皆さんはYouTubeに動画を投稿して満足していませんか?
YouTubeはコンテンツにタイトルや概要欄、撮影場所やコンテンツのジャンルなど様々な項目を設定する事ができます。
これらの項目をきちんと設定する事で様々な効果を得られます。
そのなかで、今回はYouTubeで設定できるチャプター設定という機能を紹介していこうと思います。
目次
チャプター設定とは?
チャプター設定とは本でいうところの目次のような機能で、YouTubeの動画内の各トピックなどに時間と共に目次を設定する事ができます。
設定しておく事で視聴者が見たいチャプターを選択する事ができ、快適なコンテンツとして認識してもらう事ができます。
チャプター設定をした場合に視聴者が出来る
YouTubeでチャプター設定されている動画は視聴者が再生する時に概要欄などから確認する事ができます。
また設定されたタイムスタンプをクリックする事で設定されている時間に移動する事ができます。
チャプター設定の方法
YouTubeのチャプターの設定の方法ですが、まず設定する場所は概要欄になります。
動画投稿時に設定しても構いませんし、後から設定をやり直す事もできます。
概要欄でまずはタイムスタンプを設定しましょう。
その後タイムスタンプのすぐ横に見出しとなるタイトルを設定します。
参考までに下記に記載例を載せておきます。
(例)
8歳になるオスの柴犬です、雪道でも元気に遊んでいます。
皆さんのワンちゃんもこんな変わった事があったなど是非コメント欄で聞かせてください。
0:00 雪を見て喜ぶシバちゃん
1:30 だんだん慣れ始めて埋もれる
5:00 お友達のワンちゃん登場
7:00 疲れて休憩するシバちゃん
こんな感じで概要欄に直接記載する事でチャプターが表示されるようになります。
タイムスタンプの設定については『分:秒』という感じで半角で記入すればOKです。
チャプタータイトルの設定については半角スペースを空けて記入するようにしましょう。
チャプター設定の注意点
YouTubeでチャプターを設定する時にはいくつか注意点があります、タイムスタンプを設定したのにチャプターが表示されない場合は以下に紹介する状況に当てはまらないかチェックしましょう。
①冒頭のチャプターは0:00から設定しましょう
(例)
1:20 お得なお掃除グッズ
3:20 実は掃除に使える身の回りの物
このように0:00の冒頭のタイムスタンプが設定されていないとYouTubeでは認識されません。
②チャプターのタイムスタンプは必ず半角で入力しましょう
(例)
0:00 お風呂場の汚れについて
1:20 お得なお掃除グッズ
このように全角でタイムスタンプを設定してもYouTubeでは認識されません。
③チャプターの順番については必ず順番に設定してください
(例)
0:00 お風呂場の汚れについて
3:20 実は掃除に使える身の回りの物
1:20 お得なお掃除グッズ
このように設定した場合1:20がタイムスタンプとしてYouTubeに認識されません。
タイムスタンプを設定する場合は必ず時間の順番に設定しましょう。
④1つのチャプターについては10秒以上あいだを空けて設定してください
(例)
0:00 お風呂場の汚れについて
0:05 実は掃除に使える身の回りの物
0:08 お得なお掃除グッズ
このようにタイムスタンプの時間のあいだは10秒以上空けて設定しなければYouTubeから認識されませんので注意しましょう。
YouTubeでチャプター設定するメリット
YouTubeでチャプター設定をするメリットとしてはやはり何度も説明している通り、視聴者がストレスなく見たい項目までスキップ出来る事です。
それによって特に同じ人が何度も再生するような、特にハウツー系動画などは再生をしたいと思ってもらえるようになります。
また副次的な効果になりますがチャプターに設定するタイトルはYouTubeのキーワード検索にひっかかりやすいタイトルになる事が多いです。
例えば珈琲の入れ方を紹介している動画があったとして
0:00 美味しい豆の選び方
2:00 おすすめの豆購入方法
4:00 美味しい珈琲豆の引き方
6:00 珈琲を入れるのにおススメの道具
チャプター設定にこのようなタイトルを設定したとします。
どれもYouTubeのキーワード検索にかかりそうなタイトルである事が分かるでしょうか。
チャプター設定にはこのような効果も期待できます。
YouTubeでチャプター設定するデメリット
YouTubeでデメリットについては何となく気付いている方もいると思いますが、チャプター設定をする事によって動画を簡単にスキップする事ができます。
そのため総再生時間を減らしてしまう要因にもなりえます。
総再生時間はYouTubeにおいておすすめに表示されるかどうかの大きな指標になりますので、アナリティクスなどをきっちりと確認してチャプター設定が不利に働いているような統計が出た場合は設定しないようにする、もしくは各チャプター毎にしっかりとつながりがあり別のチャプターも視聴したいと思えるような動画作りを心がけましょう。
YouTubeで特にチャプターを設定する意味のある動画
①ハウツー系のコンテンツ
情報を発信しているようなコンテンツの場合、視聴者側が欲しい情報と欲しくない情報がどうしても1本の動画の中に混ざってしまいます。
このような場合、見ている人が特に知りたくない情報や既に知っている情報が流れて来た時に離脱するきっかけになってしまうかもしれません。
YouTubeでチャプターを設定している場合自身の知りたい情報を目次のように探す事が出来るのでストレスを感じさせない事が出来ます。
ハウツー系の動画と同様の理由で教育系やビジネス系、料理系の動画や紹介動画のような情報を紹介するコンテンツはチャプターを設定してあげると親切です。
②音楽系のコンテンツ
1つの楽曲のみを投稿する場合は特に必要ありません。
何曲も楽曲を1本にまとめて投稿する場合は見ている人がチャプターから好みの楽曲が出るまでスキップする事が出来るため、チャプターを設定してあげる方が親切でしょう。
③ゲーム系のコンテンツ
ゲーム系のコンテンツでも特に対戦動画など短い試合が複数あるものなどチャプターを設定しておいてあげると見ている人も対戦を飛ばせるだけでなく、この後どのような対戦があるのかなども分かり視聴維持率にも影響して来ることがあります。
④ダイジェスト系や切り抜き動画
おもしろシーンのダイジェスト集であったり、切り抜きの動画は短いシーンを複数まとめて投稿する事が多いと思います。
その際にチャプターを設定しておいてあげると目次かわりになり、視聴者にもストレスなくコンテンツを提供する事ができます。
まとめ
いかがだったでしょうか、チャプターの設定は直接再生回数に影響するものではありませんが、視聴者サイドから見た場合に、非常に快適に感じる機能になっています。
チャンネルの好感度を高めるためにも、自身のチャンネルのコンテンツを魅力的に感じてもらうためにも、折角YouTubeが用意してくれている機能になるので是非使いこなしていって下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。