YouTubeの運営をされている皆さんお疲れ様です。
皆さんは誰に向けて動画を投稿されているでしょうか?
YouTubeは2022年現在96.2%が認知しており、月に1回以上YouTubeを見る人は65.2%にもなります。
このようにYouTubeは不特定多数の人が見る可能性のあるコンテンツであり、どのような視聴者層に向けて動画を投稿するのかが非常に重要になります。
今回はターゲットになる視聴者層を決めて投稿する重要性と、視聴者層を決めて投稿する方法をお伝えしていきます。
目次
YouTubeで特定の視聴者層を狙う重要性
1.サービスや商品の購入に結びつける
YouTubeを自社製品のプロモーションに利用したい、採用活動に役立てたい、行っている活動を理解してもらいたい。
YouTubeの運用をしている皆さんの中には再生数を伸ばしたい、それ以外に別の目的がある方も多くいらっしゃると思います。
その中で特定の商品をプロモーションして購入に結び付けたいと考えていたとしても、その商品に興味のある視聴者層とチャンネルの視聴者層がズレていた場合、どれだけ再生数を稼げたとしても購入に結びつかないのです。
例えば、学習塾のプロモーションをしたいのに視聴者層が50代の人ばかりなら塾に興味を持つ人は少ないでしょうし、化粧品を販売したいのに視聴者層が男性ばかりなら、商品を購入する人は少なくなる事は理解できると思います。
逆に考えれば、狙っている視聴者層に確実に視聴してもらえるような調べ方をしたうえで投稿する事で、少ない再生数でも売り上げにつなげる事が出来るようになります。
2.チャンネルの再生数を伸ばす
YouTubeで再生数を伸ばすためにはYouTubeのおすすめに動画が乗る事が非常に重要です。
ただし、自身の動画のターゲットである視聴者に動画がおすすめされていなければ、クリックしてもらう事が難しくなります。
しっかりとした調べ方で、狙った視聴者層に見られているのかを確認して、もし別の視聴者層が多いようなら、サムネイルやタイトルを変更していく事も重要になります。
YouTubeで特定の視聴者層を狙う方法
YouTubeでの視聴者層の調べ方
さっそく自分のYouTubeチャンネルの視聴者層の調べ方を見てみましょう。
視聴者層はYouTubeチャンネルでの視聴者層、各動画毎の視聴者層の調べ方があるので、PCとスマホのそれぞれでの視聴者層の調べ方を紹介します。
PCでのチャンネルの視聴者層の調べ方
「YouTubestudio」を開きましょう。
左の「アナリティクス」タブをクリックします。
右上の「視聴者」タブをクリックします。
画面を下にスクロールすると「性別と年齢」の項目に視聴者層の割合が表示されます。
より詳細なデータがみたいなら「詳細」をクリックすると詳細が表示されます。
ここでは視聴回数、総再生時間などの切り替えができるため、何回再生されたかだけでなく、どの視聴者層が長く動画を視聴してくれたのかが分かります。
PCでの動画毎の視聴者層の調べ方
YouTubestudioを開きましょう。
左の「コンテンツ」タブをクリックします。
コンテンツごとの「アナリティクス」をクリックします。
右上の「視聴者」タブをクリックします。
画面を下にスクロールして「年齢と性別」の項目に視聴者層の割合が表示されます。
コンテンツ毎でも詳細ボタンをクリックする事でより詳細なデータを確認する事ができます。
視聴回数だけでなく総再生時間からもデータを確認しましょう。
スマホでチャンネルの視聴者層の調べ方
「YouTubestudio」のアプリを起動します。
画面下中央の「アナリティクス」をタップします。
画面右上の「視聴者」をタップします。
画面を下にスクロールすると「年齢」「性別」の項目があるのでデータを確認しましょう。
スマホの動画毎に視聴者層の調べ方
YouTubestudioのアプリを起動します。
左下の「コンテンツ」をタップします。
確認したいコンテンツをタップします。
「動画のアナリティクスに移動」をタップします。
右上の「視聴者」をタップします。
画面を下にスクロールすると「年齢」「性別」の項目があるので、ここで動画毎の視聴者層を確認する事ができます。
視聴者層毎に見る好むコンテンツの傾向
視聴者層の調べ方の他に、参考までに「年代」「性別」毎に好まれる事の多い番組の傾向を地上波の番組のデータから載せておきます。
地上波のデータですので、YouTubeの視聴者層と必ずしも一致するわけではありませんが、自分のチャンネルの提供している動画がどの視聴者層に刺さっているのかを事前に知っておくと参考になるかもしれません。
また下記に記載のある番組以外にも、例えば難しい内容をアニメにすると子供でも見てもらいやすいように、その視聴者層に好まれている要素を入れる事で、視聴してもらえる可能性を高めるヒントになるかもしれませんので、一般的な視聴者層の調べ方の他に、このようなデータも一度確認しておきましょう。
- 子供 4歳~12歳:お笑い芸人やアイドルが人気です。他にもアニメのような子供向け番組の他にもクイズ番組やバラエティ番組なども良く視聴される事が多いようです。
- 子供 13歳~19歳の男女:小学生以下の子供に比べると子供向けのアニメの人気は落ちますが、子供向け以外のアニメの人気は高い傾向にあるようです。その他では音楽番組、バラエティ番組も人気があるようです。この年代になると、ドラマも良く見られているようです。
- 男性 20歳~34歳:このくらいの年代になると情報系バラエティも良く見られるようになるようです。その他音楽番組やドラマも良く見られ、クイズ番組などもまだ人気が高いようです。
- 男性 35歳~49歳:ワイドショーのような番組が人男性 50歳以上:この年代になると、時代劇なども良く見られるようになるようです。他にもニュース番組のような高齢の男性が好みそうな番組もよく見られる一方、ワイドショーやドラマなども見られる傾向があるようです。
- 女性 20歳~34歳:女性はこの年代になると、バラエティ番組やニュース番組を見る事が多くなるようです。ドラマなどのコンテンツも人気が高いようです。
- 女性 35歳~49歳:この年代でもニュース番組やドラマは人気があるようです。映画のような長い番組も好んでみる人も多いようです。
- 女性 50歳以上:男性と同じようにこのくらいの年代からは時代劇やニュース番組が見られる事が多いようです。その他にもスポーツ中継や情報番組も見られる事が多いようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
YouTubeの視聴者層については基本的に自身の動画を好む層が視聴する事が多いため、視聴者層はあまりズレていないとは思いますが、狙っていない視聴者層に視聴されている割合が多い場合、その後のチャンネル運営や売り上げの減少に直結する項目であるため、しっかりとした調べ方で、視聴者層を定期的に確認する事をおすすめします。
しっかりと狙った視聴者層に動画を訴求して、YouTubeを効果的に運用していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。