現代では動画市場が拡大するとともに、ライブ配信市場も拡大傾向にあります。
ライブ配信は、自身の商品やサービスの紹介や、イベントの生中継、視聴者との雑談など活用方法はさまざまで、特に有名人でなくても誰でも簡単に配信できるという点から年々配信者も視聴者も増えており、人気が高まっています。
ライブ配信というとYouTubeライブやインスタライブのイメージが強いかもしれませんが、実は拡散力の高さで注目を集めているTikTokにも「TikTokライブ」というものが存在していることをご存知ですか?
今回はSNSの中でも成長率が高く、今後更に成長すると言われているTikTokのライブ配信について、基本的な情報からTikTokライブ配信の特徴やメリットデメリット等について丁寧に解説していきたいと思います。
TikTokを最近始めた方や、TikTokは利用しているけれどTikTokのライブ配信機能は利用したことがないという方は是非最後まで読んでいただき、TikTokライブ配信について知識を深めていただければ嬉しいです。
目次
TikTokライブ配信とは?
TikTokライブ配信を簡潔にいうと、TikTok上で生放送形式で配信できる機能のことです。
元々TikTokはショート動画の投稿に特化しており、視聴者とのコミュニケーションは投稿動画のコメント欄か、ダイレクトメッセージのみでしたが2020年にライブ配信機能が新しく追加され、TikTokでもリアルタイムで配信者と視聴者のコミュニケーションが可能となりました。
TikTokライブ配信は、通常の投稿と同じようにエフェクトやフィルターも使用できるので思い立った時に手軽に配信が可能です。
加工なしだと、ちょっと今日は盛れてないから...ノーメイクだから...と配信することに抵抗感を感じやすいですが、エフェクトやフィルターがあれば気軽に配信出来ますよね。
また、ライブ配信は通常動画とは違い編集の手間が省けるので、そういった面でも億劫になることはなくなるので配信者側はとても活用しやすい機能だと思います。
視聴者側もリアルタイムで視聴でき、チャット機能を使って配信者とコミュニケーションを取ることが可能なのでTikTokライブ配信は配信者側、視聴者側、双方から人気の機能となっています。
TikTokライブ配信の特徴
TikTokのライブ配信機能には、いくつか特徴があります。今回はTikTokのライブ配信ならではの特徴を3つご紹介します。
1.配信条件がある
TikTokのライブ配信はInstagramのライブ配信のように誰でもできるわけではありません。
年齢が16歳以上であることや、一定のフォロワー数、いいね!や総再生回数など配信コンテンツの質の高さが必要となります。
具体的なフォロワー数やいいね数、総再生回数は提示されておらず、どうなればライブ配信が利用できるかという条件は非公開となっています。
ですが現在は400〜500人のフォロワーがいれば条件をクリアできるという説が有力です。
TikTokライブをするには、まず、いいね!やコメントをしてもらえそうな動画を投稿して、再生回数を伸ばしつつフォロワー数を増やしていくことが必要となります。
フォロワーの増やし方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので合わせてお読みください。
2.収益化が可能
ライブ配信の中にある機能で「投げ銭」という有料ギフトを視聴者から配信者に送ることができる機能があります。
ここで視聴者の方からいただいた投げ銭は換金が可能で、PayPalを経由して銀行口座へ振り込むことが出来ます。
配信者は投げ銭機能がOFFになっていると、視聴者から投げ銭ギフトを受け取ることが出来ないのでご注意ください。
その他の収益化の方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので合わせてお読みください。
3.フォロワー外にもリーチ可能
YouTubeやInstagramのライブ配信は、基本的にあなたをフォローしてくれている方がライブ配信を視聴しますが、TikTokの場合はあなたをフォローしていない方もライブ配信に訪れる可能性があります。
TikTokは他のSNSと違ってライブ配信をしているということが自身のアカウントをフォローしていない人にも「おすすめ」に載ることでリーチが可能となっています。
フォロワー外にもリーチできるということはTikTokライブの大きな特徴と言えます。
TikTokライブ配信のメリット
1.ファン化しやすい
配信者と視聴者がリアルタイムでコミュニケーションを取ることができるため、ファン化しやすいというメリットがあります。コメントを読み上げたり、質問に答えることで距離を縮めることができ、視聴者の方との信頼関係構築がしやすくなります。
2.収益化が可能
TikTokライブの特徴でもある収益化は自身の直接の収入アップに繋がるので、配信者にとってメリットの1つだといえます。
SNSの収益化というと、企業案件の獲得やアフェリエイトというイメージがあるかと思います。これらはある程度収入を得ようと思うと、アカウントを育ててフォロワー数を増やしておく必要がありますが、TikTokライブ配信ならフォロワー数が少なくても投げ銭機能で十分に収入を得られる可能性があります。
3.新しい出会いに繋がる
TikTokライブ配信を頻繁に行うと、「おすすめ」に載りやすくなるというメリットがあります。おすすめに載りやすくなると、多くの人に自身の動画を見てもらえる機会が増えるので、新しいフォロワーさんの獲得や、TiKTokクリエイターさんとの出会いが期待できるのもTikTokライブ配信を行うメリットの1つだといえます。
視聴者を増やすコツ
TikTokのライブ配信をしてみたが、なかなか人が集まらない、視聴者が増えていかないという悩みが出てくることがあると思います。
TikTokライブ配信初心者でも出来る視聴者を増やすコツを3つご紹介します。
1.時間帯を意識する
まずはいろいろな時間帯でライブ配信をしてみてください。TikTokがバズりやすい時間帯、利用者が多い時間帯は15時から18時の帰宅中、もしくは帰宅後だと言われていますが、この時間帯は配信者も多いです。
深夜AM3:00頃になると配信者も少なくなるため、おすすめに載りやすく、見てもらいやすいというデータもあります。
自身のライブ配信を見てくれる層がなんとなく読めたら、配信日時を固定すると視聴者にも何曜日の何時に配信があると認知してもらえるのでオススメです。
2.配信内容を工夫する
ただ単に日常的な雑談をするより、ネタやテーマを用意して視聴者の興味関心を引いてみてください。心理テストやクイズを用意したり、つい見たくなるような話題で配信すると良いと思います。
3.コラボ配信
TikTokライブを他のクリエイターの方とコラボレーションして行うと、自身のフォロワーさんのみではなく、コラボ相手のフォロワーさんにも認知してもらえるので初心者の方にはオススメです。
有名なティックトッカーの方でなくても、友達同士や、SNS内で出会った趣味の合う方にコラボ依頼をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。TikTokライブ配信について理解は深まりましたか?
TikTokは今後さらに企業マーケティングとして活用されたり、Instagramのようにショッピング機能が追加されたり、進化していきそうですね。
今のうちからTikTokライブ配信を通じてフォロワーさんとコミュニケーションをとって距離を縮めつつ、あなたのファンを増やすということを始めてみてみると良いと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。