TikTok毎日投稿不要?!おすすめの投稿頻度は?投稿頻度を上げるメリットと注意点も解説!

「TikTokをやっているけど、どのくらいの投稿頻度がいいの?」「毎日投稿必要?」「TikTokの投稿頻度を上げるメリットはある?」などTikTokへの投稿頻度は、TikTokに投稿をしている方なら一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

TikTokは他のSNSに比べてバズりやすいプラットフォームで、フォロワーがいなくてもバズる可能性があります。バズることで商品や自身の表現を多くのユーザーに認知してもらえる可能性を秘めているTikTok。せっかく投稿するなら効果的に活用したいですよね。

今回のコラムでは、勢いを増す一方のTikTokを効果的に活用するためにおすすめの投稿頻度、そして投稿頻度を上げるメリットと注意点などを解説していきます。ぜひ参考になさってみてください。

TikTokの「おすすめ」機能

TikTokのアプリを開くと表示される「おすすめ」は、ユーザーの検索結果や「いいね」した動画、試聴時間に基づいて、1人1人に合った動画を表示するTikTokの機能です。

「おすすめ」には、フォローをしていない投稿者の動画も再生されるため、投稿者にとっては「おすすめ」に表示されることが動画の再生回数やいいね、フォロワーを増やすチャンスになります。

そしてこの「おすすめ」に載ること(バズること)と投稿頻度には繋がりがあるのです。

投稿頻度はなぜ重要?

そもそも投稿頻度はなぜ重要視されるのでしょうか。投稿頻度が重要視される理由のひとつとして、TikTokのアルゴリズムによりバズる可能性のあることがあげられます。

TikTokのアルゴリズムは加算式と減算式とに大きく分けられており、いいねの数・コメント数・シェア数・再生回数(視聴維持率)の数値が高いほど質の良い人気の投稿と判断されるのが加算式です。

反対に、視聴維持率の低さ・興味ありませんボタンが押されているなどでその投稿が不人気であると判断するのが減算式です。これらのアルゴリズムによって投稿の質を判断し、人気の投稿は「おすすめ」に表示される=バズるという仕組みになっているのです。

投稿頻度が高ければ、それだけフォロワーの目に留まり再生回数やいいねの数も伸びていくでしょう。そこで加算式アルゴリズムにつながる評価がもらえれば、投稿が「おすすめ」に表示される可能性が高くなります。

「おすすめ」に表示されるということは、フォロワー以外の多くのTikTokユーザーに動画が届くということです。

それをきっかけに更に再生回数や視聴者からの反応が伸び、フォロワーを獲得したり、企業からのPR案件がきたりと、インフルエンサーへの仲間入りを果たすことへとつながる可能性も秘めているのです。

投稿頻度によって「おすすめ」に載る可能性が高まり、さらにその先にも様々な可能性へと繋がるかもしれない。それを思うと、効果的な投稿頻度とはどのくらいなのかが気になるところです。

投稿頻度、一体どのくらいが良い?

TikTokへの投稿頻度についてTikTokの公式サイトには、2日に1回、週3回の高頻度での投稿が、再生数を伸ばすポイントであると挙げられています。この週3回という頻度は、ユーザーの目に留まるように投稿内容を練ったり、動画の撮影や編集に時間をかける余裕をもった回数といえます。

逆に、撮影や編集がしやすい内容であれば、週5回でも毎日でも投稿をすることができるでしょう。実際、毎日の投稿をおすすめするティクトッカーも一定数います。投稿頻度が高ければ毎日の投稿を楽しみに待つユーザーも増えていき、いいねなどの反応が増えていく可能性が見込めるという考えです。

反対に投稿頻度が低いと、常に新鮮な情報を求めているユーザーに離れられてしまい、投稿してもあまり反応を得られにくくなってしまう、ともいいます。

投稿頻度を高めて、どんな動画がユーザーに評価されるのか分析材料とすることも、結果的にフォロワー獲得へ繋がります。分析することで、ユーザーに評価される=バズる動画作りに役立てられるでしょう。

投稿頻度が低いと、そういった分析材料も十分に得られないということになります。どんな動画がユーザーに受けているのかインサイトを用いた分析ができないと、今後の動画作成のヒントを得られないということにもなるのです。

これらから考えると、TikTokでバズることを目指すのであれば、やはり週3回ほどの投稿頻度は目指したいところです。

投稿頻度を上げる際の注意点

ここまで投稿頻度を上げることのメリットを中心にお伝えしてきましたが、投稿する上での注意点があります。それは「動画の質」です。

いくら頑張って投稿頻度を上げて毎日投稿したとしても、肝心な動画が視聴者の興味を惹くものでなければ、視聴者はあえてタップをしないでしょう。見てもらうために投稿頻度を上げることに注力した結果、動画の質が落ち、再生回数が落ちる…それでは本末転倒です。

TikTokは動画を投稿してから1時間が勝負と言われています。投稿後1時間以内である程度の再生回数やいいねが得られなければ、そこから急にエンゲージメントが伸びることは難しいといいます。

パッと見て興味を惹く画面になっているか、画像は印象的か研究も必要でしょう。敢えて、動画内の文字の流れや人の動きを早くするなどして、もういちど再生してもらえるよう働きかけて再生回数を増やす、という手もあるようです。が、まずは初見で見たい!と思わせる画像や動画作りがやはり大切です。

一方で、強い印象を与えることばかりに傾いてしまうと、批判的な声も上がりかねません。これは何を目指すかにもよるでしょうが、同じ反応ならば好意的な反応をもらいたいものです。

投稿頻度ばかりに囚われず、フォロワー獲得に繋がるよう動画の質を高めていくことにもぜひ並行して取り組んでいきましょう!

投稿時間も意識しよう

投稿頻度と共に意識していきたいのが投稿時間です。何曜日の何時ころに投稿するかによって、実は反応が変わるのです。

 

一般的に視聴者の多い時間帯は

①11時〜13時 お昼休みの時間帯

②15時〜18時 帰宅中/帰宅後

③22時〜0時     就寝前

というデータがあります。

また曜日では、金曜日と土曜日はいいねやコメント数が伸びるそうです。

しかしこれはあくまでTikTokユーザー全体のデータであり、学生や夜間勤務、専業主婦など、それぞれの生活リズムによって視聴時間は異なってきます。

例えば学生なら、通学の時間帯である朝7〜9時、そして帰宅中/帰宅後にあたる15〜18時はTikTok視聴者が増える傾向があります。学生さんをターゲットとしているなら、朝や夕方など視聴者が増える時間帯に投稿をするとユーザーに届きやすくなるでしょう。

フォロワーや、狙っている世代が視聴しているであろう曜日や時間帯に投稿すると、視聴回数やいいねなどエンゲージメントに繋がりやすくなります。

それを知るには、自分の投稿に対するいいね数や再生数といった情報を分析するTikTok独自の機能・インサイトを用いると、バズるヒントになるでしょう。

自身の投稿のターゲットを明確にして、誰に届けたい投稿なのか考えると、効果的な投稿時間もおのずと見えてくると思います。

まとめ

今回のコラムでは、おすすめのTikTokの投稿頻度や、投稿頻度を上げる際の注意点などをお伝えしました。

バズるため、動画を伸ばすためには毎日投稿よりも、常に新鮮さや面白さを求める視聴者のエンゲージメントに繋げていくことが重要だということがお分かり頂けましたでしょうか。

皆様の何かヒントになりましたら幸いです。

投稿頻度×動画の質×投稿時間とを考え戦略的にTikTokを運用していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。