TikTokは短尺動画の撮影・編集・加工・投稿がスマホひとつで簡単にできる、今や誰もが知るコンテンツです。
ここまで人気が伸びた理由のひとつに、TikTok独自のエフェクトによりオリジナリティの高い魅力ある動画を作成できるということが挙げられます。
たくさんあるエフェクトの中でも人気のある「音声エフェクト」。
今回のコラムではこの音声エフェクトについて解説していきます。
声が加工してある動画って何なの?いったいどうやっているの?音声エフェクトって使った方が良い?などなど、
音声エフェクトの疑問を解消し、あなたの動画をより魅力的なものにしていきましょう。
ぜひ最後までご覧になってください。
目次
TikTokのエフェクト、何がある?
エフェクトというのは動画を加工する編集機能のことですが、TikTokが提供しているエフェクトにはどんなものがあるのでしょう。
1.TikTokの動画エフェクト
TikTokはクリエイターの皆さんがいつでも魅力的な動画を作成できるよう、頻繁に新しい編集機能を追加しています。
入れ替わりが多い中でもメジャーなエフェクトのひとつはキラキラ系です。「キラキラ加工」は画面全体にキラキラとした輝きが加えられます。キラキラに加えて犬の耳と鼻も表示される「キラキラワン」というかわいいエフェクトもあります。
メイク系では「涙袋ピンクメイク」や「ダークオルチャンメイク」もメジャーです。かわいい印象を与えると言われる涙袋を「涙袋ピンクメイク」が大きくピンク色に加工するので可愛さがアップします。
「ダークオルチャンメイク」は、実際メイクするのは難しいクールな韓国風メイクをエフェクトが簡単に叶えてくれるのが嬉しいポイントです。
視覚効果系では、動画と動画の継ぎ目をかっこよく切り替える「トランジション」や、流れてくるバーが通り過ぎた部分が静止画になる「タイムワイプ」もよく見られます。
多くのエフェクトの中でも人気なもののひとつが「ハートアイズ」。
これは両方の瞳にどきどき動くハートマークが表示され、即かわいくなれるエフェクトです。動物の瞳にも適用できるので使っているユーザーが多く見られます。
動画の中の写真に写っている人の目が動いたり瞬きをする「ダイナミックフォト」も人気です。ちょっとドキッとするこのエフェクト。開始1秒のつかみが大事と言われるTikTokでは特に効果的です。
ここまでは画像へのエフェクトばかりでしたが「音声エフェクト」も根強い人気です。動画に入っている音声を男性の声やロボット風に変換したりエコーをかけることができます。画面に映る人物と音声とのギャップが面白く、見続けたくなるエフェクトです。
2.TikTokの音声エフェクト
それでは、音声エフェクトについて詳しく説明していきましょう。
TikTokが提供している音声エフェクトは12種類あります。
声の高さが変わるものとしては、声が少し高くなる「チップマンク」、動画内の声が男性の声に変わる「男声」、声がとても高く細くなる「ヘリウムガス」、反対にとても低く太くなる「巨人」があります。
音声の響きや振動の加工は、エコーがかかる「マイク」、マイクよりも強いエコーがかかる「エコー」、声が大きく振動する「ビブラート」です。
機械的な音声に変わるものは、音程が一定で自分の声と大きくイメージが変わる「ロボット」、自分の声の音程が一定になる「電子音」、徐々に音程が下がっていきバッテリーが切れそうな機械をイメージさせる「バッテリー」、複数の異なる音程の声が同時再生されハモる「シンセサイズ」があります。
そして、声にノイズが入り粗いイメージになるのが「メガフォン」です。
これらの音声エフェクトを動画に適用することで、オリジナリティとインパクトのある動画を作ることができます。
音声エフェクト使った方が良い?
音声エフェクトは必ずしも使わなければいけないものではありません。
ただ、やはり動画に出ている人物と音声にギャップがあるというのは、シンプルに面白いものです。
また、音声が予想と違うというだけでもオリジナリティを感じさせてくれます。
面白さやオリジナリティ、そして加工を加えているという点で動画の質までも高めてくれる音声エフェクト。
これを使うことで、いいねやコメントなどのリアクションも期待でき、最後まで見続ける視聴者が多ければ視聴維持率も上がります。
こういった反応は、あなたの動画を「おすすめ」に一歩近づけてくれるかもしれません。
音声エフェクトを使うことでのデメリットはそうそう見当たりませんから、ぜひ一度取り入れてみてはいかがでしょうか。
いつもとちょっと印象の違う動画を作りたい、ちょっと面白い動画にしたい。そんな希望を音声エフェクトが簡単に叶えてくれるでしょう。
音声エフェクトを使ってみよう!
TikTokの音声エフェクトの面白さや効果を知ったところで、実際エフェクトを使ってみましょう!
音声エフェクトはアプリ内で撮影した動画を編集する機能なので、まずは撮影するところからスタートです。
TikTokアプリの投稿ボタンをタップします。
次に、動画を撮影して右下にあるチェックマークをタップします。
画面右側に表示されているボタンのうち、上から3番目にある「音声効果」をタップします。
画面下部に音声エフェクト12種類が表示されるので、その中から好みの音声を選び設定します。この時、12種類の音声を実際に聞きながら選ぶことができます。
次へ進み、必要な設定をして投稿ボタンをタップします。
これで音声エフェクトをかけた動画の出来上がりです!
ちなみに、動画を撮影した後で音声を加えたアフレコにも音声エフェクトは適用できます。
同じ人物、同じセリフでも、音声エフェクトで声を変えるだけで印象は大きく変わりそうですね。それらを見比べるだけでも楽しそうです!
音声エフェクトが使えない!そんな時は…
TikTokの音声エフェクトを適用しようとしたけれど…できない!ということもあります。
音声エフェクトが使えない原因として考えられるものとその対処法、ぜひ覚えておいてくださいね。
1.動画がTikTokアプリ内で録画したものではない
TikTokの音声エフェクトを適用できるのは、TikTokアプリ内で録画した動画のみです。音声エフェクトを使おうとしている動画が、アプリ内で録画したものかどうかまず確認しましょう。
そうでなかった場合は、TikTokを開いて動画を撮影し直し、その動画に音声エフェクトを設定してみてください。
また、撮影時にマイクを通して録音された音声のみ変換するので、撮影後に付けたBGMには音声エフェクトはかけられません。
2.アプリやスマホがアップデートされていない
TikTokのエフェクト機能は頻繁に更新されていて、最新のバージョンにアップデートしないと使えないこともあります。また、TikTokはスマホのOSに合わせて更新しているため、スマホのOSがアップデートされていないと不具合が生じて最新のエフェクトが利用できなくなります。
最近アップデートしていないかもという場合、ぜひアプリやスマホのOSを最新バージョンにアップデートしてみてください。
3.スマホに負荷がかかっている
スマホに大きな負荷がかかっていると、あらゆる作業に対応できなくなります。アプリで動画を撮って、アップデートもしてあるけれど音声エフェクトが使えないという時は、一旦スマホを再起動させてみましょう。
まとめ
今回はTikTokの音声エフェクトについて詳しく解説をしてきました。音声エフェクトに対する疑問や不安は解消されましたでしょうか?
音声エフェクトは動画の音声を加工する編集機能で、TikTokでは12種類の音声を用意しています。TikTokで撮影した動画の音声を簡単に変換することができ、オリジナリティとインパクトのある魅力的な動画を作成できます。
トレンドを生み出すTikTokは、いつでも立ち止まることなくエフェクト機能も頻繁に更新しています。
ぜひあなたも、音声エフェクトを取り入れて新しい動画の作成にチャレンジしてみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。