バズるために重要?TikTok新機能「再投稿」についてのまとめ

2022年7月に新しく追加されたTikTokの新機能「再投稿」ですが、こちらの再投稿機能についてどこまで知っていますか?

再投稿機能について聞いたことはあるが、使用したことはないという方も多くいらっしゃるかと思います。再投稿のボタンを押したことはあるが使いこなせていない、具体的にどんな機能なのかよく分かっていないという方も少なくありません。

実はこの再投稿機能がバズるために重要な指標の1つになるのでは?!と言われていますが、まだあまり知られていないのです。

今回の記事は、TikTok再投稿を上手に使って、自身のTikTokアカウントをさらに伸ばしていきたい人必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただき、TikTok運用に役立てて頂ければと思います。

TikTok再投稿機能とは

「再投稿」と聞くと、動画を再度アップし直すのか?そんなイメージを抱く人も多いと思います。実際に、TikTokを活用している人の中にも一度投稿した動画を再投稿するものかな?くらいに思っている方も少なくありません。

しかしTikTokの再投稿機能は自分が誰かにオススメしたい!という気に入った動画を仲間にシェアし、拡散させることを目的とした機能で、再投稿した動画は友人のオススメ欄にのりやすくなります。

TikTokの再投稿機能は簡単に説明すると他の人が投稿した動画を再度投稿するようなもので、他のSNS媒体だと、リツイート機能やリポスト機能と呼ばれています。

再投稿できる動画に制限はなく、誰の動画でも再投稿可能です。これはフォロワーさんのアップした動画もフォロワー外の見知らぬ人がアップした動画でも変わりなく簡単に再投稿できるということです。

TikTok再投稿機能の使い方

基本的にはボタンひとつで簡単に再投稿が完了します。

動画の右端に出てくる共有の矢印マークを押すと黄色で再投稿マークが出てくるのでそれを押すだけです。簡単ですよね。

押したらすぐに再投稿が実施されるので気をつけてくださいね。

再投稿を取り消すことも簡単にできます。

再投稿を取り消したい動画を開き、共有の矢印マークを押すと再投稿取り消しマークが出てくるので、それを押したら取り消し完了です。

TikTok再投稿とシェアの違い

通常のTikTokのシェア機能は、TikTok上にいる個人1人に対して動画を共有してオススメするか、LINEというアプリを通して個人宛に動画をシェアするか、もしくは Instagram、TwitterなどのSNSに投稿するという形でのシェアになります。

TikTok上で気に入った動画をシェアしたい場合、従来ではフォロー中のアカウント宛にしかシェアできず、気軽にオススメすることが出来なかったのですが、再投稿機能はボタンひとつで1人以上の人に気軽に動画をオススメすることが可能です。

そのため再投稿はシェア機能よりさりげなく、またより多くの人にオススメできる便利な機能だといえます。上手く活用すればフォロワーUPや、自身の動画の再生回数UPに繋がります。

また、以前はTikTok内の他人の動画を、多くの人にシェアして見て貰いたいと思った場合、まず動画を自身のPCや携帯に落とし込んでから投稿する必要がありました。動画を落とし込む(ダウンロードする)手間だけでなく、再度アップロードする手間も掛かるためとても面倒ですよね。

それだけでなく、他人の動画をdownloadし、再度自身で上げ直すという行為が著作権侵害の対象になる可能性も考えられるので、安易に動画をシェアしにくかった方もいらっしゃると思います。再投稿を上手く活用すれば、そういったトラブルや問題を未然に防ぐことができるのも再投稿機能のメリットだといえます。

再投稿された動画はどうなる?

再投稿された動画は簡潔に言うとお互いにフォローしあっている人のオススメ欄に表示されます。こちらが一方的にフォローしている場合や、逆に相手から一方的にフォローされている場合には、再投稿した動画がお互いおすすめ欄には表示されることはありません。

自身のおすすめ欄にはお互いにフォローしている人の再投稿が表示されます。相互フォローしていなければ自身のおすすめに相手の再投稿が乗ることもないし、相手のおすすめに自分の再投稿が載ることもないということです。

つまり全く知らない人の再投稿は表示されない仕組みだといえます。自分が再投稿した動画は自身のプロフィール画面に再投稿専用ページがあるのでそこにも載りますよ。動画を再投稿したことは基本的には相手に通知は行かないので知られることはありません。

しかし範囲がどこまでとは公に公表されてはいませんが、友達の友達くらいまでの繋がりのある人が再投稿した際にはそれが分かる仕組みになっています。自身が再投稿した動画を自分のフォロワーが再投稿した場合には通知が来ます。

TikTokの再投稿は投稿者にバレるの? 

「再投稿」の通知設定をONにしている投稿者にはバレます。アカウントを立ち上げた初期の設定ではONになっているので、ほとんどのユーザーは通知ONになっている可能性があります。また誰が通知をONにしているかは確認することができませんので、基本的にはバレると思っておいた方が良いかもしれません。

​​以上のように再投稿の通知設定をONにしてるユーザーに通知なしで再投稿することは難しいですが、アカウントがバレずに再投稿する場合の対策として「サブアカウント」を作り、本人とはバレないアカウント名、アイコンで再投稿するという方法はあります。

非公開アカウントの場合再投稿はどうなる?

自身が相手をフォローしていればその人の動画を再投稿することは可能です。この場合は、再投稿した動画を見ることが出来る人が制限され、元の動画投稿者をフォローしている人のみ閲覧可能となります。

TikTok再投稿機能はどういう時に使う?

①拡散させたいコンテンツがある時

自分が応援しているクリエイターがいる場合など、良いと思った動画を多くの人にシェアしたいと思った時にこの機能があることで多くの人に届けることができるかもしれません。

動画をダウンロードするなどの手間なく、ボタンひとつで動画をシェアでき、あなたと相互フォローの関係にあるユーザーのオススメに載るので、注目して欲しい!拡散されて欲しい!バズらせたい!と思った動画に出会った時に更なる拡大を起こすために活用できます。

②サブアカウントを伸ばしたい時

TikTokではサブアカウントを作成しているユーザーも増えています。すでに発信しているものから派生したコンテンツを作ったり、ファンに複数のアカウントをフォローしてもらうことで、収益を増やすのにサブアカウントは必須です。

サブアカウントのフォロワーを伸ばす際、「サブアカウントの投稿動画」を「自分のメインアカウントで再投稿」することで自分のファンにしっかりと見てもらうことができます。それにより、サブアカウントの認知が拡大することでフォロワーを獲得することができます。

サブアカウントを伸ばしたい方は再投稿を有効活用すると早いスピードでフォロワーを増やせるかもしれません。

サブアカウントを持つ時のメリットやデメリットを知りたい人はこちらも合わせてお読みください。

③コラボ動画を拡散したい時

YouTubeなどでよく見るコラボ動画ですが、TikTokでもフォロワーが増えるとTikTokerどうしのコラボ動画を撮影する事があります。コラボ動画を率先して行うことでお互いのフォロワーの需要が合わさりバズりやすいため、有効な方法と言えます。

コラボ動画は基本的に、「自分のアカウントで投稿する動画」と「コラボ相手のアカウントで投稿する動画」の2本を撮影しお互いに投稿します。自分の動画は自分のフォロワーに届きますが、コラボ相手が投稿した動画は届きません。そんな時にお互いが再投稿機能を使うことで新しいフォロワーの獲得やコラボ動画の再生数を伸ばすことができます。再投稿機能を活用したくさんの人に動画を見てもらいましょう。

④PR動画の時

現在はTikTokにおいても企業から依頼されたPR動画というものがあります。企業のPR案件には「自分のアカウントで投稿する案件」と「撮影した動画を渡して企業のアカウントで投稿する案件」の2つがあります。後者の「撮影した動画を渡して企業のアカウントで投稿する案件」の場合企業のアカウントには拡散力がないこともありますし、自分のフォロワーに届かないこともあります。その場合は再投稿機能を活用し自分のフォロワーに自分が出演した動画を届けてPR効果を高めましょう。

⑤キャンペーンなどの時

キャンペーンとは、フォローや再投稿した方限定にプレゼントなどをするという企画です。そういったアクションを促すことで動画が拡散されることやフォロワーが増えることが期待できます。人気TikTokerの多くがこの方法を活用しています。X(旧Twitter)やInstagramでは多く行われていたものですが、TikTokでも再投稿によって拡散が期待できるようになったのでキャンペーン企画が可能となっています。

このように発信する側にとっても視聴する側にとってもこの機能はメリットが大きいと言えるでしょう。

上記のように、どの場面においても再投稿機能を活用することでフォロワーを増やすことが期待できます。他にもフォロワーの増やし方を知りたい方は是非こちらをお読みください。

自分がアップした動画を再投稿するには

TikTokの再投稿機能は、自身の動画を再投稿することはできません。しかし自身のアップした動画の再生回数があまり伸びない、バズらない、という時にその動画を再度編集し直してアップし直すことは可能です。

TikTokではちょっとした編集の違いや投稿のタイミングで動画の再生回数が大きく変化することをご存じですか?動画を投稿してからしばらく様子を見てみて400再生回数を超えない場合は、一度その動画を削除して、再度編集した後に再投稿し、バズを狙うという手もありますので、自身の動画を再投稿したいと思った場合は、再投稿機能の活用ではなく、上記手順で試してみてください。

TikTokをバズらせる方法については、こちらにも詳しく書いてますので是非合わせてお読みください。

再投稿の注意点

動画が再投稿されればより多くの人に動画を見て貰えるので基本的には良いことなのですが、その一方で意図せず注目を浴びてしまう可能性もゼロではありません。

動画を制作する側は、今まで以上に注意して動画を制作する必要がありますし、再投稿する側も、誰かが不快になる内容ではないかを気をつけて再投稿機能を使う必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

TikTokの新機能「再投稿」について理解は深まりましたでしょうか?

TikTokクリエイターからすると多くの方が自身の投稿した動画を再投稿してくれたら動画がバズりやすくなるため大きなメリットになること間違いなしですね。操作的にはボタン1つで簡単に再投稿できるので、今まで使ったことのない方はぜひこの機会に再投稿機能を活用していただけたらと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。