【3分でわかる!】TikTok effect houseについて徹底解説!

TikTokは若年層を中心に人気のSNSコンテンツです。その特徴の一つに、単に撮影した動画を投稿するのみではなく、effect機能を使った動画を作ることが可能ということがあげられます。

TikTokを利用したことがある方なら、effectを活用した動画を投稿したことのある方も多いのではないかと思います。

effect機能を使うことによって顔を盛ったり、動画の雰囲気をおしゃれにしたり、面白さをより際立たせることができるなど、動画制作において重要な役割をしているのがeffectなのですが、このeffectは誰でも簡単に制作することが可能だということをご存知でしたか?

今回はTikTokに欠かせないeffectを利用したことはあるが自分で作ったことはないという方のために、effectを作るためのソフトウェア「effect house(エフェクトハウス)」について解説していきます。

TikTok effect houseとは?

TikTok effect houseを簡単に説明すると、TikTok内で活用できるeffectを誰でも簡単に作成できるツールのことを指します。

TikTok effect houseは2022年4月にリリースされて以降注目を集めており、自分でeffectを制作するハードルが下がったことと、自分好みのeffectを作って使用できるということで、多くのTikTokクリエイターがeffect制作に取り組み始めています。

TikTok effect houseで作成できるエフェクト

TikTok effect houseで作成できるエフェクトは大きく分類して2種類あります。

1つめは「Branded Effect」2つめは「Community Effect」の2種類です。

①Branded Effect

Branded Effectとは、簡単にどのようなエフェクトを指すかというと、2Dや3D、ARなどを駆使して企業が作る独自のオリジナルエフェクトです。ブランドのロゴをエフェクトに使用することもできるので、TikTokでの広告キャンペーン用にブランドエフェクトを活用する企業が多いです。こちらはTikTokから認定パートナーに選ばれた企業のみしか制作することができません。

ブランドエフェクトには企業のブランドロゴだけでなく、商品を掲載することも可能なので、TikTok利用者から、認知を得られたり、購買促進を促すことができるなど、TikTokマーケティングに役立てることが可能です。

前述した通り、ブランドエフェクトを作成するにはTikTok側から認定パートナーに選ばれる必要があるのですが、残念ながら現在新規のブランドエフェクト認定パートナーの受け入れは行っていないようです。

ブランドエフェクトは課金方式で、Standard Effectがおよそ600万円以上、Advanced effectがおよそ1000万円以上という金額です。

金額は高いですが、エフェクトをよく利用する若者に対しての訴求効果の高さが最大のメリットだと言えます。

②Community Effect

Community Effectは、TikTokユーザーで、TikTok effect houseを使う人は誰でも制作できます。

Branded Effectとは違って、企業のロゴや製品、商品をエフェクトに入れることはできませんが、すっぴんでもメイクをしているように加工したり、背景にキラキラやハートを散りばめたり、通常の動画に加工をほどこすようなエフェクトの制作は十分可能です。

TikTok effect houseの使用方法

①effect houseをダウンロード

まずは、effect houseと検索し、公式ホームページからダウンロードをします。

ダウンロード完了後、TikTokアカウントからログインすることでeffect houseを使用できます。

②エフェクトを作成

エフェクトを作成したことがない方の中には、「エフェクトの作成って難しい・・」と思っている方もいると思いますが、effect houseには、動画でのチュートリアルやエフェクトのテンプレートが用意されていますので、エフェクトの作成をしたことがない方でも簡単にエフェクトを作成することが可能です。

なお、エフェクトを作成する際にはエフェクトガイドラインに沿って作成する必要があります。エフェクトの作成前にガイドラインを確認しておきましょう。

ご自身で色々と触ってみたい方はダウンロードしたeffect houseを起動させたら、クリエイトプロジェクトをタップし、エフェクト制作に取り掛かってみてください。

③TikTokによる審査

作成したエフェクトは、制作完了後、公開する場合には、公開前にすべて審査を通す必要があります。ガイドラインに違反していないかどうかをTikTok側が確認し、違反していた場合には審査は通過せず動画は削除されてしまいます。

そのため前述したとおりエフェクトを作成する前には必ずガイドラインを確認することをオススメします。

TikTok側の審査に通るとプロフィール欄に自身の作成したエフェクトが公開されます。

なお、審査には通常3営業日ほどかかりますが、審査によってはそれ以上かかる場合もあります。

④アナリティクスの確認

公開後、effect houseの管理画面から自身が作成したエフェクトがどれだけ使用されたのか、エフェクトの視聴数や再生回数だけでなく、シェアやイイネ!の数もアナリティクスで確認することができます。

いくつかエフェクトを制作していくと、実際にどんなエフェクトがよく使用されて、どんなエフェクトに需要があるのかが見えてくると思うので、ご自身でアナリティクスを確認し、次のエフェクト制作に活かす事は重要なポイントになるかと思います。

TikTok effect house メリット

TikTokには使用できるエフェクトが多くあります。そのためわざわざ自分でeffect houseを活用してエフェクトを制作しなくても良いのですが、自身でエフェクトを制作する際にはある程度トレンドなどをチェックした上で作成し、さらに作成後アナリティクスで確認すると、実際の流行り廃りに敏感に素早く気付くことができるというメリットはあるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、TikTok effect houseについて詳しく解説しましたが、理解は深まりましたでしょうか。

TikTokのエフェクトは種類が多く選ぶ楽しさもある上に動画を華やかに加工して目立たせたり見ている人をより楽しませる事ができるため利用する人は多いです。

そしてこのeffect houseによってエフェクト制作に対するハードルが下がり、エフェクトを制作する側のクリエイターも増えて来ました。

effect houseは誰でも気軽にエフェクトを作成し公開することが可能であることから、今後さらにエフェクトを作る側の人間も増えて、エフェクトの種類の増加や高いクオリティーのエフェクトの増加など、益々盛り上がりそうですね。

これからeffect house自体も機能が増えるなどさらなる展開がありそうなので、TikTokユーザーの方は今のうちにeffect houseの使用に慣れておくと良いかもしれません。

興味のある方はオリジナルのエフェクト作成にも是非チャレンジしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。