YouTubeモデレーターって何?月間100時間ライブ配信をする筆者がモデレーターの増やし方や正しい付き合い方を解説

YouTubeのチャンネルを運営していると一口に言っても、力をいれている部分はかなり違うものです。

通常の横動画で魅力的なコンテンツを定期的に投稿している人もいれば、YouTubeショートで多くの人に再生してもらいやすいコンテンツをメインにしている人もいます。

当然1つに絞るのではなく複合的に活用するのが最も効果が高い訳ですが、どのコンテンツを大事に大切にしているかはチャンネル主の性格がでるところです。

その中でもYouTubeライブ配信をメインのコンテンツにしている人も数で言うとまだまだ少ないですがいるのは事実です。

YouTubeライブ配信で大切な事は配信主の魅力であったり、レスポンスであったり色々あるのですが、実は問題を起こさないように運営するのは難しく、かなり大切な事になっています。

そんなYouTubeライブで皆さんの力になってくれるのがモデレーターさんという存在です。

今回はモデレーターって何?という人から、モデレーターさんとの正しい接し方を紹介していけたらと思います。

YouTubeのモデレーターって何?

YouTubeにおけるモデレーターとは一言でいってしまうとコメント欄を管理してくれる人です。

YouTubeでライブ配信していると、たくさんの応援してくれる視聴者さんが集まりますが、中には空気の読めない人や、スパムコメントをしてくるアカウントもあったりしますし、あなたのアンチの人が荒らしにくる可能性もあります。

そういった人を非表示にしたり、注意コメントで場のコントロールをしてくれるのがモデレーターになります。

当然配信主が注意をしたり、非表示の操作や別の話題にフッていくなどの空気のコントロールを出来るのであればいいですが、逆に反感を買ったりする事もありますし、別の作業を行いながらだと対応できない事も少なくありません。

そんな時に場をコントロールしてくれるモデレーターさんの存在は第2の運営と言っても過言ではありません。

YouTubeのモデレーターの権限とは?

モデレーターは現在2種類あり、管理モデレーターと標準モデレーターが存在します。

標準モデレーターとは

基本的には標準モデレーターをお願いする事になるのですが、まず標準モデレーターの権限としては以下のようなものがあります。

・特定のコメントの削除

・特定の人のタイムアウト

・特定のアカウントの非表示

・URLなどの添付

上の3つはコメントするユーザーに対する措置になります。

コメントの削除はその名の通りコメントを削除します。

タイムアウトは措置を行うとそのアカウントから300秒間コメントをする事が出来なくなります。

非表示に関しては今後そのアカウントからのコメントは表示されなくなります。

上から順番に重い措置になり、通常は不適切なコメントを削除する事がメインになります。

チャンネルのルールに反する、攻撃的なコメントや下ネタ、過度な連投をする人に対してはタイムアウト措置をする事をオススメします。

非表示に関しては最も重く、この措置を行ったユーザーは二度とチャンネルに来なくなる可能性があるので慎重に使いましょう。

例としてはスパムコメントをしてくるアカウントや、明らかにチャンネルの運営を妨害する目的でコメントしてくる人に行います。

URLの添付に関しては、通常のアカウントでは行う事ができないので話の流れで見て欲しい別の動画や、交流のためのサイトのURLの紹介をしたりする事で配信主のお手伝いをする事に使う事が多いです。

管理モデレーターとは

管理モデレーターについては基本的に完全に運営側の人以外に権限を渡さないようにしましょう。

標準モデレーターの権限に加えて以下のようなものがあります。

・チャット自体のON/OFFの切り替え

・チャット参加者の条件の変更

・低速モードの設定

・NGワードの設定

どれも強力な権限であり、いたずらでいじられると配信そのものが、ままならなくなる機能なので一緒にチャンネル運営している仲間以外に権限を渡さないように気を付けましょう。

YouTubeでのモデレーターさんの増やし方

事務所でYouTubeをやっている場合などは、事務所の運営側のスタッフにモデレーターをお願いする方法があります。

ただ多くの人は個人でやっているでしょうし、わざわざ配信の時間に合わせて時間を割いてくれる人がみつからない場合が多いと思います。

そんな状況ならファンの人の中からモデレーターさんを募集しましょう。

モデレーターさんが必要なくらい視聴者が多い配信なら、むしろモデレーター経験者のファンの人から申し出てくれる場合もあります。

モデレーターは複数人権限を付与することができるので1人に絞らず複数人で分担してもらった方が負担が少なくてすみますので、コメント量や配信時間を考慮して最適な数を決めましょう。

モデレーターに向いている人としては、裏回しのように自分の配信画面の補足を入れてくれたり、空気を乱すユーザーを注意してくれているような人を見つけておいてお願いするといいです。

多くの場合仕事ではなく善意で応援してチャンネルをより良くしたいという気持ちで無償で引き受けてくれるでしょう。

YouTubeでのモデレーターさんとの距離感

YouTubeではモデレーターになるとコメントの横にスパナマークが付きアカウント名の色が変化します。

モデレーターさんや配信主がその気ではなくても、関係ない別の人からするともう身内に見えてしまいます。

その中でモデレーターさんが多くコメントをしたり配信主より目立とうとすると、新規の視聴者は参加しにくくなってしまいます。

仲がいいのは良い事ですがモデレーターの権限を付与したからには基本的に裏回しに徹してもらいましょう。

モデレーターさんを守ってあげましょう

お金を払って仕事としてお願いしているのならともかく、多くの場合は善意で無償でやってくれています。

しかし、特定のユーザーを注意したりタイムアウトにしたりすると反感を買うのはモデレーターさんです。

中にはモデレーターさんに対して攻撃してくるユーザーも存在します。

そんな時は「モデレーターさんの意思は私の意思ですので従ってください!」と自分がお願いしてやってもらっていると伝えて守ってあげましょう。

モデレーターさんと意見の擦り合わせをしっかりしておきましょう

コメントを管理する時に明確なルールがないと管理しようがありません。

アウトなライン、セーフなライン、注意を入れてタイムアウト等をするのかどうか?

どのURLを添付するのか?など細かな意見を交換できる場所を用意しましょう。

LINEやディスコードなど別のアプリを使ってもいいので、せめてモデレーターさん同士と配信主が意見交換できる場所が必要です。

もしかしたら配信後などにモデレーターさんから貴重な意見がもらえるかもしれませんし、不満があるのなら配信外で聞いてあげて改善してあげる事も必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はYouTubeにおけるモデレーターとは何か?

またモデレーターさんの増やし方や正しい付き合い方を解説していきました。

正直このあたりの関係性はYouTubeチャンネルの色や視聴者数、配信主が目指しているものによって微妙に変化してくるものだと思いますが、いずれにしろYouTubeのライブ配信においてモデレーターさんは非常に重要な存在なので良いモデレーターさんに巡り合えるように、また良いモデレーターさんがいるのなら長いお付き合いが出来るように気を付けてYouTubeの運営をしていきましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。