TikTokに位置情報がある目的とは?活用法や注意点まで解説

TikTokの位置情報機能は、地域に関連するコンテンツの表示や店舗集客などに活用されています。一方で、「どこまで位置情報が取得されるのか」「設定するとどのような影響があるのか」が気になる人もいるでしょう。

本記事では、TikTokの位置情報の仕組みやメリット、設定方法、利用時の注意点について解説します。

TikTokの位置情報とは?


TikTokの位置情報とは、ユーザーがTikTokアプリを使用する際に、その利用場所(位置)を特定・記録する機能です。具体的には、スマートフォンのGPS機能やネットワーク情報などを通じて、動画を撮影・視聴・投稿しているおおよその位置情報を取得します。

この位置情報を利用により、TikTok側は地域に合ったコンテンツのおすすめや、近隣の人気投稿を表示させたりといった機能を提供しています。

たとえば、旅行先でTikTokを開くと、その土地の観光名所を紹介する動画が出てくるのも、位置情報のおかげです。

TikTokに位置情報があるメリットは?


TikTokにおける位置情報機能は、ただの便利なオプションではなく、実はTikTokが提供するコンテンツ体験の中核を担う重要な要素です。

TikTokはなぜ位置情報を取り入れたのでしょうか? その目的を詳しく解説します。

1.ユーザー体験の最適化

TikTokは、ユーザーが「どこで」動画を見ているかによって、その人にとってより関連性の高い動画を表示します。たとえば、北海道にいる人には地元のイベントやグルメ動画が優先的に表示され、沖縄のユーザーには南国ならではの音楽や景色が出てきやすくなります。

位置情報によって、動画の表示結果をよりパーソナライズできるというわけです。

また、旅行先にいる場合、撮影した風景などを投稿する時に「#東京タワー」や「#沖縄旅行」など位置情報付きのハッシュタグを加えると、より多くのユーザーの目に留まります。

そこから、さらに詳しい旅先の情報を知ることができるといった副次的な効果も期待できます。

2.地域トレンドの可視化

TikTokには、位置情報を活用して「その地域で今、流行っているコンテンツ」を可視化する仕組みがあります。たとえば、ある地域で特定の楽曲がバズっていれば、それを元にした投稿がそのエリアのおすすめ欄に多く表示されます。

TikTok上でローカルブームが生まれやすいのは、位置情報によるトレンド把握があるからです。

3.GoogleMapsとの連携

TikTok動画に位置情報を設定することで、視聴者が店舗や観光地をGoogle Mapsで検索しやすくなります。そのため、動画に位置情報をタグ付けするだけで、集客効果の向上が期待できます。

また、店舗や観光地をTikTok動画にタグ付けすることで、視聴者がGoogle Mapsで場所を検索しやすくなる点も魅力です。実際の来店・訪問につながりやすくなります。

4.広告配信の精度向上

TikTokにおけるマネタイズの柱である広告配信も、位置情報が鍵を握っています。たとえば「渋谷にいる10代女性」に向けて、近くのカフェやアパレルショップの動画広告を表示可能です。

これにより、企業側も費用対効果の高い広告配信が可能となり、ユーザー側も「今この場所で使える情報」を受け取れます。

5.クリエイター支援や動画のヒント

TikTokの位置情報は、投稿する側=クリエイターにも大きなヒントを与えます。「今、この地域でどんな動画がバズっているのか?」を知ることで、流行に乗ったコンテンツ作りがしやすくなり、視聴数アップにもつながります。

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位置情報を活用した運用のほか、Instagramなど他SNSと連携させることで、さらに相乗効果を生み出すことができます。

TikTok位置情報はどう活用されているか?


位置情報をうまく使えば、TikTokでの動画拡散に大きな効果をもたらすこともあります。

1.地域密着型コンテンツの強化

地元のお店紹介やイベント情報を発信する場合も、地域ユーザーの注目を集めるため、位置情報の設定は有益です。地元カフェを紹介する動画で位置情報をONにし、「#名古屋カフェ」などとタグを付けると、同じ地域のユーザーに表示されやすくなります。

2.旅行系・グルメ系アカウントとの相性抜群

近年、「TikTokで行き先を探す」という行動が若年層で増えてきており、旅先の景色やローカルグルメの紹介動画に位置情報を加えることは、集客に有効に働いています。

3.企業アカウントも活用

実店舗を構える企業は、店舗のある地域に向けて「TikTok×位置情報」戦略を取ることで、集客や認知向上に繋がります。

TikTok経由で店舗を知り、そのままGoogle Mapsで場所を調べて来店するユーザーも増えています。位置情報は集客導線の一つです。 

期間限定セール情報や店内紹介動画に位置情報をつけると、地元ユーザーにダイレクトに届くようになります。

ただし、位置情報を設定しただけで再生回数が大きく伸びるわけではありません。地域イベントや店舗紹介など、場所との関連性が高いコンテンツで活用すると、近隣ユーザーへ表示されやすくなる可能性があります。

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アドバイス

地域・旅行系の動画に位置情報を加えることで、旅行者や近隣ユーザーへのリコメンドが強化され、投稿の閲覧数アップやバズにつながります。また、キャンペーン動画への位置情報設定に加え、スタッフによる投稿で親しみ感を演出できます。

TikTokの位置情報ON/OFFの仕方


TikTokの位置情報は、ユーザー自身で「ON」「OFF」の設定を選ぶことができます。スマホの設定から変更する方法と、TikTokアプリ内での設定確認があります。

1.iPhoneの場合

iPhoneでは、「設定」からON/OFFを設定できます。

  • 「設定」を開く
  • 「プライバシーとセキュリティ」から「位置情報サービス」を選ぶ
  • 「TikTok」から、「このAppの使用中のみ許可」や「許可しない」を選ぶ

誤った設定のまま確定しないよう、変更前に内容を確認しましょう。

2.Androidの場合

Androidでは端末の設定からON/OFFを変更できます。

  • 「アプリ」または「アプリの管理」から「TikTok」を選ぶ
  • 「権限」から「位置情報」を選ぶ

必要に応じてON/OFFを切り替えるようにしましょう。

3.TikTokアプリ内の場合

TikTokアプリ内でもON/OFFの設定が可能です。

  • TikTokアプリの画面下「プロフィール」を選ぶ
  • 画面上部メニューボタンから「設定とプライバシー」を選び「プライバシー」へ
  • 「位置情報サービス」から設定

現状では、上記の3つが、TikTok位置情報のON\OFF設定の方法となります。

TikTok位置情報の注意点


便利な一方で、TikTokの位置情報には注意するべきポイントも存在します。

1.プライバシーの流出リスク

投稿した動画の背景や位置情報から、自宅や通学先などが特定される可能性があります。悪意あるユーザーに居住地を知られてしまう危険性もありますので、細心の注意が必要です。

2.リアルタイム投稿の危険性

「今ここにいる」とわかるような投稿をすると、ストーカー被害やトラブルにもつながりかねません。旅行中の動画はリアルタイムではなく、帰宅後に投稿するなどの工夫も大切です。

3.誤った情報共有

位置情報が間違って記録されたり、意図せずシェアされたりすることで、誤解を招くこともあります。投稿前には位置タグや表示設定を確認するようにしましょう。

4.設定OFFにしても位置がバレる

位置情報をOFFにすれば全く位置情報が伝わらないかというと、実はそうではありません。TikTokでは、位置情報サービスをOFFにしていても、IPアドレスなどの情報をもとにおおよその地域情報が利用される場合があります。一方、ONにしている場合は、GPSなどを利用したより詳細な位置情報が活用されます。

また、位置情報サービスをOFFにしていても、動画の背景や投稿内容から居住エリアが推測される可能性があるので注意が必要です。自宅周辺や通勤・通学ルートが特定できる動画の投稿は避け、リアルタイムではなく時間を空けて投稿するなどの対策も意識しましょう。 

TikTokの位置情報から完全特定されないために

TikTokはGPSだけでなく、IPアドレスやSIMカードの情報からも位置情報を推測する場合があります

位置情報サービスをOFFにしていても、ネットワーク情報をもとにおおよその所在地が推測される可能性があります。

また、VPNを利用することでIPアドレスによる位置情報の推測を抑えられる場合があります。ただし、GPS情報や投稿内容から位置情報が推測される可能性もあるため、位置情報の特定を完全に防げるわけではありません。

アドバイス

位置情報の流出は、プライバシー侵害や思わぬトラブルにつながる可能性があります。自宅周辺や通勤・通学ルートが特定できる動画の投稿は避け、公開前に背景や映り込みも確認するようにしましょう。 

まとめ


TikTokの位置情報は、コンテンツの発見性向上や地域ユーザーへのアプローチに役立つ機能です。

一方で、位置情報の扱い方によってはプライバシーに関するリスクもあるため、設定内容や投稿方法には注意も必要です。

位置情報を効果的に活用することで、動画の認知拡大や集客につながる可能性があります。しかし、「どのように設定すればよいかわからない」「TikTokを活用して集客につなげたい」とお悩みの場合は、TikTok運用の専門家へ相談するのも一つの方法です。

当社では、アカウント運用から集客施策の提案までサポートしています。まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

撮影地や場所を設定すると自宅を特定される?

TikTokは広範囲のエリア(地域名)情報を利用しますが、投稿内容や位置情報の設定によっては居住エリアが推測される可能性があります。自宅や会社などの特定につながる場所の投稿は避け、位置情報の設定内容を確認したうえで利用しましょう。

位置情報を特定の相手のみに伝えたいのですが、どうしたらいいですか?

特定の人にしか伝えたくない場合には、TikTokを非公開設定(フォロワー限定公開)にするのが有効です。TikTokアプリ内から設定できます。

TikTok動画で位置情報を特定してもらうには?

投稿する際にプレビュー画面から位置情報の設定が可能です。特に店舗や地域密着型ビジネスでは、位置情報を活用することで認知拡大や集客につながる可能性があります。運用に不安がある場合は、専門家へ相談することも検討してみましょう。

TikTokで海外配信したい場合の位置情報は?

日本で使用している場合、日本にローカライズされているので、海外向けの設定をする必要があります。