【YouTube】編集のポイントや編集代行に依頼する相場やメリットを分かりやすく説明

YouTubeで動画を投稿するまでの工程は大きく分けると調査→企画→撮影→編集→投稿のようになります。

どの工程も重要で、それぞれ押さえておかなければならないテクニックなどが存在します。

その中でも重要かつ最も時間のかかる工程が動画の編集です。

たったの15分の動画を投稿するのに数時間かかる事もあります。

さらに編集自体のできが直接視聴回数などの結果に直結したりもします。

そこで今回はYouTubeの動画の編集代行について、そのメリットについて紹介していきます。

YouTubeで編集を代行するメリットとは?

①効果的な編集を行ってもらえる

YouTubeの編集には細かなテクニックがたくさん存在します。

例えば字幕一つとっても、大きさ、フォントの種類、色をどのように使うのか?

音楽やSE、エフェクトはどのように挿入するか?などはもちろんセンスもありますし、YouTubeで視聴維持率が伸びやすいテクニックなどもあります。

そのうえ別のSNSに比べてYouTubeで好まれる傾向の強い編集があったりあげればきりがないくらいポイントがあります。

どこに代行をお願いするかによっても異なりますが、きちんとしたところに代行をお願いする事でYouTubeで投稿するのに効果的な編集を行ってもらう事が出来るのが大きなメリットになります。

②編集を代行する事で工数を大幅に削減できる

YouTubeの運用を1から行った事がある人ならだれしも共感してもらえる話だと思いますが、YouTubeにおいて最も時間がかかる作業が編集と言っても過言ではありません。

特に他の作業は慣れればある程度時短できるのに対して、編集は慣れて時短してもかなり時間がとられます。

また編集がとても好きな人は例外でしょうが、基本的に地味な作業なので、企画や撮影に比べて疲れる部分でもあります。

そんな時に編集を代行してもらう事で大幅に時間を短縮する事ができます。

YouTubeを本業にしている人なら、代行を依頼する事によって、その時間を企画や撮影に割いたり、投稿本数を増やす事もできますし、企業などでPRのためにYouTubeを運用しているのであれば担当者が別の業務を行う時間を作る事ができます。

YouTubeの編集代行はどこに依頼すればいいの?

YouTubeの編集を代行するメリットを感じたのなら是非利用していって欲しい所ですが、YouTubeの編集の代行にもいくつか種類があるので紹介しておきます。

①動画制作会社に編集の代行を依頼する

1つ目は動画制作会社にYouTubeの編集の代行を依頼する方法です。

メリットとしては過去の実績を確認しやすく、安定して質の高い編集を代行してもらう事ができます。

また会社によってはYouTubeのマーケティングを考えて編集を行ってもらう事ができるので、最初から高い効果を期待する事ができます。

他には継続利用する場合に安定して利用できる、納期について確実性が高い事があげられるので信頼性が高い事もあげられます。

デメリットとしてはやはり一般的に代行を依頼した際の費用が高めになる事です。

この辺りは費用と効果をしっかりと検証して依頼すると良いでしょう。

②フリーランスに編集の代行を依頼する

2つ目はフリーランスで活動している個人にYouTubeの編集の代行をお願いするという方法です。

この方法は個人によって編集のスキルに差があるので過去の実績をしっかりと調査する必要がありますが、人によっては制作会社に発注するよりも高いスキルを持っている事もあり、素早い納期にも対応しやすいという点があげられます。

また費用も動画制作会社に代行を依頼するよりも安く抑える事も可能です。

ただしあくまで個人の能力による所が大きく、またアクシデントに対応する事に関してはどうしても制作会社に劣るため、事前にそのあたりのマネジメントもしっかりと行っておく必要があります。

YouTubeの編集代行の相場

編集代行の費用の相場は動画の尺や編集内容にもよりますが、動画制作会社に発注した場合は月間5万円〜25万円、フリーランスに発注した場合は5千円〜20万円程度と言われています。

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編集代行の費用に関してはフルテロップの場合や、特殊なロゴを挿入する場合など発注内容によって上乗せされて行きますので、ハイクオリティな編集を求めれば上がっていくものと考えておきましょう。

YouTubeにおける編集のポイント

編集の代行を依頼したい気持ちはあるが、コストの関係で躊躇しているのなら一度自身で編集を行ってみるのがおすすめです。

それによって編集の工数や依頼した際のクオリティを判断するための材料にもなります。

ここからはいくつか編集のポイントをご紹介します。

もちろんYouTubeのジャンルによって効果的な編集方法は変わってくるので、あくまで参考にしてもらえると幸いです。

①撮影した素材から構成を考える

本来は構成を先に考えてから撮影を行うのが普通ですが、実際に撮影してみると予期していなかった取れ高があったり、最初に考えていた構成では物足りないと感じる部分があったりします。

そこで素材からあらためてどの部分を見せ場として持ってくるのかを考える所から始めましょう。

特にYouTubeでは動画の総視聴時間がおすすめに表示されるかどうかの判断材料になっており、そのためには視聴維持率が重要になってきます。

そのため冒頭の30秒に特に後半が気になるようなダイジェストの編集を行ったりするなどのテクニックがあり、それらはいくつか動画を投稿して得たデータにより改善していく事が求められます。

②無駄な部分をカットする

特にトークが中心の動画の場合、途中の間延びしている部分をカットする事が重要です。

それ以外のジャンルの場合でも不必要な部分をカットしていく事でテンポの良い作品に仕上げる事ができます。

なぜテンポが重要なのかは構成の部分でも説明した通り、間延びした動画の場合視聴維持率が下がっておすすめに表示されにくくなってしまい、最終的に再生回数にも影響を与えてしまうためです。

このカットの作業に関しては思っているよりも大胆に細かく行う必要があり、例えば「えっと」や「あー」のような会話のあいだに入る無駄な文字を数文字単位、欲をいうならば1フレーム単位でカットしていくぐらいの気持ちで行いましょう。

③有効なエフェクトをつける

動画の途中の山場や引きの部分で効果的なエフェクトやSEを使用して、より山場の部分を強調したり、効果的なBGMを挿入したりする事で視聴者の感情をコントロールする事ができます。

エフェクトについてはあまり過剰にやりすぎても駄目ですし、全く必要がない場合もありますので、あくまで素材を上手く使った編集を心がけましょう。

エフェクトについては各種編集ソフトや拡張ソフトなどで有効なものを用意しておく必要があるので、慣れるまでは工数が多く掛かると思いますが、回数をこなすごとに時間が短縮できるはずです。

④テロップを活用する

トーク中心の動画の場合はフルテロップを意識する、その他のジャンルでもテロップを有効なタイミングで投入する事によって、視聴者が見やすく面白い動画を制作する事が可能です。

フルテロップの場合、音を出せない場所で見ている視聴者に選んで貰いやすくなりますし、有効なタイミングでテロップのフォントや色を変更する事によって、フレーズ等を強調したりする事ができます。

テロップを強調する狙いとしてはコンテンツが面白くなる以外にも、自社製品やサービスなどのストロングポイントの印象を残しやすくなる等の効果がありますので有効に活用しましょう。

まとめ

今回はYouTubeの編集の代行を依頼するために、基礎的な知識を紹介しました。

動画によるマーケティングは今後必須になってくる中で、編集のクオリティによって得られる成果は全然変わってきます。

個人や企業内でもちろん編集が出来て、クオリティが高い編集が可能ならば良いのですが、工数の観点からも最終的には代行していくことも念頭においてYouTubeの運用をしていく事が重要ではないでしょうか。