
「YouTubeはもう飽和状態で、今から参入しても意味がない」「オワコンだ」という声を耳にすることが増えました。大手事務所の動向や有名クリエイターの再生数減少など、ネガティブな話題が目立つのは事実です。
しかし、結論から言えばYouTubeは「オワコン」ではありません。 むしろ市場が成熟し、戦い方が「単体運用」から「ショート動画を起点としたマルチチャネル戦略」へと進化しただけなのです。
目次
YouTubeオワコン説の正体|なぜ「終わった」と言われるのか?
YouTubeがオワコンと言われる主な原因は、プラットフォームの成熟に伴う「収益構造の変化」と「視聴者の分散」にあります。
「YouTubeはオワコンだ」と叫ぶ人の多くは、かつてのように「動画を上げれば誰でも稼げる」という時代が終わったことを指していますが、それは市場が「プロフェッショナル化」したことを意味します。
オワコン説が囁かれる3つの背景
- 大手事務所(UUUMなど)の変革: 2023年の買収ニュースなどは、「従来の広告収益モデル」だけでは限界がある、つまり「古いビジネスモデルがオワコンになった」ことを示唆しました。
- ショート動画(TikTokなど)の台頭: タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する視聴者が増え、10分以上の動画が見られにくくなったという憶測。
- 広告単価の変動と競争激化: 参入者が増えたことで、ジャンルによっては1再生あたりの価値が下がっているケースもあります。
【結論】YouTubeはオワコンではない!その3つの根拠
YouTubeは「終わったコンテンツ」ではなく、全世代が利用する「動画インフラ」へと進化を遂げました。
「稼げなくなったからオワコンだ」のではなく、「戦略のない発信者が淘汰されている」というのが正確な現状です。
1. 視聴者層の圧倒的な広さ
1〜2歳の幼児からシニア層まで、全世代が日常的に利用するインフラとなっており、ターゲットとなる市場(分母)は今もなお巨大です。
2. 「専門性」への需要シフト
エンタメ系の再生数が落ちる一方で、「特定の悩み解決」や「深い趣味」に特化した個人チャンネルは、依然として高いエンゲージメントを維持しています。
3. 動画サービスの需要はむしろ増加
TikTokなどの出現はYouTubeの衰退を意味する「オワコン化」ではなく、「動画を視聴する習慣」そのものが社会全体で底上げされたと捉えるべきです。
| 項目 | 以前のYouTube | これからのYouTube |
|---|---|---|
| 戦略 | YouTube内での完結 | 他SNS(TikTok/Instagram)との連携 |
| 評価基準 | 再生回数 | 視聴維持率・エンゲージメント |
| 収益源 | 広告収入メイン | 自社ビジネス・ファンコミュニティ |
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「具体的に何人から収益化できるの?」と気になった方は、最新のボーダーラインを確認しておきましょう。
アドバイス
再生数という「数」よりも、視聴者の反応という「質」を重視しましょう。今のYouTubeは、少ない再生数でも「熱狂的なファン」がいれば、ビジネスとして十分に成立します。

2026年以降に生き残る「ショート動画×本編」の相乗効果戦略
これからのYouTube運用で最も強力な武器は、ショート動画を「本編への入り口」として活用することです。
「長尺動画はオワコンだ」という極論に惑わされてはいけません。実際に弊社が運用しているクライアント様の事例でも、「YouTubeショートやTikTok、Instagramを発信の起点にし、YouTube本編へ誘導する流れ」を構築したことで、目に見える成果が出ています。
【実例】ショート活用で本編の再生数が向上
弊社の運用データによると、ショート動画を戦略的に投稿したことで、YouTube本編の再生数も比例して伸びるという明確な傾向が見られました。
- 認知の爆発: ショート動画のアルゴリズムは拡散力が高いため、未登録者へのリーチが格段に早い。
- 関心の醸成: ショートで「おもしろそう」「もっと詳しく知りたい」と思わせる。
- 本編への着地: 興味が最高潮の状態で本編へ誘導し、チャンネル登録と深いファン化を促す。
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ショート動画で効率よく本編へ誘導するためには、特有の「バズる仕組み」を理解する必要があります。詳しく確認したい方は、こちらの記事をチェックしてください。
生き残るための「3つの具体アクション」
- 情報の切り出し: 本編の見どころや結論の一部を、インパクトのあるショート動画に編集して多角的に発信する。
- プラットフォームの使い分け: TikTokやInstagramリールでも発信し、YouTubeという「母艦」へアクセスを集める。
- 誘導の仕組み化: YouTubeの「関連動画」機能を使い、ショートから本編へワンタップで遷移できる導線を必ず設置する。
アドバイス
ショート動画を「本編への入り口」として活用しましょう。ショート動画は「名刺代わり」、本編は「信頼構築の場」と役割を明確に分け、動画単体でオワコン化させない工夫が求められます。

まとめ:変化を味方につけた人だけが生き残る
YouTubeは「オワコン」どころか、より洗練された「集客プラットフォーム」へと進化しています。
- 市場は巨大なインフラとして安定期に入っている。
- ショート動画を起点にすることで、本編の再生数も大きく伸ばせる。
- SNSを横断してファンを作る「導線設計」が2026年以降の勝ち筋。
YouTube単体で戦うのではなく、複数のSNSを組み合わせて「本編への流れ」を作る。この工夫さえできれば、今から参入しても十分に生き残ることができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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よくある質問
- 今からチャンネルを開設しても、先行者に勝つことは可能ですか?
-
はい、十分に可能です。 かつてのYouTubeは「先行者利益」が強かったのは事実ですが、現在はアルゴリズムが進化し、「新しくても質の高い動画」が優先的に拡散される仕組みになっています。特に今回のコラムで紹介した「ショート動画×他SNS」の戦略を使えば、登録者がゼロの状態からでも数万人にリーチすることが可能です。
- 広告収入以外にはどのようなマネタイズ方法がありますか?
-
再生数に依存しない収益源が数多くあります。現在は、自社商品やサービスの販売、アフィリエイト、企業案件、メンバーシップ、投げ銭(スパチャ)など、多岐にわたります。特定のジャンルに特化したチャンネルであれば、再生数が少なくても100人、1,000人の濃いファンがいるだけでビジネスとして成立します。




