【YouTubeオワコン】今から始めても意味がない!?これから生き残るのはどんな人?

世界でも最大手といわれる無料配信動画サービス、YouTube。今やYouTubeを知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。

それほど認知度が高く、さらに利用者も10代、20代、30代が中心ではありますが、1〜2歳の小さな子供も一生懸命自分で操作してYouTube内の動画を見ようとしている姿を見かけると、老若男女問わず幅広い層が利用しており、日常生活にYouTubeが欠かせないものになっているということが分かりますね。

携帯やタブレットでいつでもどこでも視聴できるYouTubeは、その手軽さから近年テレビよりもYouTubeの方がよく見ていると答える人も多くいらっしゃいます。

それほどまでに認知度も利用率も高いYouTubeなのですが、所々でYouTubeはもうオワコンなのでは?と騒がれています。

YouTubeのオワコンが騒がれている理由はいくつかありますが、なぜオワコンだと騒がれているのか、本当にYouTubeはオワコンなのか、その中でも生き残る手段はあるのか、について解説していきます。

YouTubeオワコン説の原因

YouTubeがもうオワコンなのでは?と言われるようになったのは、ホットなニュースで言うとトップ YouTuberでもある、あのヒカキンも所属するUUUMが身売りし、広告会社に2023年9月に買収されるとニュースになったことが上げられます。

YouTubeは「もう儲からないのか。」「オワコンなのか。」と思われた方も少なくないのではないでしょうか。

また、一部のYouTuberの「再生回数が伸びなくなった」という声からTikTokなどのショート動画が今は人気で、そちらに視聴者は流れているのではないかという憶測や「YouTubeの広告料が減っている」という声からYouTuberの問題行動が目立つようになり、YouTuberに対して広告費を払う企業が減っているのではないかという憶測からYouTubeはオワコン?今更頑張ってももう意味ない?もう撤退した方が良い?と感じた方も多いかと思います。

そもそもオワコンとはどういう意味かというと「終わったコンテンツ」の略称で、流行りが過ぎてしまったもの、時代に合っていないものを指します。

はたしてYouTubeは本当にもうオワコンなのでしょうか。

YouTubeは本当にもうオワコン?

結論から申し上げると、決してそんなことはありません。

確かに競争は激化しています。カテゴリーやジャンルによっては新規参入が難しい場合もあります。

例えば、ゲームの実況系やエンタメ系は常に新規参入者が多いため、視聴者の取り合いになってしまい、今まである程度収益を出していたYouTuberも収益が減ってきていることは事実です。

しかしこれは伸びているジャンルを選択すれば良いだけですし、動画をアップロードするクリエイター数は確かに数年前と比べて増えていますが、本当に需要のある動画やチャンネルは収益を上げています。

またTikTokなど他の動画コンテンツが出てきたこともあり、視聴者が多方面に散らばっているということも事実ではありますが、視聴者が自身の好みやその時の状況に合わせて短編動画を見るのか、長編動画を見るのか選択しているだけなので、YouTubeがオワコンだということではありません。

むしろ動画サービスの需要が高まっていることを表しているとも捉えられます。

つまり、YouTubeが稼げない、オワコンということではなく、一部動画をアップしている発信者の収入が減っていると言った方が正しいです。

YouTubeの本来の目的は動画メディアのソーシャル化でした。

すべての人がクリエイターになれるように、だれでも動画を撮って編集し、それをアップして動画を活用したソーシャルメディアになること、動画を通して他者とコミュニケーションを取れるものを目指しており、実際にそうなっているので、YouTubeは本来の目的を果たしているという見方をすると全然オワコンではないですよね。

オワコン説を裏側から分析

このYouTubeのオワコン説を一方向から見ると、確かに「オワコンだ」と捉える人もいるかもしれませんが、違う角度から切り取ってみましょう。

大手YouTuberの再生回数は数字だけ見ると確かに減っているかもしれませんが、一方で専門性のある個人動画や趣味に特化したYouTuberに視聴が流れているからだとも言えます。

TikTokなどのショート動画の出現で収益が減少したと捉えるのではなく、視聴者が長編を見るのかショートを見るのか使い分けているだけだと捉えると、YouTubeが時代に合わなくなった、需要がなくなった、というわけではないということがわかりますでしょうか。

最後に広告収入ですが、確かに広告収入は全盛期と比べると単価が下がってきてはいます。そこだけ見るとオワコンだと言われるかもしれませんが、しかしこれだけYouTubeの認知度が上がっていて、視聴している人が増えているので、もうYouTube自体が広告の役割を果たしているとも捉えられますよね。YouTubeのみで十分マネタイズできるだけの影響力を持っているということも事実です。

今後YouTubeで生き残る方法

YouTube全体がオワコンだというわけではないということはお分かり頂けたかと思いますが、それでは具体的に今後YouTubeをどう活用していくと良いのか、生き残っていく方法はあるのか、についてポイントをいくつか上げていきます。

1.需要が伸びているジャンルを選ぶ

すでに発信者がたくさんいて競争率の激しいジャンルを選ぶというよりは、新しい分野で需要が伸びている業界を選ぶと良いかと思います。

美容やダイエット関係の発信をしている方はたくさんいますが、どんどん新しい情報が入ってくる分野ですし、旅行や観光は近年復活してきているので今後伸びる可能性のあるジャンルだと言えます。トレカやアウトドア関係も近年伸びてきているのでオススメのジャンルです。

このように参入するジャンルを選ぶのは生き残るためのポイントの1つだと言えます。

詳しくはこちらの記事も併せてお読みください。

2.エンゲージメントを高める

YouTubeの再生数が取りにくくなってきているのは事実です。視聴者が本当に見たい動画を上げると良いかと思います。幅を広げてより多くの人からの受けを狙った動画よりターゲットやテーマを絞って、数より質を重視しエンゲージメントを高めることをオススメします。

エンゲージメントとはコメントや高評価、視聴維持率やシェアなどの「動画に対してどれだけの視聴者が反応したか」です。

これによってファン化ができれば広告収益に依存せず、そのファンへのビジネスを行うことが可能になります。コアなファンを集め、その人たちに向けたビジネスを展開しマネタイズをしていくと今後さらに再生回数を伸ばしにくくなったとしても生き残ることができます。

エンゲージメントに関する記事はこちらをお読みください。

3.他のプラットフォームとの併用

TikTokでファンを作ってそのファンをYouTubeへ移動させるなど、YouTube単体より他のプラットフォームとの併用が重要ポイントになってくるかと思います。

詳しくはこちらの記事も併せてお読みください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

YouTubeオワコン説の原因や、真相、オワコンを違う角度から捉えると見えてくる世界について今回は解説しました。

工夫は必要ですがYouTubeは決してオワコンではありません。

上手くポイントを抑えてYouTubeを今後も活用していって頂けたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。