
YouTubeでライブ配信を行う際、コメント対応や荒らし対策は運営の大きな負担です。その負担を軽減し、配信をスムーズに進めるうえで重要なのが「モデレーター」の存在です。
本記事では、YouTubeモデレーターの役割や権限、設定方法から、失敗しない増やし方や付き合い方までわかりやすく解説します。
目次
YouTubeモデレーターとは?

YouTubeにおけるモデレーターとは、コメント欄を管理する役割を担う人です。
ライブ配信では多くの視聴者が集まる一方で、不適切な発言やスパム、荒らし行為が発生するケースがあります。
そういったコメントを非表示にしたり、注意喚起を行ったりして、場をコントロールするのがモデレーターの役割です。
配信者自身が対応するのも可能ですが、反感を招くリスクや他の作業と並行して対応できない場面もあります。
そんな時に場をコントロールしてくれるモデレーターの存在は第2の運営と言っても過言ではありません。
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アドバイス
モデレーターを「うざい」と感じる視聴者は少なからずいます。モデレーター自身の癖が前面に出すぎたり、過剰な行動は視聴者離れを引き起こしてしまいます。モデレーターの人選をしっかり行わないと、視聴者が不快に感じる場合もあるので十分に注意しましょう。
YouTubeモデレーターの権限について解説

YouTubeモデレーターは現在2種類あり、管理モデレーターと標準モデレーターが存在します。それぞれのモデレーターに与えられる権限は以下のようになります。
| 与えられる権限 | 標準モデレーター | 管理モデレーター |
|---|---|---|
| 特定のコメントの削除 | 〇 | 〇 |
| 特定のユーザーのコメントアウト | 〇 | 〇 |
| 特定のアカウントの非表示 | 〇 | 〇 |
| コメント内でのURL添付 | 〇 | 〇 |
| チャット自体のON/OFFの切り替え | × | 〇 |
| チャット参加者の条件の変更 | × | 〇 |
| 低速モードの設定 | × | 〇 |
| NGワードの設定 | × | 〇 |
標準モデレーターができること
基本的には標準モデレーターをお願いする事になるのですが、まず標準モデレーターの権限としては以下のとおりです。
| 項目 | 内容 | 使う場面 |
|---|---|---|
| コメント削除 | 特定のコメントを削除 | 不適切な発言・軽度の荒らし |
| タイムアウト | 約300秒コメント不可にする | 連投・軽度〜中度の迷惑行為 |
| アカウント非表示 | 今後コメントが表示されなくなる | 悪質な荒らし・スパム |
| URL添付 | コメント内でURLを共有できる | 関連動画やサイトの案内 |
これらの機能は上から順に制限が強くなるため、状況に応じて適切に使い分けが必要です。
タイムアウトは、攻撃的なコメントや下ネタ、過度な連投など、ルール違反のユーザーへの対応に使います。
アカウントの非表示はより重い措置のため、スパムや配信の妨害を目的とした悪質なアカウントに限定して慎重に使いましょう。
URLの添付は通常アカウントではできないため、関連動画や案内ページを共有する際に役立ちます。
管理モデレーターができること
管理モデレーターについては基本的に完全に運営側の人以外に権限を渡さないようにしましょう。
標準モデレーターの権限に加えて以下のようなものがあります。
- チャット自体のON/OFFの切り替え
- チャット参加者の条件の変更
- 低速モードの設定
- NGワードの設定
どれも強力な権限であり、いたずらでいじられると配信そのものが、ままならなくなる機能なので一緒にチャンネル運営している仲間以外に権限を渡さないように気を付けましょう。
アドバイス
チャットのコメントをモデレーターが誤って非表示にしてしまった場合、そのコメントを元に戻すことはできなくなります。コメントの非表示は、最新の注意を持って行ってもらう必要があります。こういった点からも、モデレーターは信頼のおけるユーザーにお願いしましょう。
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YouTubeモデレーターに報酬は発生しない?
YouTubeモデレーターは配信の健全性を保つ重要な役割を担いますが、基本的に報酬は発生しません。どれだけ大きく貢献してもYouTube側から評価や対価が与えられることはなく、あくまでボランティア的な立場です。
モデレーターを任されること自体がクリエイターからの信頼の証であり、配信を一緒に盛り上げることにやりがいを感じる人も多いと言われています。
ただし、人気YouTuberや安定した収益を得ているチャンネルでは、モデレーターを雇用するケースもあります。
YouTubeモデレーターに向いている人

YouTubeモデレーターになるには、大前提としてアカウントを持っている必要があります。
加えて、複数の意見を整理し冷静に判断できる力や、配信者との信頼関係が築かれていることも重要です。
以下のような人がモデレーターに向いています。
- 配信を日常的に視聴しており、チャンネルの雰囲気を理解している人
- 冷静に判断でき、感情的にならず対応できる人
- 不適切なコメントにも落ち着いて対応できる人
- 他のコミュニティや配信で管理経験がある人
- 配信者との信頼関係が築けている人
オンライン操作や設定に慣れていることも求められます。
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このようなモデレーターの選定を含め、チャンネル運営をトータルでサポートしてもらえるのが「YouTubeコンサル」です。運用のプロに相談したい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
YouTubeモデレーターの設定方法
事務所でYouTubeを運営している場合は、スタッフにモデレーターを依頼できますが、個人運営では配信時間に合わせて対応できる人の確保が難しいケースもあります。
その場合は、ファンの中からモデレーターを募集するのが有効です。視聴者が多い配信では経験者から申し出があることもあり、モデレーターは複数人で分担することで負担を軽減できます。
モデレーターの追加方法
信頼できる人物をモデレーターに選定したら、次は設定です。 YouTubeでモデレーターを設定する方法は、とても簡単で数ステップで完了します。その設定方法について確認しましょう。
1.YouTube Studioから設定する
ここでは、YouTube Studioからの設定方法について、4つの手順を解説します。
1.YouTube Studioにログインする
YouTubeチャンネルのモデレーターを設定するには、まずYouTube Studioにログインします。YouTube Studioは、チャンネルのすべての管理を行うための中枢で、ここからライブ配信の設定やモデレーターの管理が行えます。
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2.ライブ配信または動画の管理にアクセスする
「ライブ配信の管理」から、既存の配信スケジュールまたは新規のライブ配信を選びます。
3.モデレーターの設定画面に移動する
「設定」アイコンから「コミュニティ」タブを開き、モデレーター設定画面に移動します。ここで対象ユーザーのチャンネルのURLまたはアカウント名を入力します。
4.モデレーターを追加する
入力後、「保存」をクリックするとモデレーター権限が付与されます。設定後は、ライブ配信中にスパナマークが表示されます。
2.ライブ配信中にチャット欄から設定する
ライブ配信中でもモデレーターの追加は可能です。対象ユーザーの名前をクリックし、「モデレーターに設定」を選択すると即時反映されます。
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モデレーター削除方法
YouTube Studioの「コミュニティ」タブから対象アカウントを選び、「×」をクリックすれば解除できます。
YouTubeでのモデレーター設定は簡単にできますが、選定は慎重に行う必要があります。
信頼できるモデレーターと連携しながら配信の質を高め、視聴者が安心して参加できる環境を整えましょう。
YouTubeモデレーターとの上手な付き合い方

YouTubeではモデレーターになるとコメントの横にスパナマークが付き、アカウント名の色が変化するため、第三者からは身内のように見える場合があります。
その状態でモデレーターが発言しすぎたり配信者より目立つと新規視聴者が参加しにくくなるため、権限を付与する以上は基本的に裏方に徹してもらいましょう。
モデレーターとは良好な関係を築く
多くの場合は善意で無償対応してくれていますが、注意やタイムアウトなどの対応はモデレーター自身が反感を受けるケースもあります。
中にはモデレーターに対して攻撃してくるユーザーも存在します。
そのような場合は「モデレーターの判断は配信者の意思である」と明確に伝え、配信者側が責任をもって守る姿勢を示しましょう。
モデレーターとは事前に意見の擦り合わせを行う
コメント管理には明確なルール設定が不可欠です。
- アウトとセーフのラインを明確にする
- 注意やタイムアウトの基準を決める
- URL共有の可否など運用ルールを整理する
- 意見交換できる場(LINE・Discordなど)を用意する
- 配信後にフィードバックを受け、改善につなげる
事前に共有すれば、モデレーター間の対応にばらつきが出るのを防げます。
LINEやディスコードなど別のアプリを使ってもいいので、せめてモデレーター同士と配信主が意見交換できる場所が必要です。
もしかしたら配信後などにモデレーターから貴重な意見がもらえるかもしれませんし、不満があるのなら配信外で聞いてあげて改善してあげる事も必要です。
まとめ
モデレーターとの関係性はチャンネルの方針や規模によって変わりますが、ライブ配信の質を高めるうえで欠かせない存在です。信頼できるモデレーターと体制を整えれば、配信はより安定し、視聴者が参加しやすい環境が作れます。
一方で、モデレーターの選定や管理、運用ルールの設計までを一人で担うのは配信者にとって負担です。配信に集中したい、運用を効率化したいと感じている場合は、体制そのものを見直すタイミングといえます。
当社では、モデレーターの運用設計を含めたYouTube運用のサポートを行っています。安定した配信体制を整えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
よくある質問
- YouTubeモデレーターは何人まで設定できますか?
-
人数制限はありません。人数制限はありません。チャンネル登録者であれば何人でも選べます。
- YouTubeモデレーターを増やすメリットは何ですか?
-
以下のようなメリットがあります。
- スパムや荒らし対策が強化され、配信者の負担が減る
- 視聴者が安心してコメントできる
- YouTubeモデレーターを増やすデメリットは?
-
以下のようなデメリットがあります。
- 管理が複雑になるうえに、権限の悪用リスクがある
- チャンネルの雰囲気に影響する場合がある
- トラブル発生時に責任の所在が不明確になる可能性がある
- YouTubeモデレーターの選定や交渉は手間ではないですか?
-
Youtube運用にはさまざまな工数がかかるので、YouTubeモデレーターとのやり取りは手間に感じる側面もあります。
自分で管理する方法に加えて、運用全体をサポートしてくれるサービスを活用するのも良い方法です。戦略構築から競合分析の設計、YouTubeモデレーターの選定や交渉を始めとするさまざまな工数を代行してもらえば、継続したYoutube配信につながります。




