YouTubeチャンネル名の隣にチェックマークがついているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。このチェックマークはYouTubeから本人である・公式であると認証されたことを表しています。認証を受けるためにはいくつかの条件があり、誰でも簡単にチェックマークをつけられるわけではありません。今回はYouTubeチャンネルの認証を受ける方法や条件について詳しく解説していきます。申請方法は簡単なので、条件を達成しているチャンネルは申請してみてください。
目次
YouTubeの認証ってなに?
YouTubeの認証を受けることは、YouTubeに公式のチャンネルと認められたということです。クリエイターだけでなくアーティストや企業や有名人など、本人であることをYouTubeから認められている状態ということになります。認証を受ける方法は簡単で、認証を受けるとチャンネル名の隣にチェックマークが表示されます。これにより視聴者は他の似たようなチャンネルと区別しやすくなり、目的の動画を視聴しやすくなります。認証を受けることで自身のチャンネルをブランディングすることができ、視聴者へのアピールや宣伝に繋がります。
YouTubeチャンネルで認証を受ける条件
YouTubeチャンネルの認証を受けるためには条件があります。この条件をクリアしていないと認証を受ける申請をすることすらできないので、注意が必要です。
1 チャンネルの設定を終えてYouTubeで活動していること
チャンネルが公開されていること、チャンネルのアイコンや説明の設定がされていること、動画を投稿していることが条件です。
動画の投稿もなくチャンネルの説明文やアイコンも無いYouTubeチャンネルを「公式」といわれても、信用できない視聴者も多いのではないでしょうか?
説明文やアイコンはチャンネルの顔ともいえるので、本物の著名人や企業のYouTubeチャンネルだと分かりやすくなるようこだわって設定するといいでしょう。
2 本人または本物の団体やブランドが所有しているYouTubeチャンネルであること
認証を受けるということは、YouTubeから「公式のチャンネルである」というお墨付きをもらうということになります。申請を行うチャンネルの中には意図的に他の著名人や企業になりすましているチャンネルもあるようです。しかしYouTubeはそのようなチャンネルを認証することはありません。こうした経緯から、認証を受ける申請の審査が厳しくなることがあります。認証を受ける申請をしたあとにチャンネル運営者の年齢確認や、書類や情報の提出を求められることがあるので丁寧に対応しましょう。
3 チャンネル登録者数が10万人いること
10万人に達していないと申請するフォームが表示されません。まずは視聴者に楽しんでもらえる動画をたくさん作成・投稿しましょう。InstagramやX(旧Twitter)など他のSNSでもチャンネルの宣伝をしたり、新規投稿された動画のリンクを貼って投稿することもチャンネル登録者数が増加する方法の一つです。魅力的なYouTubeチャンネルとなり、チャンネル登録者数10万人の条件をクリアすると認証を受ける申請をすることができます。
YouTubeチャンネルの認証を受ける方法
YouTubeから認証を受ける申請方法をご紹介します。申請方法はとても簡単なので、チャンネル登録者数10万人を達成しているチャンネルは申請方法をチェックしてみてください。
Googleヘルプセンターで「チャンネルの認証バッジ」と検索すると「チャンネルの認証バッジ」というヘルプ記事がヒットします。この記事から簡単に申し込むことができます。
条件を達成してるアカウントであれば、「今すぐ申し込む」というリンクが表示され、達成していないと「条件を満たしていないようです」と表示されます。申し込みリンクに進み、チャンネル名とIDを入力し、申請を完了させます。進捗状況はメールで送られてきます。承認されるとチャンネル名の隣にチェックマークが付き、YouTubeから「公式チャンネル」として認められたことになります。この方法で申請すると数日以内に手続きが完了します。
認証(チェックマーク)が外れてしまう場合
条件をクリアしてYouTubeから認証を受けても、意図せずチェックマークが外れてしまう場合があります。
1 チャンネル名を変更したとき
認証を受けているチャンネルの名前を変更すると、チェックマークが外れてしまいます。YouTubeから認証を受ける意味として、名前が似ている別のチャンネルと区別しやすくするというものがあります。突然名前を変えると視聴者が混乱してしまったり、変更前のチャンネル名で検索に表示されなくなるなど、あまり良い影響があるとはいえません。どうしてもチャンネル名を変更したいときは、あらかじめ認証を受ける前に変更しておくといいでしょう。
2 利用規約やコミュニティガイドラインが守られていないとき
YouTubeから認証を受けて「公式チャンネル」と認められても、利用規約に違反する動画を投稿していたり、コミュニティガイドラインが守られていない場合はチェックマークが外れてしまいます。動画の投稿後に利用規約に違反していたことが発覚した、という事態にならないようあらかじめしっかり内容を読み込んでおく必要があります。「公式チャンネル」と認められているからこそ、利用規約やコミュニティガイドラインに遵守した動画を投稿しましょう。
認証を受けなくても視聴者に認知される方法
認証を受けたいと思っても10万人のチャンネル登録者数を達成することが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。認証を受けなくても視聴者から認知される方法はあります。面白い動画やタメになる動画を作成・投稿することも重要ですが、チャンネル名に個性を出したり、インパクトのあるチャンネルアイコンやバナーを採用する方法も効果的です。
どこかで見たことのあるようなチャンネル名やアイコンの場合、「また見たい!」と思われてもどのチャンネルだったか思い出してもらえないかもしれません。テーマカラーを決めてアイコンとバナーの両方に採用する方法や、インパクトのある画像を採用する方法で、認知してもらう確率が上がります。動画、画像など色々な方法や工夫をして視聴者に認知してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はYouTubeチャンネルの認証を受ける方法や、条件について詳しく解説しました。
認証を受けるための申請方法は簡単ですが、条件をクリアすることを難しく感じた人も多いのではないでしょうか。YouTubeで10万人の登録者数を達成する条件は大変ですが、個性を出す方法や視聴者に刺さる動画を作成・投稿し続けていく方法で条件を達成しているチャンネルは数多くあります。10万人達成するには時間がかかりそう、という場合でもチャンネルに個性を出してコアなファンを獲得していくことで認知拡大に繋がります。申請方法は簡単なので、条件を達成しているチャンネルは認証を受けることで他のチャンネルと差別化し、チャンネルを繁栄させていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。