2020年以降、3年連続で小学生のなりたい職業ランキング1位(進研ゼミ小学講座調べ)にYouTuberがランクインしたように、近年ではインフルエンサーは立派な職業として認知されるようになってきましたね。
しかしZ世代やアルファ世代の若い層はYouTubeよりもTikTokを視聴しているというデータがあり、同じインフルエンサーでもYouTuberではなくTikTokerになりたいという人も出てきています。
そんなTikTokで人気者になりたい、有名になりたい、そして収入を得たいと思っている方向けに、今回はTikTokで収益化することが可能なのか、収益化する方法や収益化するための条件について解説していきます。
この記事を読むと、TikTokで収益化する方法や収益化するための条件が分かるようになりますので、是非興味のある方は最後まで読んで頂ければと思います。
収益化する方法
TikTokを収益化させる方法はいくつかあります。
収益化したいけど、イマイチ方法が分からず悩んでしまう、難しいの?選択肢はいくつあるの?という方向けに5つの方法について解説していきます。
1.ライブ配信で投げ銭をもらう
TikTokにはライブ配信という機能があります。利用するためには条件があり、16歳以上だということ、TikTokの定めたフォロワー数をクリアしていること、質の高い動画をアップしていることの3つの条件を満たしている人がライブ配信を行うことが出来ます。
TikTokの定めるフォロワー数の条件について具体的な数字は公表されておりませんが、約500名ではないかと言われています。
TikTokのライブ配信は誰もが最初から使用できる機能ではなく、ライブ配信で収益を得るには、まずはライブ配信をする条件をクリアすることが重要です。
このライブ配信内では、投げ銭機能があり、ライブの配信者に対してギフトを贈ることができます。
この受け取った投げ銭は現金へと換金することが可能ですが、換金するための条件がありますのでご注意ください。
年齢が20歳以上、銀行口座を持っていること、PayPalのアカウントを持っていること、の3つの条件を全てクリアしている必要があります。
ライブ配信の利用条件は16歳でしたが、投げ銭を換金するための条件は20歳以上ですので、TikTokのライブ配信で収益化を狙う場合は20歳以上である必要があるといえます。
TikTokのライブ配信についてはこちらの記事を参考にしてください。
2.外部誘導
TikTokから自身のYouTubeチャンネルやブログへ誘導し、そちらで収益を上げるという方法です。
こちらの収益化の条件としては、YouTubeやブログなど外部アカウントを持っていることと、その外部アカウントでの収益が可能なことの2点です。
それぞれ使用している媒体によって収益化の条件は異なりますのでそこは事前確認が必要になりますが、そこだけクリアできていれば、あとはTikTokという媒体を使って外部サイトへ誘導することが出来れば収益化は可能です。
TikTokに自身のYouTube動画の一部を切り抜いた動画をアップしたり、視聴者の興味関心を引くような内容の動画をアップすると、視聴者は他にどんなことをしている人だろう?とプロフィール欄を見てくれます。
プロフィール欄に外部サイトのURLを貼り付けておくと、そのURLをクリックしてくれて外部サイトへ流れてくれるという仕組みです。
3.企業案件を得る
企業からの依頼やコラボによって案件をいただき、それが収益化に繋がるという方法です。
自身のアカウントで商品の紹介やPRをすると収入になります。
企業側からのオファーを受けて案件を得るということは、ある程度のフォロワー数が条件になります。企業側も影響力のあるTikTokerに宣伝してもらうことで認知度アップを図りたいと考えているため、こちらはフォロワー数以外にも、フォロワーからの信頼度や共感度が高いことも条件となってくると思います。
企業側も自社のイメージがあるため、ただ単にフォロワー数の多さだけで企業案件を得ることが難しい場合もありますが、逆にフォロワー数がさほど多くなくても動画のクオリティの高さやオリジナリティを認められて企業案件を獲得出来ることもあるので、企業案件で収益化する方法にこれといった条件が特にないということが最大のメリットだと言えます。
4.アフィリエイト
アフィリエイトと聞くと理解が難しいかもしれませんが、広告収入で、成功報酬型。つまり売れた分だけ収入として入ってくるというものです。
アフィリエイトリンクを自身のプロフィール欄に貼って、そこから商品を購入してもらうことで収益化を狙う方法です。
TikTokのアフィリエイトで収益化をするには、利用しているASPがTikTokに対応しているかどうかが条件となります。
ASPは複数あり、発信者と企業を結ぶ仲介役のようなものなのですが、このASPがTikTokに対応していないと利用できないのでご注意ください。
5.自身の商品販売
最後にご紹介するのは、TikTokで自身の商品やサービスについて宣伝し、お店に来てもらって購入してもらうという収益化の方法です。
TikTokは今や若い世代だけでなく、色々な世代の方が見ています。自身の商品やサービスを持っている方はTikTokを利用して自身のお店のPRをすることで来客数を増やすことで収益アップに繋がります。
収益化するための条件
YouTubeは総再生時間や、チャンネル登録者数、年齢など明確に収益化するための条件が提示されていますが、実はTikTokには今のところこういった収益化するために必要な条件というものは正式に発表されていないのです。
条件はあるにはあるのだと思いますが未発表だということと、この収益化するための条件は変わることがあるので今の段階では、フォロワー数、再生回数、再生時間、コメント数、いいね数など他の媒体でも基準とされている項目を意識してアカウントを育てていくことをオススメします。
ライブ配信の投げ銭機能で収益を得るために必要なフォロワー数の条件は約500人以上、企業案件のフォロワー数の条件目安は約1万人以上だと言われているのでまずはそこを目指してフォロワー数を伸ばしていくと良いと思います。
2022年に新しく導入された「Pulse」というTikTokクリエイターが収益化できる広告分配システムはフォロワー条件が少なくとも10万人以上だと言われています。
こちらは日本ではまだ導入されていませんが、ゆくゆくは導入されるかもしれませんので、条件となりそうなフォロワー数は今のうちに増やしておきたいですね。
フォロワーの増やし方はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
TikTokでの収益化方法や条件については理解できましたでしょうか?
TikTokはまだ他のSNSと比べると収益化というイメージは薄いかもしれませんが、TikTokのバズり方や拡散力は企業も注目しており、TikTokの企業案件の報酬額は1フォロワー当たり1~6円だと言われています。
またTikTokはフォロワー1万人に満たなくても収益化が可能なので、早く収益化したい方やこれから参入する方でも、やり方次第で収益化が可能なので、興味のある方は是非挑戦してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。