
TikTok運用で「特定のコメントを一番上に目立たせたい」「バズった動画をプロフィールのトップに固定したい」と感じたことはありませんか?TikTokには、指定のコメントや動画を最上部に固定できる「ピン留め」機能が備わっています。
この記事では、ピン留め機能のメリット、具体的な設定・解除手順、運用の成功ポイントを解説します。ピン留めを戦略的に使いこなし、アカウントのファンを増やしてエンゲージメント(※注1)を高めましょう。
目次
TikTokの「コメントピン留め」機能の効果とメリット
動画に寄せられた視聴者のコメントや自分自身のコメントを、常にコメント欄の一番上に固定できるのが「コメントピン留め」機能です。
TikTokのコメント欄は、独自のアルゴリズムによって自動最適化されており、表示順は視聴者ごとに異なります(パーソナライズ※注2)。全員に一律で見せたい重要な情報がある場合、アルゴリズムに頼るだけでは不十分なため、誰が見ても1番上に表示される「ピン留め」が重要な役割を果たします。
ピン留めによって期待できる3つの効果
- 重要なメッセージを確実に届ける:コメント欄を開いた全員が最初に目にするため、情報の見落としを防ぎます。
- 再生回数の向上(ループ再生):興味深いコメントを固定することで、テキストを読む間に動画が繰り返し再生されやすくなります。
- 他SNSや外部サイトへの導線:InstagramやYouTube、自社サイトへのリンクをピン留めし、スムーズな誘導を促せます。
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ピン留め時の注意点とリスク
非常に便利な機能ですが、1本の動画に対してピン留めできるコメントは「1つだけ」です。
また、ピン留めされたコメントは、その後のコメント欄の「空気感」を大きく左右します。過激なコメントやアンチコメントをピン留めするとコメント欄全体が荒れるリスクがあるため、基本的には好意的な感想など、視聴者が安心して参加できるポジティブな意見を固定しましょう。
ピン留めするコメントを選ぶ6つの基準

1枠しかないピン留め枠を最大限に活かすためには、動画の目的やターゲットに合わせた選定が必要です。効果的な6つの基準を紹介します。
- 1. 動画の内容を補足・強調するコメント:動画内で解説しきれなかった詳細や結論を補足し、動画の信頼性を高めます。
- 2. 視聴者の共感を生むコメント:「あるある」といった共感意見を固定し、他の視聴者がさらに書き込みやすくなる呼び水にします。
- 3. ユーモアのあるコメント:クスッと笑えるコメントを固定し、アカウントの親しみやすさを演出します。
- 4. 質問・疑問と回答のセット:よくある質問と自身の回答を固定し、他のユーザーの疑問を瞬時に解決します。
- 5. ポジティブなコメント:純粋な応援メッセージを固定することで、コメント欄全体のトーンを明るく保ちます。
- 6. 他のSNSへ誘導する導線:「詳細はInstagramへ」といった自分自身の誘導コメントを固定し、外部への導線を強化します。
TikTokでコメントをピン留め・解除する方法
コメントのピン留めと解除は、アプリ上から数タップで簡単に行うことができます。
コメントをピン留めする手順
- 対象の動画を開き、画面右側の「吹き出しマーク(コメントアイコン)」をタップします。
- 寄せられているコメントの中から、ピン留めしたいコメントを長押しします。
- ポップアップメニューから「コメントをピン留めする」をタップして完了です。
コメントのピン留めを解除・変更する手順
- 最上部に表示されているピン留め中のコメントを長押しします。
- メニューから「コメントのピン留めを解除する」をタップします。※別のコメントを長押ししてそのまま「ピン留め」を選び、上書き変更することも可能です。
TikTokの「動画ピン留め(TOP機能)」の効果と活用法
TikTokでは、自分のプロフィール画面にある「投稿動画」を最上部に固定する機能も用意されています。これを「動画のピン留め」または「TOP(トップ)する」と呼びます。
動画をピン留めするメリット(TOP表示)
動画のピン留めは最大3本まで設定可能です。ピン留めされた動画にはサムネイルの左上に赤地で「TOP」と表示され、投稿日時の新旧に関係なくプロフィールの一番目立つ場所に配置されます。訪問者が最初に再生する可能性が極めて高いため、「アカウントの看板(自己紹介)」としての役割を果たします。
アカウント属性別のおすすめピン留め動画
| アカウント属性 | おすすめのピン留め動画内容 | 期待できる効果 |
| 個人アカウント | ・過去に最もバズった代表作 • 自身のキャラクターが伝わる自己紹介 | ・「すごい人」という認知の獲得 ・ファン化、親近感の醸成 |
| 企業・ビジネス | ・最新のキャンペーンやイベント告知 • 人気商品や新製品情報の紹介 | ・重要なお知らせの認知徹底 ・購買や店舗来店への直接誘導 |
アドバイス
動画のピン留めは、単に「再生回数が多いから」という理由だけで選び続けるのはもったいないです。動画の伸びが落ち着いた後でも、「その動画を見た視聴者がフォローしたくなるか?」という基準で選ぶと、プロフィールからのフォロー率が大幅に向上します。
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ピン留め候補となる「バズる動画」を見極めるためには、投稿直後のアナリティクスの動き(数値の変化)に注目することが重要です。一般的にTikTokでバズが始まる具体的な再生回数の目安や、バズる直前に見られる特徴的なデータについてはこちらの記事をチェックしてみてください。
TikTokで動画をピン留め・解除する方法
次に、動画をプロフィール最上部に固定・解除する手順を解説します。
動画をピン留めする手順
- TikTokアプリの画面右下にある「プロフィール」をタップします。
- ピン留めしたい自分の動画を選んで再生します。
- 画面右側にある「3つの点(メニューアイコン)」をタップします。
- オプションの中から、画鋲マークの「固定」をタップすれば完了です。
動画のピン留めを解除する手順
- プロフィール画面から、現在ピン留めされている動画を再生します。
- 画面右側の「3つの点(メニューアイコン)」をタップします。
- メニュー内にある「固定を解除」をタップすれば、元の投稿日時の位置へと戻ります。
TikTokのピン留め機能を活かして運用を成功させるポイント
ピン留め機能を効果的に運用するためには、固定するコンテンツの選定だけでなく、タイミングや視聴者心理を理解することが重要です。
- 1. 視聴者の心理と視点を分析する:人間には多数派の意見に同調しやすい心理があるため、ポジティブなコメントをピン留めしておくことで、コメント欄を健全で盛り上がりのある空間に育てられます。
- 2. 定期的に更新して鮮度を保つ:一度設定したピン留めを放置するとアクティブ(※注3)ではない印象を与えます。新しくバズった動画や注目のコメントが生まれた際は、積極的にピン留めを入れ替えましょう。
- 3. ターゲット層に最適化する:ビジネス系なら有益なノウハウ、エンタメ系ならノリが良く面白いコメントなど、惹きつけたい視聴者層に合わせて固定する内容を統一します。
まとめ

TikTokのピン留め機能は、コメント欄やプロフィール画面を自分でデザインし、視聴者の行動をコントロールできる強力なツールです。
- コメントのピン留め(1枠):情報の補足や他SNSへの導線、コメント欄の雰囲気作りに直結します。
- 動画のピン留め(最大3本):プロフィールの顔として、認知獲得やフォロワー転換率の向上に貢献します。
どちらの機能も、設定や解除の手続き自体は非常にシンプルです。システムの一時的なバグなどでピン留めが反映されない場合は、慌てずにアプリの再起動や時間をおいて試してみてください。視聴者視点に立ち、どのアプローチが最もエンゲージメントを高めるかを考えながら、戦略的にピン留め機能を取り入れていきましょう!
- ※注1:エンゲージメント:いいね、コメント、シェア、保存など、動画に対する視聴者の反応のこと。
- ※注2:パーソナライズ:ユーザー一人ひとりの興味関心に合わせて表示する情報を最適化すること。
- ※注3:アクティブ:アカウントが現在進行形で頻繁に稼働し、更新が行われている状態。
- コメントや動画のピン留め(TOP)は、相手に通知されますか?
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視聴者のコメントをピン留めした場合、その視聴者に「あなたのコメントがピン留めされました」という通知が届きます。自分のコメントや、自身の動画をプロフィールにピン留め(TOP)した場合は、誰にも通知されません。
- ピン留め(TOP)した動画の順番を入れ替えることはできますか?
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ピン留めされた動画(最大3本)の並び順は、「ピン留め(固定)を設定したのが新しい順」に左から並びます。順番を入れ替えたい場合は、一度すべての固定を解除し、右側に表示させたい動画から順番に再設定を行ってください。
- コメントの長押しメニューに「ピン留めする」が表示されません。
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現在、TikTokの仕様変更や不具合(バグ)により、一部のアカウントでコメントのピン留め機能が利用できない、またはメニューが表示されない現象が報告されています。アプリを最新バージョンにアップデートするか、時間をおいて再度お試しください。
- 他人の動画のコメント欄でもピン留めはできますか?
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いいえ、できません。コメントのピン留め権限があるのは、その動画を投稿したクリエイター(アカウント主)本人のみです。





