YouTubeでライブ配信するには?メリットやデメリット設定方法などを5分で解説

YouTubeでは最近になってショート動画に広告収益が追加されるなど日を追うごとに様々な機能やサービスが追加されています。

YouTubeでのコンテンツの種類や投稿出来る内容も様々追加されており、通常の横動画だけでなく、ショート動画、コミュニティの投稿機能などチャンネルのファンを獲得するための手段も充実してきています。

その中でも最もファンに近い位置で直接的に効果を発揮できるコンテンツが存在します。

それがYouTubeライブ配信です。

今回はそんなライブ配信の事について解説をしていきますので、よろしくお願いします。

YouTubeライブ配信とは

YouTubeライブ配信とはリアルタイムで動画を配信する事が出来る機能です。

PC、スマホ両方から行う事ができ自分を映しての雑談のような配信の他にも別のゲストや専門家を招いたZOOM画面を配信したり、ゲーム画面やブラウザの画面を映しながら配信したりと、配信用のソフトを使う事で様々な形態で生放送を行う事が出来ます。

特に最近よく見かけるVtuberもこの形式をとっている事が多く、まだまだ可能性を秘めている配信方法だと言えます。

YouTubeライブ配信のメリット

YouTubeライブ配信には様々なメリットがあります。代表的なメリットをご紹介します。

①視聴者と直接交流ができる

YouTubeライブ配信にはリアルタイムチャット機能が存在します。

こちらから視聴者へ発信するだけでなく、視聴者側からコメントをする事ができます。

またそれに対しての受け答えやリアクションをリアルタイムで返す事ができるため、普段動画を投稿しているだけでは行う事のできない交流を行う事ができ、さらに深いファンになってもらうことが出来ます。

②編集などの工数を省く事ができる

通常の動画を制作した事がある人なら分かると思いますが、編集には多く時間を割かれる事になります。

その点YouTubeライブ配信はその場で生放送を行うため、編集の必要がなくさらに生放送の内容は12時間までアーカイブとして保存する事ができます。

もちろんきちんと作りこまれた動画よりも魅力的なコンテンツとして残す事は難しいですし、どのような内容を配信するのかあらかじめ準備は必要ですが、もし魅力的な配信を継続的に行えるのであればYouTubeチャンネルの運用に関する工数を大幅に削減する事ができます。

③直接的な収益が望める

YouTubeライブ配信ではSuper ChatやSuper Stickerといった機能があり視聴者が配信者へ投げ銭を行う事ができます。

これらは通常の動画やショート動画でも行うことができますが、ライブ配信では配信者の反応が見られることもあって積極的に投げてくれる傾向にあります、広告以外で収益が得られる方法になりますので、YouTubeで収益を得たいなら是非試してみましょう。

④商品の販売やPRを行う事ができる

YouTubeストア機能を使っているのなら固定チャットや画面に商品を表示させる機能があるのをご存じでしょうか、これらを使ってリアルタイムに商品の宣伝や紹介をする事で視聴者の購買意欲を高める事ができます。商品の販売がメインのチャンネルでも副次的にグッズを販売する場合にもライブ配信は効果的になります。

YouTubeライブ配信のデメリット

ここまでYouTubeライブ配信のメリットをお伝えしてきましたが、デメリットもあるのでしっかりと対策をしておきましょう。

①炎上する可能性がある

YouTubeライブは当然ですが生放送です。

編集した動画ならまだしもその場での何気ない一言でも炎上するリスクが通常の動画より高くなってしまいます。

個人で趣味でやっている場合ならまだしもスポンサーがついていたり、企業の看板を背負っている場合はリスクマネジメントをしっかりする必要があります。

具体的には配信内での細かなルールを決めておく事や、少しの遅延を入れておき気付いた場合すぐに対応するなどがあげられます。

②悪質なアンチや荒らしが来る可能性がある

どのSNSでもそうですが、自分の事が気に食わない人やその取り巻きが攻撃してくる可能性があります。

小規模でやっている場合は可能性が低いですが、規模が大きくなるにつれてそういった人と遭遇する可能性があります。

また荒らしといってチャット欄で関係のないコメントを連投したり、放送禁止用語を連投したりする人もいます。

対策としてはモデレーターを誰かに引き受けてもらってそういったコメントには削除やタイムアウトをしてもらう、チャットをチャンネル登録後時間経過しないとコメント出来ないように設定するなどの対策があります。

アンチに関しては誤解があれば理解してもらうように対応する事も方法ですが、基本的にそういった人間は攻撃性や優位に立ちたいと言う気持ちが強いというデータがあり、通常の倫理観や常識がズレており、言葉が通じない場合も多く、関わるほど熱を帯びて粘着される可能性も高いので「無視して相手にしない」というのが一番の対策になります。

③トラブルが発生する可能性がある

配信中に予期せぬものが映りこんでしまったり、本来出演したくない家族などの顔が残ってしまう可能性があります。

PCの画面でパスワードのようなセキュリティに関わるものが配信されてしまう可能性がありますし、実際にVtuberの中を演じる人が機材トラブルで映ってしまった事例もあります。

そういったトラブルが良い方向に転ぶ時もありますが、多くはチャンネルにとってマイナスに働く可能性もあるため、配信前の準備をしっかりして流れをシュミレートしておくことでこういったトラブルの起きる可能性を減らす事ができます。

またトラブルが起きた際のYouTube Studioからアーカイブはすぐに非公開にする事をオススメします。

YouTubeライブ配信の設定方法

YouTubeライブ配信を行うにはPCの場合YouTube Studioから右上の作成をクリックします。

ライブ配信を開始をクリックするとYouTubeライブ配信の設定ページに移動します。

ここからの設定方法ですが、通常は配信ソフトを利用して配信する事がほとんどです。

具体的にはOBSなどの配信ソフトを使ったエンコーダ配信です。

配信ソフトを使う事で配信画面上に様々な映像を挿入する事ができるため、どのような配信形式の場合もおすすめです。

エンコーダ配信は画面左上から選択します。

右上の編集をクリックしてタイトルや概要欄等の設定をしてライブ配信を開始する事ができます。

配信ソフトにストリームキーをコピー&ペーストして開始することで配信ソフトを通してライブ配信をスタートする事ができます。

まとめ

今回はYouTubeライブ配信についての基礎的なメリットやデメリットについて解説してきました。

YouTubeライブ配信は多くの可能性を秘めたコンテンツであり、今後様々な機能が追加される可能性がある将来性のあるものとなっています。

是非使いこなしてYouTubeのチャンネルの運営や企業のサービスの認知度の向上に役立てて行って下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。