【失敗するYouTubeチャンネル】よくある4つの失敗とその対策をわかりやすく解説

YouTubeは今や最も有名なプラットフォームとなりました。

その影響はすさまじいものがあり、世界では月に25億人のアクティブユーザーがいるとされています。

一部ではYouTubeオワコン説なども流れたりしていますが、今後も大きな時代の変化がない限りは利用され続けるでしょう。

そんな中でYouTubeで成功しようと、今も多くのクリエイターたちが参入してきています。

しかしYouTubeで活動することに失敗して、撤退する人も多いのが現状です。

そこで今回はYouTubeで失敗するとはどういうことなのか?

YouTubeで失敗しないためにはどうしたらいいのか?を取り上げて解説していきたいと思います。

YouTubeで失敗するとはどういうことなのか?

では具体的にYouTubeで失敗するとはどういう事なのでしょうか?

YouTubeで失敗するということについては個人で行っている場合や企業で行っている場合、また収益を見込んで活動しているのかどうかなど、目的によって違ってくると思いますが、具体的な失敗例としては以下のようなものがあると思います。

・YouTubeで無茶な企画をやって採算がとれなくて赤字になる。

・炎上して自身や企業にマイナスイメージがつく。

・YouTube活動で体調を崩す。

・目的の収益に達さない、期待した効果が得られない。

ここからはそれぞれの失敗の特徴と簡単な対策を解説していきます。

最も多い失敗はYouTubeから撤退すること

YouTubeの運用をするうえで最も大切な事は何か?

多くのクリエイターに聞いたときにまず口をそろえていうのは「YouTubeを続けること」です。

なぜならYouTubeは短期的に成果を出すのには向いていないためです。

YouTubeによる広告効果を期待する場合でも、YouTubeで収益を得たい場合でも同じことが言えるのですが、最初のうちはYouTubeに対して投入するコスト(時間やお金)のほうがメリットの部分より大きく、そこが逆転した後にメリットの部分は加速度的に伸びていく傾向があります。

チャンネル登録者を例に出しても0人から100人になるより、1万人から1万100人になる方が圧倒的に早いのです。

そのため特に最初の成果が出る前の時点で挫折してしまう人が多くいます。

特に収益化できる1000人に達しているチャンネルは上位15%だけというデータから分かるように続ける努力は必須になってきます。

YouTubeを続けていくための方法については別記事でも紹介しているので気になる方は参考にしてみてください。

最もリスクが大きい失敗は炎上すること

YouTubeでの失敗の中でも特に傷口が大きくなる失敗は炎上することです。

特に法人としてYouTubeを運用している場合、YouTubeが本業ではないのにもかかわらず本業に悪影響を及ぼすことさえあります。

すでに収益化できていて育っているチャンネルほど炎上リスクは高まってしまいます。

今の時代は思っても見ないことで炎上する可能性があり、残念ながらこの失敗のリスクを0にすることは難しいのが現状です。

ただし炎上する可能性を少しでも減らす工夫はできるので、少しでも失敗する確率を減らせる参考にしてみてください。

1.YouTubeの規約を遵守する。

具体的には性的コンテンツ、差別などが含まれる表現、暴力行為、爆弾の作り方など反社会的活動に役立つ内容は絶対に避けるようにしてください。

2.法律を順守する

当たり前のことのようですが意外と知らずに失敗しているケースがあります。

例えば釣りのチャンネルで設置網を使った動画が漁業権を侵害しているのでは?と炎上している失敗などがあります。

撮影場所や通行人のモザイクを入れるかなど法律をしっかり把握して動画を制作することで失敗する確率を減らせます。

3.不適切なユーザーを非表示にする

コメント欄が荒れてそこから粗探しが始まるケースもあります。

毎回攻撃的なコメントをするユーザーは非表示にしてしまうことで失敗の確率を下げることにつながります。

4.コンサルを入れる

個人では難しいと思いますが、しっかりとしたYouTubeコンサルであればある程度リスクがある動画は指摘をしてくれるので予算があるならお願いしてみるのもいいでしょう。

YouTubeの活動で体調を崩す

無茶な企画をやって体調を崩すパターンと無理なスケジュールで体調を崩すパターンがあります。

激辛や大食い企画で病院に搬送されるケースや、高所での撮影や通行人に対するドッキリで死亡事故に発展するケースも実際にありますので、危険な内容は避ける方が失敗する確率を減らせます。

スケジュールに関しては本業があるのにもかかわらず高頻度で投稿しようとした結果体調を崩してYouTubeをやめなければならないような失敗も見受けられます。

体調については身体的なものだけではなく、精神的なものもあり、YouTubeの運用が過度なストレスにならないように気を付けることでこの手の失敗は防ぐことができます。

目的の結果や収益を得られない

趣味で投稿している場合を除いて、結果が出ないことは失敗といえると思います。

個人で運用している場合には生活がままならなくなったり、活動の規模を縮小せざる得ないでしょうし、法人で運用している場合もコストに見合わない場合にYouTubeを利用することを停止せざる得ない場合があります。

目的の結果や収益を得られない失敗にはそもそも目標の設定が甘い場合と達成可能な目標へのアプローチが間違っている場合の2つがあります。

目標の設定が甘いパターンですが、YouTubeは他のプラットフォームと比べると結果を出すのに時間がかかると思った方がよいです。

特に開店したての店舗経営者や、初動で多くの予算をかけた法人から聞こえてくる失敗談で、すぐに見切りをつけて諦めてしまったり、徐々にYouTubeを活用する頻度が落ちてチャンネルだけが残っているが更新されなくなるなど、前述したYouTubeが続けられないといった失敗が起こるケースが多々あります。

YouTubeは初めから爆発的な成果が出るプラットフォームでありませんが、結果がではじめると少ないコストで長期的にリターンが返ってくる傾向があるので、長い目でみてどのくらいで損益分岐点が発生するのかをYouTubeに詳しい人やコンサルに相談することでこのような失敗は減らすことができます。

目標の設定は正確だけどアプローチが間違っている場合は主にYouTubeのノウハウがないことが原因であることが多いです。

現状のデータを分析して、いかに早く方向修正ができるかがカギになってきますので、同じ失敗を繰り返さないためにもある程度運用したら、データの分析→情報収集→今後の計画の順番に道筋をしっかりとたてることで失敗する確率を減らしましょう。

データ分析などの方法については、非常に内容が多くなるので気になる方は別記事で解説しているのを参考にしてみてください。

まとめ

今回はYouTubeで失敗するということについて解説していきました。

まだまだ個別の失敗例や、その失敗に対する対応や対策についてお伝えしたいところではありますが、きりがなくなってしまうので今回はここまでとさせていただきます。

他にもYouTubeについての様々な情報を発信していますので、失敗以外のことについても是非一読いただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。