TikTokの利用規約がやばい?!その理由と3つのリスクについて解説!

日本で1000万人以上が利用していると言われているTikTokはアメリカでも1億人以上が利用しているとも言われていますが、そのアメリカでTikTokの利用を禁止するという法案があがりました。本当にこの法案が通り、利用が禁じられるかは分かりませんが、なぜこのような事態となったのか気になりますよね。

TikTokの利用規約をきちんと読んだことがないという方が大半だと思いますが、このようにTikTokへの警戒が広がると、TikTokを利用していて大丈夫なのだろうか。何かやばいことになる前に辞めた方が良い?TikTokの利用規約についてもう一度確認した方が良いのではないかと不安になる方も少なくないかと思います。

日本だけでなく、世界中で多くの利用者がいるTikTokですが、今回はなぜこれだけ人気のTikTokがやばいと騒がれているのかについて解説していきます。

TikTokの利用規約についても触れていきますので是非最後まで読んでいただければと思います。

TikTokとは?

TikTokは前述した通り世界中に利用者がおり、全世界でも人気です。日間アクティブユーザー数は6億人、平均再生時間、ダウンロード数も世界1位のSNSとなっています。日本でも1000万人を超える約1700万人が利用していると言われており、特にTikTokはZ世代といわれる若者から圧倒的な支持を得ています。

TikTok内で動画をアップしたり情報を配信する人をTikTokerと呼び、配信者も視聴者も共に交流を楽しんだり、動画を視聴していて、特に何も気にせず利用している方がほとんどだと思いますが、実はTikTokは中国の会社が開発したSNSアプリだということをご存知でしたか?

中国が開発したアプリだと聞いて「やばい」の意味が分かった方もいらっしゃるのではないでしょうか。膨大な個人情報がTikTokを通じて吸い取られているかもしれないとアメリカやカナダ、EUでもそう感じているようで政府の公用端末でのTikTok利用を禁止しているようです。

TikTokはただ利用しているだけだと気付かないですが、このように「やばい」と警戒している人たちがいるSNSなのです。

TikTok利用規約について

TikTokを利用する前にTikTokの利用規約を読んでから利用したという人は少ないかと思いますが、TikTok側は、TikTokの利用規約は必ず読んでくださいね。TikTokを利用しているということはTikTokのプライバシーポリシーに同意したものとしますね。という内容を利用規約に載せています。

そもそも利用規約とは何なのかについてですが、TikTok側とTikTokの利用を希望する人との間のルールであり、TikTokのサービスを利用するためには誰しもがこの利用規約に同意し、従わなければならないのです。

TikTokのサービスを利用する人はこの利用規約を守る義務があり、利用規約に違反すると動画が削除されたりアカウントがバンされるなどやばい事態になるので利用規約はきちんと守る必要があります。

TikTokプライバシーポリシーとは

利用規約を守るということは何となく理解して利用している方が大半かと思いますが、やばい話はここからです。TikTokの利用規約の中にあったプライバシーポリシーを確認したことがある方は少ないかと思います。今回は利用規約の中のプライバシーポリシーについても確認してみました。最終更新日は2023年6月16日でした。

こちらには、まず「プライバシーを保護します」と明記してあります。その上でTikTok側が個人情報を収集、利用、共有、処理する方法をプライバシーポリシーに定めているため、このポリシーに同意できない場合はTikTokを利用しないでください。となっています。

利用規約の中のプライバシーポリシーには、プライバシーを保護します。と明記はありますが、個人情報を「収集、利用、共有、処理はする」となっています。やばい空気を感じますね。

具体的にどんな情報を収集されているのかということと合わせながら利用規約の中のプライバシーポリシーに書かれている内容とやばいリスクについて解説していきます。

やばいリスクその1、個人情報漏洩

個人のユーザー名やパスワード、生年月日、メールアドレス、電話番号、プロフィールに設定している画像などプロフィール情報は収集されています。

TikTok上にアップした動画、画像から読み取れる風景や顔、身体的な特徴、声の特性、位置までも情報として集めることがあるようです。

その他にも閲覧した動画や広告の情報、それらのデータから収集したあなたの関心のあることや性別、年齢等も推測していると書かれています。

やばいリスクその2、莫大な情報量流出の恐れ

さらにTikTokと他のSNSの中と連携している場合はそこの情報もTikTokは拾ってくるため莫大な個人情報量をTikTok側つまり中国側は把握しているということになりますね。

1人分の情報量だけでもやばいですが、全世界の利用者分持っているということがやばい状態ですよね。

やばいリスクその3、DMの流出

基本的にはDMは個人間でのやりとりで公にしているわけではないので流出するようなものではありませんが、こちらもTikTok側は情報を保管しているようです。

いつどんな形で情報が流出するかわからないということを年頭においてダイレクトメッセージのやりとりを行いましょう。

これらの情報の利用目的や情報の共有方法についても利用規約の中には詳しく書かれており、読めば読むほどやばいかも。と感じる内容ではありました。

この情報の保有場所はや保有期間についても書かれており、保有期間は「目的のために必要な期間」となっているのでほぼ半永久的に保管されるものだと思った方が良いかと思います。

利用規約なんてなかなかじっくり読む機会ってないかと思いますが内容は結構やばいことが書かれていますね。

TikTokがやばいと言われる理由

情報をTikTok側が管理保管していたとしても悪用されるとは限りませんし、他のSNSも同じように個人情報漏洩のリスクはあるのにどうしてTikTokだけこんなにやばいと言われているかというと、やばいと言われる理由があるのです。

2022年TikTokの企業の従業員が利用者のデータに不正にアクセスし、同社に対し批判的な記事を書いた担当記者らの個人情報を不正に入手していたことが発覚したというやばいニュースがありました。記者らの位置情報を監視して、どこが情報源なのかを突き止めることが目的だったようですが、このことがきっかけで中国に個人情報が流出しているのではないかとの疑惑が強まったのです。

さらに中国には国家情報法というものがあり、中国の企業は中国政府から求められたら情報を提供する義務があると言われており、情報を提供しなければならないのです。

つまりTikTokは中国が開発したアプリなので中国政府から求められた場合中国政府へ情報が提供されることがあるのではないかという懸念が上がったということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はTikTokの利用規約について、何がやばいの?どんな内容が載っているの?と感じている方のために簡潔に解説しました。

確かに利用規約を確認するとやばいなと感じますよね。

しかし、これらの情報の収集はTikTokに限られたことではなく他のSNS媒体でも同じです。そのためSNSに動画や画像を投稿する方は背景をぼかすなど個人情報が吸い取られる可能性も頭に入れて動画や画像をアップロードすることをオススメします。

本当にどこにも漏れてはいけないやばい国家プロジェクトや社外秘などはTikTokアプリの入っていない末端でやりとりした方が良いかもしれませんね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。