YouTubeは今や殆どの人が知っており、利用者もとても多いコンテンツとなっています。
そんな中投稿者も増えて、たくさんのコンテンツが投稿されており、競争も年々激化してきています。
YouTubeは毎年様々な機能が更新されており、編集技術や演出など多くの新しい発見により、2022年以降もさらに方向性の広がりが増してきています。
登録者を伸ばして行きたい、既にYouTubeを運用しているがこれからはもっと再生回数を伸ばして行きたい、色々な想いがあると思いますが、YouTubeを運用するうえで、特に重要な要素としてチャンネルや動画のジャンルがあります。
今回はYouTubeにおけるこれから伸びるジャンルについてお話していこうと思います。
目次
2021年にYouTubeで伸びたジャンル
・切り抜きジャンル
著名人や人気のあるコンテンツを切り抜いてまとめた動画を投稿するYouTubeチャンネルが2021年は多く視聴回数を稼いでいました。
有名なところだとヒロユキさんの切り抜きを投稿しているYouTubeで2億回以上の視聴回数を稼いでいたり、自身のタレント力や企画力がなくても、切り抜くポイントをしっかりとトレンドにのせて、編集する技術があれば再生回数を伸ばす事が出来るのもポイントです。
ただし、収益化をするにはコピーコンテンツとならないよう気を付けたり、しっかりと許可を得て投稿する必要があったりと、一定のハードルを越える必要があります。
今後YouTubeで伸びるジャンル
・切り抜きジャンル
切り抜きについてはヒロユキさんの切り抜きのように飽和状態のものもありますが、まだまだ開拓されていないジャンルの切り抜きが多く存在します。
プロ野球選手の切り抜きや、政治系の切り抜きなど専門的なライブ配信の切り抜きは、ニーズはあるけど開拓されていない内容がまだまだあります、しっかりとリサーチして参入していく事をおすすめします。
・ゆっくり解説ジャンル
ゆっくり解説は既にフォーマットが出来上がっているため、ゆっくり解説を好きな人も解説される内容を好きな人も楽しめるジャンルになっています。
企業でゆっくり解説を利用するのは難しいとは思いますが、比較的参入し始めから伸ばしやすいジャンルとなっています。
内容としては動物やアニメの解説から専門的な知識や歴史の解説まで幅が広く、まだまだ手の付けられていない解説が残っています。
・アニメジャンル
アニメジャンルと言ってもアニメを解説したりするジャンルではなく、例えば専門の知識をアニメで紹介する動画等が、これまでの同じ内容の解説に置き換わってきたりしています。
またオリジナルのアニメコントなども人気が出てきているジャンルです。
制作が難しく参入のハードルが高い代わりに、YouTubeでこれから伸びる可能性が高いジャンルとなっています。
・vlog系ジャンル
vlog系ジャンルはいわゆる日記や日常を投稿するもので、分かりやすいもので言うとルーティーン動画などがあげられます。
ルーティーン動画などはYouTubeでも人気のジャンルであり、伸びているコンテンツも多数存在しますが、逆に伸びにくいジャンルとも言われています。
その違いは伸びるvlog系ジャンルはストーリーがしっかりとしており、ターゲットも明確に絞れている事が多いのです。
ただ何気ない日常を投稿するのではなく、例えば「父子家庭で子供が3人いる父のルーティーン」や「婚約者に浮気されて捨てられた女のルーティーン」など明確なストーリーや他のYouTubeチャンネルとの差別化を行って視聴者の興味を引く事がvlog系で再生回数を伸ばすポイントになります。
まだ他のYouTubeで使われていない設定を持っている人は、意外と穴場の伸びるジャンルになるかと思います。
・エンタメ系ジャンル
エンタメ系のジャンルの最大のポイントは総視聴者層の多さです。
最も分かりやすいところで言うとヒカキンさんなどがあげられます。
ただし参入も簡単で既に人気のYouTuberもたくさんいるので、2021年と同じように伸びるジャンルではあるものの、特別なタレント性を持っていたり、企画力の高さなどがないと伸ばして行くのは難しいジャンルでもあります。
・医療系ジャンル
医療系に限らず専門的なジャンルは伸びやすいジャンルとなっています、参入しているYouTuberも多いジャンルですが、より専門的な知識をもった人なら人気もあり伸ばしやすいジャンルになってきます。
最近では専門のお医者さんがYouTubeに参入してきているケースも多く見られるようになって来ています。
特に企業や個人で事業を行っている人は、他のYouTubeチャンネルで紹介できない知識を面白く紹介する事で、再生回数を伸ばす事ができる可能性が高いジャンルになっています。
・ハウツー系ジャンル
医療系ジャンルもここに含まれるとは思いますが、料理の方法やガジェットの紹介、その他専門的な動画などは情報の期限がなく、永遠に再生され伸び続けるジャンルになります。
そのため特に2022年だけでなく、今後も伸び続ける可能性が高いジャンルです。
特にキーワード検索からの流入も伸びやすい事から視聴者のニーズを汲み取りやすいジャンルになっている為、専門的な知識を持っている人や、個人では提供出来ない技術やノウハウを持っている企業なら、おススメのジャンルです。
伸びにくいジャンル
・ニーズがないジャンル
自身の趣味や得意なジャンルを選ぶのは深い話が出来てとてもいい事ですが、各ジャンル毎に総視聴者数はある程度決まっています。
例えば道に落ちている石ころの専門のチャンネルを立ち上げたとしても再生数、登録者数共に増やして行くのは難しいです。
同じようにプレイ人口の少ないゲームや、人気のない特定の漫画やドラマについて語るようなコンテンツでYouTubeの再生数を増やすのは難しいでしょう。
・炎上系ジャンル
炎上系の動画は目を引きやすく、知名度アップを狙って動画を投稿する人も多くいますが、単発の再生回数を伸ばす事ができても登録者数を伸ばす事は難しいのが現状です。
また単発の動画で再生回数を伸ばす事に成功しても、徐々に再生回数が伸びなくなっていくため、より過激な事にチャレンジしていく事を求められます。
これによって、再生回数や登録者数が伸びないばかりか、収益化のはく奪や企業の場合ブランドイメージの低下、最悪の場合警察沙汰に発展するケースもあるためかなりリスクの高いジャンルになります。
炎上系ジャンルで再生回数や登録者数を伸ばして成功するためには、世間の意見を読み切る相当高いバランス感覚も求められるため、相当練られた計画がない場合はおススメ出来ないジャンルとなっています。
・チャレンジ系ジャンル
チャレンジ系は人気のジャンルですが、多くの人気YouTuberが既に参入しているため、同じようなチャレンジをしていても再生数を稼ぐことは難しいです。
何か話題になるような特殊なチャレンジや、そこでしか見られないような専門的なチャレンジや企画力の高さが求められるようになります。
もしくはチャレンジする人のタレント性も必要になり、ある意味努力よりも才能が必要になるジャンルになります。
チャレンジの種類によっては前述した炎上の可能性もあるため、刺激的かつ倫理観を守ったチャレンジを選択するのも難しいポイントです。
特に登録者を獲得するのが難しいポイントとしてはおすすめに表示されにくいジャンルである事が上げられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はYouTubeにおけるジャンルについて、特に様々なチャンネルで応用しやすい情報をピックアップして紹介しました。
ここに紹介したジャンル以外にもたくさんのジャンルがYouTube上にはあり、まだ開拓されていないジャンルもあります。
一概にこのジャンルでなければ伸びない、このジャンルは絶対に伸びると言えないのも事実ですが、2022年に伸びるジャンルの中にはアニメやゆっくり解説のような別のジャンルからも取り込みやすいものもありますので、是非今後のYouTubeの運用の参考にして頂けると幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。