みなさん、TikTokのDM機能を上手く活用し、上手に付き合っていますか？
子供がTikTokにハマっているが、安全なのか、知らない人とどんなやりとりをしているのか、とDM機能が付いていることでソワソワしている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
TikTokはショート動画を見るものだというイメージが強く、TikTok内でDMのやりとりをあまりしたことがないという方も少なくないかと思いますが、TikTokは他のユーザーの方とコミュニケーションを取ることができる動画コミュニケーションのSNSなので本来は見ているだけでは勿体ないのです。
きちんとDM機能について理解し、それぞれに合った設定で上手に付き合えば安心して活用できますよ。
今回はTikTokのDM機能に不安を抱いている方も、DM機能を活用していきたい方も必見！
DMと上手に付き合い、上手く活用する方法について解説していきます。
目次
TikTokはコミュニケーションSNSでもある
TikTokはショート動画を多くの人にシェアできるサービスで、誰でも簡単に動画の撮影から編集、投稿まで出来るという特徴があります。
近年ではTikTokを活用してメイクやファッションなどの情報を集めたり、就職活動にTikTokを活用している人もいるほど、TikTokが生活の一部になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしTikTokは単なる情報を収集する場でも、短編動画を投稿していくものではありません。スマートフォン動画を通して人と人との繋がりを楽しむ新しいコミュニケーションツールとして誕生しているのです。
TikTok DMとは？
DMとはダイレクトメッセージの略称で、簡単に説明するとTikTok上でメッセージを直接送受信してコミュニケーションを取ることができる機能です。
他のInstagramやTwitterなどのSNS同様 TikTokにもユーザー同士が交流できるコメントやいいね機能の他にDM（ダイレクトメッセージ）機能が付いています。DM機能はコメント等と違って、そのやりとりを不特定多数の人に見られることはありません。閉鎖的な空間でのコミュニケーションが可能で、友達やコミュニティーと繋がり、輪ができるという利点があります。
DM機能はメッセージのやりとり、コミュニケーションを取るためのものではなく、TikTok動画を他のTikTokユーザーとシェアすることも可能です。
この動画良いな、あの人に教えてあげたいな、見せたいな、と思ったときに他のSNS媒体を経由することなく、直接TikTokのDM機能のみでシェアすることができます。
ご自身の携帯電話やパソコンに保存してある画像や動画をTikTokのDMで送ったり受信することは今のところできませんが、TikTok内の動画に関しては上記で述べたように簡単にシェア出来ます。
TikTokのDMが使えるのは誰？
TikTokのDMは基本的にはTikTokユーザーであれば誰でも使用することが可能です。
しかし1点注意していただきたいことがあります。TikTokのDMには年齢制限があり、16歳未満だと使用することができません。TikTokユーザーの年齢が13〜15歳の場合は自動的にDMはOFFの状態に設定されており送受信共に利用出来なくなっています。では、16歳以上なら誰でも使用できるかというとそうでもなく、16〜18歳の場合はペアレンタコントロールを使って保護者が制限をかけることが可能です。
ペアレンタコントロールとは
ペアレンタコントロールとは保護者のアカウントと子供のアカウントをリンクさせて子供のTikTok利用状況について把握したり、制限をかけることができるTikTok内のサービスの1つです。
16歳ともなれば周りの友達もTikTokを活用していたり、TikTokのDM機能を使ってグループを作成し、そのコミュニティーの中でのやりとりを楽しむという年齢でもあります。
DMをすべてをDM禁止するということではなく、例えばDMを送信しても良い相手を保護者が選んで許可して、特定のTikTokユーザーのみにしかDMを送信出来ないよう制限することが可能です。
もちろんDMの利用を完全にNGにして、DMの送受信すべてできないような設定にすることも可能です。
ペアレンタコントロールは保護者の管理の下TikTokを利用することができるので、お子様を心配する保護者の方には是非知っておいていただきたいサービスです。
TikTok DMの設定
TikTok内の「設定とプライバシー」の「プライバシー」、「メッセージング」から細かくDMについて設定をすることが可能です。
あなた宛にDMを送信出来る人や、グループチャットにあなたを招待できる人まであらかじめ設定をしておくことができます。これを事前に設定しておくことによって不快なDM受信をできる限り回避して、トラブルに巻き込まれることを未然に防ぐことが可能なのでオススメです。
TikTok DMが送れない時
DMが送信できない原因はいくつか考えられますので5つご紹介していきます。
1.相手がプライバシー設定をしている
基本的には相手のアカウントをフォローしていてもしていなくてもDMを送信することは可能ですが、相手側がDMのプライバシー設定をして受信するDMに制限をかけている可能性があります。
2.自身のアカウントがロックされている
何らかの規約違反があってアカウントが凍結されている場合にはDMの送信も出来なくなります。
規約違反の申告度合いによってアカウントロックの期間は異なります。一時的にアカウントをロックされているだけでしたら、少し時間が経てば復旧することもあるので少し様子をみても良いかも知れません。
身に覚えがなく、あまりに改善されない場合は一度運営側に問い合わせてみてください。
3.送信可能なDM数を超えている
TikTokのDMは相互フォローしていない場合、送信可能なDM数が1日3通と決められています。相互フォローしていない場合は4回目のDMは送信できませんのでご注意ください。
4.相手からブロックされている
TikTokでは相手からブロックされても通知がくることがないため気付きにくいのですが、相手のプロフィール画面を見るとブロックされている場合通常と画面が異なり、投稿がありませんと表示されるので分かると言われています。相手からブロックされている場合はDMの送信ができなくなります。正確には送信することは可能なのですが、相手には届くことはなく、その送ったDMを見られることも、返事が返ってくることもないということになります。
5.年齢制限に引っかかっている
DM機能を使用できるのは16歳以上です。年齢が16歳未満の場合はDMを送信することは出来ません。
TikTok DM活用法
最近ではTikTokを活用して若者からの認知度を得るためTikTokアカウントを開設したり、マーケティング活動の一環としてTikTok運用に力を入れている企業も増えてきています。
企業アカウントこそDM機能を上手く活用するとメリットがたくさんあります。
TikTokではトレンドの分析が重要です。
TikTokのメインユーザーである若者、Z世代の中でいま何が流行っているのか、これについて地道に分析するということも可能ですが、コメントやDM機能を活用し、直接意見を聞いたり密にコミュニケーションをとって信頼関係を築くという方法もあります。
これこそ地道ですが、一度関係性を築くことができればファン化も可能です。
是非DM機能を上手く活用し、人と人との繋がりを楽しんで頂ければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
TikTokのDM機能について理解は深まりましたか？
上手く活用し、上手に付き合っていけばDM機能はとても便利で良いものなので、それぞれご自身に合った使い方で人との関わりを楽しんでくださいね。
SNSは住んでいる場所や年齢性別関係なく、色んな人と交流できる世界なので良い面、悪い面あるかと思いますが、思いやりを忘れずに活用していきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
