YouTubeショート動画のアルゴリズムとは?今注力するメリットや活用するときのポイントを解説!

YouTubeのチャンネルを運用している方の中には、認知度を上げたい!検索結果の上位に表示させる方法は?オススメに載る方法は?と試行錯誤はしているものの、競合が多く、難しさを感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたいのがYouTubeショートというサービスです。

今回はそのYouTubeショートを上手く活用し、チャンネル登録者数を伸ばしたい方、YouTubeで収益を得たい方や集客をしたい方、自身の商品やサービスをアピールしたい方向けにYouTubeショート動画の基礎知識からアルゴリズムについて解説していきます。

YouTubeショートとは?

簡単に説明すると、InstagramのリールやTikTokのようなYouTube内の短尺の縦動画のことです。

文字ならTwitter、画像ならInstagram、映像といえばYouTube!このように映像メディアのトップを走ってきたYouTubeですが2020年8月、まさかの出来事が起こりました。

YouTubeは月の平均視聴時間をTikTokに追い越されてしまいました。

まだまだ総再生時間や利用者数はYouTubeの方が上回っているものの、ショート動画ブームの広がりの大きさを感じた出来事でした。

そこでYouTubeが TikTokに対抗すべく導入したのが60秒未満の縦長動画「YouTubeショート」という新しいサービスです。

InstagramのリールやTikTokとの差別化をはかるために2023年2月から広告収入による収益化がスタートしたこともあってYouTubeショート動画は大きな注目を集めています。

YouTubeショート動画を活用するメリット

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①認知を拡大させやすい

YouTubeショート動画のメリットの1つとして認知を拡大させやすいということが挙げられます。

ショート動画は視聴者側からすると「わざわざ見ようとしたわけではないが、ちょっと見たら面白くてハマった」という現象が起こりやすく、新規の視聴者を獲得しやすいです。

視聴者自身が検索してショート動画を探すというものではないため、不特定多数の人にリーチし、まだ発展途上のチャンネルでも自身のチャンネルを知ってもらう機会を増やすことが出来ます。

YouTubeショートはスクロールでどんどん次の動画が再生され、視聴しやすいことから、隙間時間にサクッと見てもらうことが可能です。

スムーズにサクッと視聴してもらえるということは、配信者側からすると、自身の動画を見てもらえる確率が上がります。

1つ動画を見てもらえて気になってもらえれば、自身の他のショート動画を視聴してもらえたり、通常の動画視聴に繋がったりとチャンネル全体の再生回数も上がる可能性があるというメリットもあります。

②投稿のしやすさ

スマホのみで撮影から編集、投稿まで出来ることや、最大60秒の動画なので編集にかける時間や労力は通常動画よりも少なくなることから動画投稿のハードルが下がります。

今まで長編の動画を投稿したことのある方からするとYouTubeショートは随分投稿しやすいのではないでしょうか。

また、過去に撮った動画を短く編集してYouTubeショート動画に利用することもできるので再度取り直す必要もなく、要点だけをまとめたものや、面白いシーンのみを短編動画として世に出すことが可能です。

その際、縦横比のサイズを変更する必要はありますがショート動画を見て、その動画の前後が気になり、長編動画を見てもらえるという可能性もあるので長編動画のCMを作る感覚で気軽にYouTubeショートに挑戦してみるのも良いかと思います。

YouTubeショートのアルゴリズムとは?

まず、アルゴリズムという単語を聞いたことがありますか?

アルゴリズムとは具体的にどういうものなのか、アルゴリズムを理解することでどんなメリットがあるのかについて説明していきます。

アルゴリズムとは、視聴者が自身の趣味嗜好に合った動画をスムーズに見つけて視聴できるように、視聴者が求めている動画を提案する仕組みのことです。

それぞれの視聴履歴や検索履歴等に基づいてオススメの動画を表示させる仕組みをアルゴリズムといいます。

YouTubeショート動画のアルゴリズムを分析し、アルゴリズムを理解することによって、受けられる恩恵はたくさんあります。

アルゴリズムを理解した上でYouTubeショート動画を作成するとオススメ動画や関連動画に載りやすくなり、新規の視聴者を獲得しやすくなります。

また、インプレッション数や再生回数の増加に繋がり、視聴回数が上がってくるとチャンネル登録者数は必然と上がってくるため、アルゴリズムについて理解することはチャンネル運用には役立つといえます。

しかし、まだYouTubeショートのアルゴリズムについては明確になっていることが少なく、アルゴリズムについての情報も少ない状態です。

アルゴリズムの重要なポイント

上記の理由から他のプラットフォームのアルゴリズムやYouTubeの既存の横動画のアルゴリズムから独自にYouTubeショートのアルゴリズムについて分析し、重要だと思うポイントを3つシェアさせていただきます。

1.最後まで見てもらう

アルゴリズムから評価されるためには「完全視聴率」つまり、どれだけの人が最後まで動画を見てくれたかという点が重要です。

最後まで視聴されないということは、それほど面白い動画ではないのかも?視聴者にとって有益な動画ではないのかも?とアルゴリズムが判定し、オススメに載りにくくなってしまうので、最後まで見られない60秒のショート動画を作るより、40秒でも最後まで見て貰えるような動画にした方が良いです。

2.コメントや評価をしてもらう

アルゴリズムに高く評価されるためには、コメントの数や評価も重要です。

再生回数が少なくても高評価やコメント、シェアなどが多いと動画の質が高いとアルゴリズムが判断します。その結果、オススメや関連動画に表示されやすくなります。

3.クリックなどのアクションをしてもらう

検索画面やチャンネルトップの画面からどれだけショート動画をクリックされたかも、アルゴリズムに載るためには重要ポイントです。

クリック率が増えるということは視聴者から需要のある動画だとアルゴリズムが判断し、オススメに表示されやすくなります。

YouTubeショート動画の伸ばし方は?

まず、ショートフィードに載るようにする必要があります。

段階を経て拡散されているようなので、アルゴリズムを意識して、ショートフィードに載るようにしましょう。

第一段階として、YouTubeショートのアルゴリズムは登録してくれた人や過去に視聴してくれた人にショート動画が流れるという仕組みのようです。

次に、第二段階として、同じようなタイトルのショート動画など、似たようなショート動画を見ている人に流れるので、その時に人気のショート動画と同じキーワードやハッシュタグを使うと良いと思います。

オススメに載り続けるためには、第二段階で高評価を貰う必要がありそうです。

とはいっても同じような動画でもショートフィードに載るものと載らないものがあるようなので、YouTubeショートのアルゴリズムはまだまだ構築途中という可能性が高いです。

YouTubeショートのアルゴリズムを徹底的に理解することは今の段階では難しいと思うので、出来るだけ数多くショート動画を投稿して、ショートフィードに載る確率を高めていくと良いと思います。

投稿方法についての記事はこちらです。

まとめ

いかがでしたか?

YouTubeはすでに参入している人が多く、今から取り組むのはもう遅いかも?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかしYouTubeショートはまだまだ参入者が少なく、アルゴリズムも明確ではありません。いち早く攻略し、活用することが出来れば、急激にチャンネルを伸ばすことができたり、認知拡大に成功する可能性がありそうです。

是非、最新のYouTubeショートに興味のある方はアルゴリズムを分析し、アルゴリズムを活用したショート動画作成をしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。