TikTokとYouTubeの掛け合わせは最強?!連動させるメリットと方法について解説!

SNSを活用して成功している方たちのほとんどが、1つのSNS媒体のみではなく、YouTube、TikTok、Instagram、Twitterなど、いくつかのSNSと掛け合わせて運用しているということをご存じですか?

YouTubeへの投稿を始めてみたけど「登録者が増えない」や「なかなか再生回数が上がらない」と壁にぶつかり、動画投稿するモチベーションが下がってしまう人は少なくありません。

YouTubeは他のSNSと比べても全体の利用者が多く母体が大きいです。今やテレビよりYouTubeを見る時間の方が長いという人も少なくないのではと思います。

若い世代だけでなく、小さな子供から年配の方まで多くの人の日常生活の中に溶け込んでいるYouTubeを活用しない手はないのですが、せっかく動画を投稿してもユーザーに見て貰えなければ意味がないですよね。

「より多くの人に動画を視聴して貰いたい」「再生回数を上げたい」「チャンネル登録者数を増やしたい」そんな問題をすべて解決する手段がTikTokとの併用です。

TikTokとYouTubeを連動させ、TikTokからYouTubeへの誘導が出来れば上記の悩みは解消される可能性が非常に高いです。

YouTubeとTikTokの相性は良く、オススメなのです。

今回は、複数SNSがある中で、どうしてYouTubeとTikTokの掛け合わせなのか、具体的にどうTikTokからYouTubeへ誘導するのか、その際の注意点などについて解説していきます。

YouTubeの特徴とは

YouTubeは今ではショート動画もありますが、主に投稿される動画の長さは15分程の比較的長めの動画が主流です。長いものだと30分~60分のものも少なくありません。

尺が長いので、何かを紹介したり、説明したり、視聴者の方に何かをお伝えする場合に向いています。ちょっとYouTubeでも見ようかな、というような軽い感覚で隙間時間に見るというよりは、何か見たいものや調べたいものがあってYouTubeを見るという方が多い印象です。

そのため30分以上の長い動画であっても面白ければ視聴者は見続けてくれますし、チャンネル自体のファンになってくれるという方も現れます。

チャンネル登録者数、再生回数が上がっていけば収益も見込めるのですがこれからYouTubeを始めるというような新規参入者には厳しく、ある程度の知名度をすでに持っている方でないとなかなかYouTube1つで認知拡大をはかるのはハードルが高く、時間もかかるというのが実情です。

なお、最近はYouTubeショートで再生回数を伸ばすという手法も増えています。YouTubeのショート動画「YouTube shorts」に関する記事はこちらをお読みください。

TikTokの特徴とは

TikTokは長くても1分以内の動画が主で、流行りの音楽に合わせてダンスをしてみたり、視聴者の興味関心を一瞬で惹くようなインパクトの強い動画が主流です。ユーザーは隙間時間でサクッと見ても完結する動画が多いのでちょっと時間が出来たからTikTokでも開こうかなという軽い感覚で利用する方が多いです。

またTikTokの動画は視聴者が検索を掛けて見たい動画を調べて見るというより、オススメに自動的に流れてくる動画を瞬時に見るか見ないかを判断しながら次から次へと動画を流していきます。

TikTokは新規参入者に優しく、フォロワー数の有無や再生回数に関係なく、動画をUPすると一定数視聴される仕組みになっており、このオススメに載るので、新しい視聴者を獲得しやすいという特徴があります。

TikTokの魅力は圧倒的な拡散力なので、その名の通りフォロワー数がいなくても一夜にして動画がバズり物凄いフォロワー数、再生回数を叩き出すなんてことは珍しくありません。

これはYouTubeでは難しいですが、TikTokなら一夜にして有名になることは不可能ではないのです。

TikTokに関する詳しい事はこちらの記事にまとめていますので是非合わせてお読みください。

TikTokとYouTubeを掛け合わせるメリット

TikTokとYouTubeを連動させるとどんなメリットがあるのかについて、今回は主なメリットを3つご紹介していきます。

1.動画の再利用が可能

動画を撮影し、編集するには相当な時間と労力が掛かりますよね。YouTubeとTikTokを両方運用するなんて難しいのではないか、無理なのではないか、と思われがちですが、YouTubeもTikTokも両方動画コンテンツですので再利用することで時間と労力を必要以上に掛けず両立することが可能となります。

2.認知拡大

YouTubeはユーザーが自身の見たい動画を選んで動画を再生するので新規視聴者を獲得し認知度をアップさせていくには、ある程度のチャンネル登録者がいて、動画が再生されていることが必要になってきます。

一方TikTokはユーザーが見たい動画を検索するというよりは、オススメに載ってくる動画を見て見続けるか、飛ばすかを選ぶ人が多いです。フォロワー数関係なく、動画を投稿すればある一定数には視聴してもらえる仕組みになっており、新規の視聴者を獲得しやすいため、YouTubeとTikTokを掛け合わせることによってTikTokの方で新規視聴者を獲得し、YouTubeに流すことでYouTubeの新規視聴者を増やすことが出来るのです。

またYouTubeとTikTokでは主なユーザーの年齢層が異なります。

TikTokは今となっては30代の利用者も増えていますが、活発に活用しているのは10代20代の若年層です。YouTubeは30代以上が活発に活用しているので、TikTokの方の若年層をYouTubeに誘導することで今までと違う層へ認知を拡大させることが可能となります。

3.動画視聴に抵抗のない人を集められる

TikTokを視聴している人は日常的に動画コンテンツを視聴している方が多く、最新の情報や面白い動画を好む傾向があります。なので、この傾向に合わせて切り抜き動画などを作成・投稿することで、認知され興味を持ってもらうきっかけになるかもしれません。

YouTubeと親和性の高いTikTokから誘導することで「動画を視聴することに抵抗がない人」を集めやすい点が、大きなメリットです。InstagramやX(旧Twitter)といったSNSによって特徴が大きく異なり、またそれを使用する人たちの属性も大きく変わってきます。その中でもショート動画というジャンルで共通点が多いYouTubeとTikTokは相性がいいでしょう。

4.再生回数、チャンネル登録者数増加

YouTubeとTikTokを連動させることによって新たな層に認知を拡大させることが可能になれば、再生回数の増加にも繋がり、さらにそこで動画やチャンネルに興味を持って頂ければチャンネル登録者数増加にも繋がります。

YouTubeとTikTokは同じ動画コンテンツではありますが、リーチする層やリーチ方法が違うので、うまく連動させ、掛け合わせることによって、相互交流が可能となり多くのメリットを得られるかと思います。

TikTokからYouTubeへの誘導方法

1.YouTubeの切り抜きをTikTokに投稿する

YouTubeで投稿した動画の面白い所やインパクトの強い部分を切り抜き、TikTokに投稿する。この時にYouTube動画のURLをコメント欄に入れておくと、その全貌が気になった視聴者がYouTubeに流れ、本編を視聴する確率がグンと上がります。

2.YouTube限定の動画を撮影して投稿する

TikTokのプロフィール欄にYouTubeのチャンネルURLを載せておきます。

TikTokでは投稿しないような動画をYouTubeに上げていることも併せて載せておくことで、TikTok動画を見てファンになってくれた方や気になってくれた方がプロフィール欄を見てくれた時にYouTubeも見てくれる可能性が上がります。

3.TikTok動画の説明欄にハッシュタグを付ける

TikTok動画の説明欄に「#YouTubeやってます」などというようにYouTubeチャンネルを持っているということが分かるようなハッシュタグを使うと太字で明記されるので目立たせることができ、オススメです。

TikTokとYouTube連動の際の注意点

1.音源を確認する

YouTubeとTikTokで同じ動画を使用する際は、音源に注意してください。YouTubeでは使用できるがTikTokでは使用できないという音源があります。

2.コンテンツの統一感を意識する

TikTokとYouTubeを連動させる時にはチャンネルの世界観を統一し、動画コンテンツに一貫性を持たせることが必要です。TikTokとYouTubeでアイコンを揃えるなど、TikTokとYouTubeを行き来する際に違和感を最小限に止める工夫をしましょう。

また釣り動画や大げさなサムネイルを用いてTikTokからYouTubeへ誘導しようとするのはオススメできません。YouTubeのアルゴリズムの中には「総再生時間」や「平均視聴時間」といった評価項目があり、釣り動画などで視聴者を誘導できても、結局は視聴者の期待を裏切ってしまう形となりチャンネル全体の評価が悪化してしまうおそれがあるからです。

3.切り抜きは動画をそのまま投稿するのはダメ

TikTokで拡散されるためには「動画の質」がとても大事になってきます。YouTubeの切り抜き動画などを、そのまま投稿してしまうとコピー品として質の悪い動画だと判断され、おすすめに表示されなくなってしまう可能性があります。

TikTokではTikTokアプリ内で編集しているかどうかによって評価が大きく変わります。なので、切り抜き動画を作る時はTikTok内で効果音を入れたり、音楽を付けるようにするようにしましょう。そうすることで動画の質を保つことができます。

その内容に関する事を詳しくまとめていますので、こちらも合わせてお読みください。

まとめ

いかがでしたか。

TikTokからYouTubeへ誘導するメリットや方法、その際に注意する点について理解は深まりましたか?YouTubeとTikTokは同じ動画コンテンツですが特徴が違うのでそれぞれ目的を分けてうまく活用していくことをオススメします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。