YouTube shorts(ショート動画)とは?投稿の仕方から伸ばすテクニックまで解説

YouTubeにおいて2021年7月27日から、日本でもショート動画が投稿出来るようになりました。

通常の動画投稿以外に、チャンネルを盛り上げる工夫として、その他のSNSの利用やライブ配信等がありますが、今後確実に需要が高まってくるであろう、ショート動画(YouTube shorts)を利用して、視聴者にアピールしていきましょう!

本日はshortsについてお話していきたいと思います。

YouTube shortsで収益は出せるの?

結論から言うとYouTubeshortsで収益を出す事は可能です。

YouTubeに投稿されている通常の動画は広告が再生される事で収益を得る事ができるようになっていますが、YouTube shortsは広告が表示されません。

そのため広告収益を得る事は出来ません。

しかしYouTubeショートファンドという基金から報奨金を得る事ができます。

具体的には収益化を達成しているチャンネルで過去180日以内にYouTube shortsの動画をアップしている事、規約に違反していない事が条件です。

ただし、通常の動画に比べると再生回数に対する収益は低めに設定されており、1000再生でも0.1円程度とメインの収益にするには少ないのが現状です。

YouTube shortsを利用するメリットは?

YouTubeで動画を投稿する理由は人それぞれあると思いますが、視聴者の視点にたった時に長尺の動画はどうしても離脱率が高くなる傾向にあります。

統計では90秒で半数以上の人が離脱するというデータもあり、長ければ長いほど、伝えたい内容を最後まで伝えるのが難しくなります。

また短い動画は気軽に閲覧出来る事に加え、次々に別の動画を視聴できる事から、自身の投稿した動画が視聴者に訴求される可能性も高くなります。

以上の事実からYouTube shortsを投稿するメリットをいくつか見てみましょう。

1.チャンネルの認知度を上げる

あなたはどんなチャンネルを運用していますか?あなたのチャンネルでは普段どのような動画を投稿していますか?

視聴回数の稼ぎやすいYouTube shortsはそのようなチャンネルの認知度を上げるのに非常に効果的に役にたちます、動画の結末や面白いシーンを切り抜いたり、短めの動画をYouTube shortsとして投稿する事で、チャンネル登録者の増加や、本編の動画へ誘導する効果が期待できます。

2.商品やサービスの認知度を上げる

YouTube shortsで自社サービスや商品を効果的に宣伝する事で、長尺の動画に比べ多くの視聴者の認知度を上げる事ができます。

この場合詳しくサービスを説明するのではなく、視聴者の記憶に残るような動画を投稿する事で、概要欄やチャンネル、その他SNSからより詳しい内容へ誘導する動線をつくって上げる事で、直接の問い合わせや、何気なく普段買い物する時の印象付けをする事ができます。

YouTube shortsの投稿方法

YouTubeの

アプリにログインして、画面下部の「+」ボタンをタップします。

「ショート動画を作成」をタップします。

①既に作成した動画を投稿する場合は画面右下のストレージからクリップを追加しましょう。

②新たに動画を撮影する場合は録画ボタンをタップしましょう。

③右上の「15」と記載されている部分をタップすると、動画の尺を「15秒」と「60秒」に切り替える事ができます。

④クリップが決まったら画面右下の「✓」をタップするとテキストやサウンドを挿入したり、簡単な編集をする事ができます。

編集が終わったら右上の「次へ」をタップするとタイトルを設定する事ができます。

設定が完了したらショート動画をアップロードをタップすると、YouTubeshortsの投稿が完了します。

動画編集に関しては別のアプリやソフトで編集したものをクリップとして投稿する事ができますので、こだわりのある編集をしたい場合、編集済みの動画を投稿する事をおすすめします。

YouTube shortsを伸ばすテクニック

全ての動画に同様のテクニックを使用する必要はありませんが、YouTube shortsで使われる事の多い再生回数を伸ばすテクニックを紹介します。

無理に使用する事で動画が面白くなくなってしまっては意味がありませんが、無理なく導入できるのなら試してみましょう。

1.タイトルにこだわる

YouTube shortsの動画もYouTubeの通常の動画と同様にタイトルの選定が非常に重要になってきます。

そこで事前にどのようなタイトルの動画が伸びるのかをリサーチしておく事で、より効率的に動画を伸ばす事ができます。

具体的な方法としては

YouTubeで「自分の投稿しようと思っている動画のワード」+「#ショート」で検索 

 →検索フィルタで再生回数が多い順に並び変えする。 

 →100万再生を超えている動画のタイトルを元に動画を制作する。

以上の方法を試してみましょう。

タイトルの選定方法には他にも細かなテクニックが様々ありますので、慣れてきたら色々な方法を試してみましょう。

2.あえてテロップを小さくする

YouTube shortsでは総再生時間をあげるために、何度もリピート再生してもらう事が重要になります。

当然面白く何度も再生してもらえる動画を投稿する事は重要ですが、簡単に出来るテクニックとして、あえて表示されるテロップを小さくする方法があります。

視聴者はテロップを1週目で全て読み取る事が困難になり、気になるポイントやテロップについて2週目で再確認をします。

少し意地悪な方法ですが、2週目、3週目と連続してリピートしてもらう事で、総再生時間を稼ぐ事ができ、YouTube shortsに表示されやすくなります。

3.人気のフォーマットを採用する

YouTube shortsを見ていても同じようなフォーマットを採用している動画をよく目にしたことはないでしょうか?

それらの動画や特に複数伸びている動画があるフォーマットと同じフォーマットで撮影、編集をした動画を投稿する事で、再生数が伸びる可能性を上げる事ができます。

4.マイナー過ぎるジャンルを避ける

YouTube shortsの利点として次々に動画を見てもらえる事で、視聴者の目に止まる可能性を増やせるという他に、興味のない動画は飛ばされやすいというデメリットも存在します。

そのため視聴者の興味のないマイナー過ぎる話題だと、視聴されずに飛ばされてしまう可能性があります。

そうはいっても、チャンネルのジャンルが既にマイナーな場合もあるかと思います。

その場合は、マイナーなジャンルのなかでも、より浅く多くの人が理解出来る内容の話題をチョイスしましょう。

また、専門的な用語をさけて、あえて誰でも分かるような言葉で解説する事も重要になります。

YouTube shortsの伸びるタイミングを理解する

YouTube shortsの視聴回数が伸びるタイミングは大きく3段階に分ける事ができます、まず投稿直後のタイミングでは再生回数はそこまで伸びません。

次に重要なタイミングとしてショートフィードに動画が載るかどうがというタイミングがあり、そこでショートフィードに上手く載る事が出来ると動画が多く再生される事になります。

具体的にはYouTubeアプリの下のショートタブを押したときに表示されている動画がショートフィードに載っている動画になります。

さらにそこから平均再生率が高く、最後までみられている動画はショートフィードで拡散されやすく、バズっている動画は最後までショートフィードに載り続けた動画になります。

自身の動画がどの段階なのかを理解し、次回の動画の企画を練っていく事が重要になってきます。

まとめ

今回はYouTube shortsについての基本的な知識についてお話しました。

YouTube shortsはこれからYouTube側が力を入れていきたいポイントにもなっており、まだまだ開拓されきっていないため、非常にチャンスが大きいコンテンツとなっております。

すぐに上手くいく人も、中々苦戦する人もいるとは思いますが、今の内からどんどん実践して理解を深めて、今後の波に乗り遅れないように頑張りましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。