世界中の人が利用しているTikTokですが、TikTok Liteというアプリもあることを知っていますか?
「TikTok Liteとは楽しくてお得なアプリ」ではありますが、「TikTok Liteとは危険なアプリ」という声もあります。今回はTikTok Liteとはどんなアプリなのか、なぜ危険といわれているのかを徹底解説します。
これからTikTok Liteを利用したいと考えている方へ向けて、安心して利用する方法もご紹介するのでぜひチェックしてみてください。
目次
TikTok Liteとは?
TikTok LiteとはTikTokを運営しているByteDance社がリリースしたアプリで、TikTokの簡易版(軽量版)といわれています。
簡易版または軽量版といわれている理由として、TikTokの必要な機能だけが採用されているためスマートフォンの容量が軽く、データ通信量も節約できます。そしてライブ配信や動画投稿をする機能はありません。
普段TikTokで動画を視聴しているだけの「見る専門」の人にとっては、TikTok Liteの方が使い勝手の良いアプリなのではないでしょうか。
TikTok Liteとは危険なもの?
容量が軽くデータ通信量も節約できるのならTikTokよりも良いと思う人も多くいそうですが、「TikTok Liteとは危険なもの」「TikTok Liteとは怪しいもの」というイメージがある人が多いのも事実です。TikTok Liteが危険と思われている理由をご紹介します。
1.登録しただけでお金がもらえる
「タダより安いものは無い」という言葉があるように、「登録しただけでお金がもらえるなんて怪しい」と思う人もいるようです。TikTok Liteは既に同じようなサービス内容のTikTokがあるので、新規ユーザーを獲得することが難しい状況です。そんな状況を打破するべく、新規ユーザー獲得のために新規登録や友達紹介キャンペーンをしているということです。多額の広告費をかけても「TikTok Liteの良さを知ってほしい」「多くの人に利用してほしい」というのが運営の考えなのでしょう。
2.チェックインや動画視聴でポイント
TikTok Liteにはチェックインや動画視聴でポイントがたまる機能やためたポイントをギフトカードに変換できる機能があります。TikTok Liteは投げ銭の手数料や広告視聴から収益を得ています。この収益の一部をTikTok Liteのユーザーに還元しているというビジネスモデルが設計されています。この仕組みを知ると「危険なアプリ」ではなく「お得なアプリ」という印象に変わる人も多いのではないでしょうか。
3.アメリカでは利用禁止法案の可決
TikTok Liteを運営しているByteDance社は中国の会社です。中国には「国家情報法」というものがあり、「中国企業は国家の情報活動に協力し、国の情報活動の秘密を守らなければならない」という規定があります。つまり政府からの要請があれば中国企業であるByteDance社はユーザーの閲覧履歴や情報などを提出する義務があるということです。「アメリカ国民の情報が中国政府に提出されるのではないか?」という懸念から、TikTokの利用禁止法案が可決されました。こうした点からTikTok Liteとは距離を取りたい、アプリをインストールしたくない、という考えの人もいると思います。しかしByteDance社は議会で「TikTokは中国政府に情報提供をしない」などの発言をしています。運営はプライバシーの保護に務めていること、中国政府からの要請が無ければ情報は提供されないこと、この2点は把握しておきましょう。
TikTok Liteでポイ活
TikTok Liteはポイ活(ポイントをためて活用する活動)になります。ポイントをためる方法や移行して活用する方法をご紹介します。
1.ポイントがたまるって本当?
TikTok Liteとは、動画を視聴して楽しくポイントをためられるアプリです。チェックインしたり、動画を一定時間視聴したり、「いいね」をタップしたり、友達を紹介することでポイントをためることができます。100ポイントが1円として換算され、ギフトカードや共通のポイントに変換することが可能です。友達紹介は紹介した人、紹介された人のどちらにも5000円分のポイントやギフト券がもらえるという太っ腹なキャンペーンです。10日間チェックインなど条件がありますが、紹介すればするほどポイントをためることができます。
2.ポイントは移行できる?
ポイントは主に「えらべるPay」や「ギフト券」に換えることが可能です。えらべるPayではPayPay、dポイント、Ponta、auPayに変換することができるので、普段使用しているバーコード決済やQRコード決済で利用することができます。ほかにもAmazonギフト券や、gifteeBoxで約1000種類の中からサーティーワンアイスクリームやUber Eatsなどのギフト券に交換することができます。2ポイントを1コインに変換することもでき、このコインでギフト(投げ銭用のアイテム)を購入することができます。バーチャルギフトをコインで購入することで好きなLIVE配信者にギフトを贈ることができます。ためたポイントをたくさんの使用方法の中から選択できることはユーザーにとって嬉しい点です。
「TikTok Liteは危険」から「TikTok Liteとは安心」に
ここまではTikTok Liteとはどんなアプリなのか、なぜTikTok Liteとは危険なものと言われているのかや、ポイントについてを解説しました。ここからは自分の身を守りながら、安心して利用していくためにできる対策もご紹介します。
1.個人情報
TikTokやTikTok Liteに限らず個人情報や個人を特定される情報をむやみにSNSなどのインターネットで公開しないことが大切です。背景ひとつとっても、住所が書いてある電柱が写っていないかや、自宅からの景色などでも個人を特定される可能性があります。日々のスケジュールを公開したり、「今から旅行に行く」などと記載することも、自宅に誰もいない時間が特定されて空き巣に遭う被害に繋がる可能性があります。個人情が晒されてしまわないように自分で気を付けることが大切です。
2.知らない人からのメッセージ
フォロー機能やメッセージ機能があるので、顔や名前も知らない人からメッセージが届くことも考えられます。メッセージのやり取りがきっかけで個人情報を与えてしまったり、犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。楽しいやりとりが続いていても信用せず、もしかしたら悪質な人かもしれないという危機感を持って対応しましょう。メッセージのやり取りや相手に少しでも不安を感じた場合はブロックしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「TikTok Liteとはどんなアプリなのか」「TikTok Liteとは危険なものなのか」を詳しく解説しました。
TikTokにチェックインしたり、動画を楽しむことが日常になっている人は数多くいると思います。TikTok Liteとは動画を視聴して楽しくポイントがたまり、ためたポイントの活用方法が多くあることも魅力のひとつです。
「TikTok Liteとは危険なもの」「TikTok Liteとは距離をとりたい」というイメージから「TikTok Liteとはお得なアプリ」「TikTok Liteとは危険ではない」とイメージが変わった人も多いのではないでしょうか。TikTok Liteでポイ活をしてお得に動画を楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。