【3分で分かる】TikTokのビジネスアカウントってなに?メリットデメリットについて解説!

TikTokのアカウントには、個人アカウントとビジネスアカウントの2パターンあることをご存じでしたか?

TikTokのビジネスアカウントってなに?ビジネスアカウントにするとどんな良いことがあるの?と疑問に思っている方も多く、特に意識せず個人アカウントを選択している方もいらっしゃるかと思います。

しかし、TikTokをビジネスとして活用しているかどうかに関係なく、TikTok運用をしていきたい!伸ばして行きたい!TikTokを通じて何かしら成果を上げたい!と思っている方にとっては、ビジネスアカウントに切り替えることによって多くのメリットが得られます。

今回は、TikTokのビジネスアカウントとは何か、ビジネスアカウントに切り替えるメリットデメリットについて解説していきます。

TikTokビジネスアカウントとは

TikTokには個人アカウントだけでなく、ビジネスアカウントというものが存在します。

ビジネスアカウントと聞くと、企業が運用するアカウントというイメージがあるかもしれませんが、TikTokのビジネスアカウントは、企業活動向けの機能が使用できるアカウントのことを指します。そのため企業のみならず、個人の方や個人事業主の方でもビジネスアカウントに切り替えることは可能です。

TikTokビジネスアカウントは、前述した通り、企業活動向けの機能が使用できます。このビジネスアカウントの利用は無料ですので、上手くビジネスアカウントを活用することが出来れば、運用コストを最小限に抑えてマーケティング活動をすることが可能です。

コスト面での負担が少なくて済むので、TikTokのビジネスアカウントは個人事業主の方のようにスモールビジネスを行っている人でも利用しやすいマーケティングツールの1つだといえます。

また、個人アカウントで投稿する動画も、ビジネスアカウントで投稿する動画も、区別なく注目されるため、一般ユーザーの投稿となじみやすいです。

企業がPRや宣伝、営業をすることを目的にTikTokを活用してもビジネス感が薄れ、宣伝やマーケティングだという印象を持たれにくく、抵抗感なく拡散してくれる傾向があります。

この他にもメリットがいくつかありますので、TikTokのビジネスアカウントではどのような機能が活用できるのか、どんなメリットがあるのかについて詳しく解説します。

ビジネスアカウント運用のメリット

1.詳しいインサイト分析が可能

個人アカウントでもインサイト分析は出来ますが、ビジネスアカウントほど詳しい情報は出て来ません。

ビジネスアカウントでは、コンテンツ動画ごとに合計再生時間、平均視聴時間、動画をフル視聴した割合、新しいフォロワーなどの動画分析ができるので、投稿動画を分析し、PDCAを回していくことで、アカウントを効果的に伸ばすことが可能になります。

2.プロフィール欄に外部リンクの設置が可能

TikTokのビジネスアカウントに切り替えると、プロフィール欄に自身のホームページやECサイトへアクセスできるURL、公式サイトや問い合わせ先の情報など外部リンクの設置が出来るようになります。

自社のことや取り扱っている商品やサービスについての投稿をして、プロフィール内にその商品やサービスを購入できるサイトURLを貼り、販売促進やマーケティング施策の一環として活用することで、動画を見た視聴者を商品購入ページに誘導しやすくなります。

3.カテゴリー設定が可能

TikTokビジネスアカウントに切り替えると、「衣類・アクセサリー」「赤ちゃん」「ショッピング・小売」などカテゴリーを選択が可能になります。

ビジネスアカウントのみカテゴリーの設定ができ、このカテゴリー設定をすることによって同じようなカテゴリー動画を好んでいる視聴者に対して自身の投稿した動画が表示されやすくなり、ターゲットに投稿を見てもらいやすくなる、興味を持って貰える可能性が高まるというメリットがあります。

4.動画ショーケースの利用が可能

動画ショーケースは、TikTokビジネスアカウントならではの機能の1つで、他の企業やクリエイターの方が投稿している人気コンテンツをまとめて閲覧することが可能となります。

トレンドをいち早くキャッチすることが重要なTikTokでは、この動画ショーケースを利用し、自身のコンテンツ動画作成に役立てることができるのはメリットだといえます。

5.予約投稿が可能

スマホアプリ版では使用できませんが、ビジネスアカウント利用者で、PCでTikTokブラウザ版を利用している人は、予約投稿ができます。

動画投稿を自動化できるので、運用が楽になるというだけでなく、バズりやすい時間帯や、視聴してもらいやすい時間帯を調査し、その日時に動画投稿されるように事前に予約をしておくことによって、効率の良いアカウント運用が期待できます。

ビジネスアカウント運用のデメリット

1番のデメリットは使用できる楽曲が限られるという点です。

ビジネスアカウントに切り替えると、その時点で楽曲を利用すると営利目的だと判断されてしまうため、TikTok内のほとんどの楽曲の使用ができなくなります。

商用ライセンスが付与されている楽曲を使用して動画を作成することはできますが、使用できる楽曲はほんの一部です。

人気の曲にはほぼ商用ライセンスが付与されていないため、人気の曲を使用できなくなってしまいます。

個人アカウントであればTikTok内のすべての楽曲を使用できるので、人気の曲を使用したい方はビジネスアカウントから個人アカウントに切り替えることをオススメしますが、著作権等気になる方はビジネスアカウントのままの方が安心だと思います。

ビジネスアカウント設定方法

TikTokのアカウントの種類は、個人アカウントかビジネスアカウントの2種類です。

この切り替えはいつでも可能です。

TikTokアカウント開設時、個人アカウントで設定をしていても、途中でビジネスアカウントに切り替えることも出来ますし、それをまた個人アカウントに戻すことも出来ます。

ビジネスアカウントになっている時には、商用ライセンスが付与されている楽曲しか使用出来ないことは前述しましたが、途中で個人アカウントからビジネスアカウントに変更したからといって、前に投稿した動画消える、もしくは前に使用した楽曲に影響が出るということはありませんのでご安心ください。

では具体的にアカウントの設定について解説します。切り替えはとても簡単で10秒もあれば完了します。

1.まず、ご自身のプロフィールページを表示してください。

2.右上にある3本線をタップします。

3.次に「設定とプライバシー」を開きます。

4.「アカウント」をタップします。

5.すると「ビジネスアカウントに切り替える」もしくは「個人アカウントに切り替える」という項目が出てきますので、こちらで簡単に設定変更が可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

TikTokのビジネスアカウントについて理解できましたでしょうか。

自身の商品やサービスの販売促進を目的としてTikTokを活用している方は、プロフィール欄に外部リンクを貼りたいですよね。こういった方や、分析データを使用したい方、アカウントカテゴリー設定をしたい方にはビジネスアカウントがオススメです。

アカウントの種類は何度でも設定変更できますので、自身のTikTokアカウントはビジネスアカウントにした方が良いか、個人アカウントにした方が良いか、実際にアカウントを切り替えて是非色々試してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。