、完成した料理までを見ることができます。
テキストや写真で表示されるレシピよりも手順が分かりやすく、完成したイメージもつきやすいですよね。また、メイクの方法を調べると、実際の手順を示したショート動画が上位に表示されたり、おすすめのメイク道具を紹介しているショート動画が表示されます。
普段利用しないSNSのショート動画もGoogle検索で視聴することができるので、SNSアカウントの更なる認知拡大に繋がります。SNSでショート動画を発信している場合、Google検索など外部から視聴されることも意識した分かりやすいコンテンツを作ることを意識しましょう。
ショート動画のメリットとは?

ショート動画は、短時間で情報を伝えられる点が最大の魅力です。従来の長い動画とは異なり、短い時間で要点を押さえた情報を発信できるため、視聴者の関心を引きやすい特徴があります。
Google検索においてもショート動画はすぐに内容を把握できるため、ユーザーにとって利便性が高いのです。そしてショート動画はSNSでの拡散力が高い点も大きなメリットです。
例えば、InstagramのリールやTikTokの動画がGoogle検索の結果に表示されることで、幅広いユーザーにリーチできる可能性が高まります。つまりショート動画を活用することでGoogle検索経由の流入だけでなく、SNSでの拡散も期待できるので企業のPRにも繋がります。
Google検索に最適なショート動画の作り方

Google検索で上位に表示されるショート動画を作るには、意識すべきポイントがあります。動画内容を分かりやすく編集するのはもちろんですが、投稿するときのキーワードやタグの設定もこだわりましょう。
1.キーワードやハッシュタグ
まず、タイトルや説明文に検索キーワードを適切に含めるなど、SEO対策をすることが重要です。
たとえば、時間のない朝でも簡単に作れる朝食のレシピを紹介するショート動画を作る場合、「〇〇を使った簡単朝ごはんレシピ」などのタイトルを付けることで、検索結果に表示されやすくなります。説明文に「#朝ごはん」「#簡単」などタイトルと同じキーワードのタグをつけておくとより効果的です。
タイトルと説明文にそれぞれ関連したキーワードを入れることで、SEO対策になり検索結果の上位に表示されやすくなります。
2.パッと見て分かりやすい
ショート動画は1分以内で投稿されることが多く、サムネイルや動画開始5秒ほどのインパクトが重要です。
短い時間の中で視聴者に分かりやすい情報を伝えるために、冒頭で結論を述べる、テロップを活用して理解しやすくするなどの工夫をしましょう。
また、Google検索結果ではサムネイルが表示されるので、サムネイルに明るい文字色のタイトルを入れたり、完成形や結果を切り取った画像を使用して目立たせることも重要です。このような工夫をすることで視聴者からの評価も高まり、Google検索においても評価されやすくなります。
ショート動画の活用事例

最近では、多くの企業や個人がショート動画を活用して情報発信を行っています。
1.飲食店
飲食店が料理の作り方をショート動画で紹介することで、Google検索を通じて多くの人に情報を届けることができます。働いているスタッフの姿を見せるショート動画も多く、「スタッフが優しそう」「ここで働いたら楽しそう」と思わせることで求人応募に繋がることもあります。
2.教育系コンテンツ
解説や語学学習のヒントをショート動画で提供することで、ユーザーの学習をサポートする事例もあります。高学歴の発信者が「自分がやっていた勉強方法」を投稿しているので、参考にする視聴者も多いです。
3.商品紹介
新しい商品や今バズっている商品のレビューをショート動画で行うことで、Google検索からの流入を増やすことができます。こうしたレビュー動画を投稿しているインフルエンサーには商品PR依頼がされることもあります。商品を褒めるだけでなく、「自分にはこの商品が合っているけれど、こんな人には向かないかも」という正直なレビューをすることで、視聴者の購買意欲を高めることができます。
まとめ
Google検索において、ショート動画はますます重要な存在になっています。1分ほどの短時間で知りたい情報を得られるショート動画は、視聴者の関心を引きやすく検索結果での表示機会も増えています。テキストを読むよりも、動画で見た方がイメージしやすいので、さまざまな年代の人に活用されています。また、適切なSEO対策を行うことで、Google検索の上位に表示されやすくなり、多くのユーザーにリーチできる可能性が高まります。
今後もGoogle検索とショート動画の連携は進んでいくと考えられます。情報発信をする際には、ショート動画を上手に活用し、Google検索での露出を増やす工夫をしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。